9.15 現ラジャダムナン王者と対戦する海人「またさらに強くなった姿を見せる」
9月15日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2018 act.4』のメインイベントで現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ)と対戦するSB日本スーパーライト級王者・海人(TEAM F.O.D)。
ムエタイ最高峰の二大殿堂ラジャダムナンスタジアムでは現在ベルトを保持し、ルンピニースタジアムでも元スーパーライト級王者(現ウェルター級2位にランクイン)のチャムアトーンを相手に、海人はどう戦うのか。最大の試練を前にしたSBの若きエースを直撃した。
――6月のジャオウェハー戦では見事1RKO勝ちでした。
「相手のリズムを崩せて、完全に自分のリズムで戦うことができたのでああいう展開になりました。短期決着は予想通りでしたが、パンチが思った以上に入ったのであの時点で仕留めてしまおうと決めました」
――7月(vsウザ強ヨシヤ)、8月(vs小川翔)にはRIZINで二連戦して連勝しました。2試合も振り返っていかがですか。
「7月はあんまり満足はしていませんがKOで勝てていい感じで次戦につなげられましたが、8月はパンチの速さ、倒すことを意識しすぎて力んでしまい空回りしてしまいました。そうならないように意識して次はもっと強くなった姿を見せたいと思います」
――他団体に出て反響はいかがでしたか?
「シュートボクシングファンだけでなく、RIZINのファンにも声をかけてもらえるようになりましたし、SNSでも反響があったのでシュートボクシングの海人を憶えてもらえて良かったですね」
――久しぶりのヒジなりルールでしたが、やりにくかったですか?
「ヒジあり、なしのどちらでも僕は戦えるのですが、僕的にはヒジありのルールの方が楽しいですし、次はヒジありなのでもっと強い姿を見せられると思います」
――そこで今回、過去最強の相手との対戦が決まりました。最初オファーを聞いたときはどういう心境でしたか?
「そういう相手と対戦できるのは嬉しいので、いつも以上にモチベーションが上がりました」
――タイの二大殿堂スタジアムの1つ、ラジャダムナンスタジアムの現役チャンピオンということで怖さはないですか?
「怖いという気持ちもありましたが、そういう相手に挑戦できるのは自分にとって良いことですし、自分のステップアップにもなるので気持ちを切り替えました」
――試合映像は見られました?
「いくつか見ました。ガンガン前に出てプレッシャーをかけてくるタイプで、ヒジ、ヒザ、ミドル、ハイも全て威力がありました。今までに僕はタップロン、ジャオウェハーと対戦して勝ってますが、彼らとは全然違うリズムですし、レベルも違う本物のムエタイ選手が来たなという印象を受けましたね」
――2016年2月の後楽園に対戦経験のある高橋幸光選手がチャムアトーン選手と8月に対戦したばかりですが、映像は見られました?
「組みの展開が多く、強かったので、そこは警戒しないといけないなと」
――勝利のキーポイントは何でしょう。
「誰が相手でもそうですが、相手のリズムに付き合わないことを重視しないといけないと思っています」
――海人選手が得意とするヒジ打ちが当たる自信は?
「トップのタイ人を相手にヒジを積極的に試していきたいと思います。誰が相手でも相手の土俵で勝つことが一番の理想ですね。来月にラジャダムナンのタイトル防衛戦を控えているようですが、今回きっちり仕留めてあげます。次、11月のS-cupに向けてしっかり臨みたいのですが、まずは今回しっかりと結果を残さない限りは何も言えません。久しぶりのSBのリングになるので、またさらに強くなった姿を見せます」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/16655/