9.15 二階級制覇を狙う深田一樹「“倒す深田一樹”を期待して下さい」
9月15日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2018 act.4』のSB日本スーパーフェザー級(60.0kg)王座決定戦で17歳mの新鋭・上田一哉(シーザージム新小岩/同級3位)と対戦する前SB日本フェザー級王者・深田一樹(龍生塾ファントム道場)。昨年6月には1階級下のSB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹を制し、初防衛に成功している深田が、王座を返上し階級を上
げ二階級制覇に臨む。
――8月11日にモンゴル初のSB大会に出場したばかりですが、次の試合に向けて調整はいかがですか?
「疲れもありましたが、今はいつも通りの練習が出来ています。逆に試合間隔が短い方が調子はいいと思います。モンゴルでの試合では相手のパワーに飲み込まれてしまい、そこで対処し切れなかったので自分の力不足を感じました。対戦相手は、練習とかを含めても今までで一番パワーのあった選手でもありました」
――相手のパワーに負けじと、何度か深田選手が投げ技を見せた場面もありました。
「僕の投げ技も潰されたことでかなり体力を奪われましたし、酸素が薄かったことも理由なのか、疲れるのが早かったですね(開催地となったウランバートルは標高が1300メートルもある高山都市であることから酸素が薄い)」
――またモンゴルで試合をしたいと思いますか?
「機会があればリベンジしたいですね。このままでは終われません」
――深田選手は今回タイトルマッチが決まりました。
「以前に同時二階級制覇を掲げてずっと目標にしてきたタイトルなので獲るしかないですね」
――対戦相手の上田選手についてはどういう印象がありますか?
「倒す力はあるとは思えないですが、上の階級でも試合をしていた選手なので身体が大きい印象があります」
――上田選手は17歳、深田選手は31歳と14つの年の差は気になりますか?
「自分も年を取ったなと(笑)。相手は若いので舐められたくはない気持ちもありますが、年の差はあんまり気にしていません。年を取っても強い人は強いですし、若くても大したことのない選手もいます」
――今回の試合に向けて練習で強化していることはありますか?
「いつも通りに練習していて、試合中に考えて使える技を駆使していきたいと思います」
――階級を上げることでご自身の動きに変化はありますか?
「パワーも上がってますし、減量も楽です。今までに60kg級で何度か試合をしたことがありますが、その時の方が調子はいいなと感じています。これからは倒す試合をしていかないといけないと思うので、“倒す深田一樹”を期待してて下さい」
――二階級制覇後に何か考えていることはありますか?
「まだ先のことは考えてません。とりあえず次の試合に向けて集中するだけです」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/16655/