12.26 海人が前日計量パス&KO決着に自信「全局面で上回って倒す」
2021年12月26日(日)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ最終戦『SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival』の前日計量&会見が25日(土)17時~都内にて行われた。
“チャンピオンカーニバル”と題され、各階級のチャンピオンたちが揃い踏みしタイトルマッチが行われる今大会。会見に同席したシーザー武志会長は「2021年ラストのシュートボクシング(以下SB)興行となりました。今まで他団体の選手との試合ばかり組んできたので、しばらくシュートボクサー対決がなく、今回はキックボクシングとは違う“SB”というものを見せたいと思ってこのカードを組みました。ぜひ明日は各選手は出せるだけの力を出して思い残すことなく頑張ってほしいと思います」と激励のメッセージを送った。
メインイベント(70.0kg契約)で対戦するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)は69.55kg、ジョー・FELLOWGYM(タイ)は69.65kgでクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった
海人は当初、現在空位のSB日本ウェルター級タイトルマッチを行う予定だったが、タイトルマッチにふさわしい相手である外国人の招聘がコロナ禍の影響で難航したため今回は在日のムエタイ戦士のジョーを迎え撃つことに。
会見に出席した海人は「自分の相手が困難していてなかなか見つからない中、今回タイ人が引き受けてくれて試合ができることを感謝しています」とジョーに御礼のメッセージを述べるが、「明日はやらへん方が良かったと後悔してもらう試合をします」とオファーを受けたことを後悔させたいという。
SBでの前戦となった9月大会では元ラットTVスタジアム認定ライト級王者チャンスック・バーテックスジムに判定勝ちするもKOできなかったことを受け、「今回はヒジ、ヒザ、パンチ、蹴りと全局面で上回って倒そうと思います」とKO決着に自信を見せた。
来年の目標に関しては「日本で世界の強豪と戦うのがベストですが、それが難しいのであれば、自分から海外に行く覚悟はあります。今年、世界に行くと言ってそれが実現できていないので、来年は必ず実現させます」と来年こそは世界との戦いをしていきたいとした。
一方、ジョーは「今回、試合を組んでいただきありがとうございます。対戦相手の海人は強い選手ですが、私の方が強いのでそれを証明します」と自信を見せた。その他の選手の計量結果、コメントは以下の通り。
なお、当日券は16時から後楽園ホールにて、全席種を販売。また、これまでの大会と同じく、会場に来られないファンのために今大会の模様を「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信することが決定している。シュートボクサーたちの熱い戦いをぜひご覧ください。下記ページよるご購入いただけます。※申込時にZAIKOアカウントの登録が必要となります。
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=620378
▼セミファイナル 62.5kg契約 ※ヒジ打ちあり
笠原弘希(シーザージム)62.5kg
「今回久々に後楽園ホールで満席で試合ができるというので、たくさんの人の前で試合ができます。今までやってきたことを全部ぶつけてリベンジという熱い戦いをしっかりみんなに見てもらいたいと思います。(前回の試合から今までの2年間でどれぐらい差を付けたと思うか)重森選手はKNOCK OUTでチャンピオンになりましたが、僕は階級を上げてから負けていません」
重森陽太(伊原道場稲城支部)62.5kg
「2年前にSBに初参戦して、2年ぶりに参戦することができました。前回は私が延長戦で勝っていますが、笠原選手はライト級のトップクラスの選手。ここで2度勝つことは意味がある試合になると思います。自分自身の成長のためにも、今後のためにもここは落とせない一戦です。全カードの中で味の違うマッチメイクになりましたが、楽しんでいただけるセミになるのでよろしくお願いします。(前回の試合から今までの2年間でどれぐらい差を付けたと思うか)笠原選手も勝ち続けて勝ち方も凄く綺麗な勝ち方をしているので、差を付けた実感は特にありませんが、明日のひとひつの駆け引きが命取りにもなるスリリングな展開になると思います。私は一生懸命練習してきました。前回勝っているだけに、相手が勝てば僕以上に頑張ってきたことになるので、この2年間は胸を張って自分が頑張ってきたと言えるような試合をしたいと思います」
▼第5試合 SB日本スーパーフェザー級(60.0kg)王座決定戦
笠原友希(シーザージム)60.0kg
「このようなチャンピオンが集まった素晴らしい大会で、タイトルマッチを組んでいただき凄く嬉しいです。相手の手塚選手は凄く強くなっていて、僕も凄くやる気があるので、しっかり倒してチャンピオンベルトを奪いたいと思います」
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)60.0kg
「相手とは3度目の対戦になりますが、2回とも負けているので、3回目でしっかり勝ってベルトを獲りたいと思います。前回はフェザー級で今回はスーパーフェザー級なので、僕の方が強い自信があるのでしっかり勝ちます」
▼第4試合 SB日本スーパーバンタム級(55.0kg)タイトルマッチ
植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)55.0kg
「約2年ぶりにホームリングのSBに帰ってきました。明日は強い植山征紀をお見せします。初防衛ですが、チャンピオンとして防衛してこそ真のチャンピオンだと思うので、明日はレベルの差を見せて圧倒しようと思います。楽しみにしていて下さい」
竹野元稀(風吹ジム/挑戦者)54.6kg
「明日は僕がチャンピオンになって18年ぶりに風吹ジムにベルトを持って帰りたいと思います。植山チャンピオン、よろしく!」
▼第3試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg)王座決定戦
村田聖明(シーザージム)65.0kg
「明日は全力で戦うつもりでいます。ベルトを失ってから時間がだいぶ経ちますが、やはりベルトがあるのとないのとでは発言権は違うのでここでしっかり何としてでも獲って、来年はもっと強い選手とやっていきたいと思います」
イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)65.0kg
「明日はタイトル初挑戦ですが、ここでしっかり取って倒して勝ちたいと思います。明日は(佐藤執斗と)2人でベルトを獲ります」
▼第2試合 SB日本バンタム級(52.5kg)王座決定戦
伏見和之(RIKI GYM)52.3kg
「明日は最後のチャンスだと思って全力を出し切って、しっかりベルトを獲ってその後のことは終わってから考えようと思います。明日は必ず僕が勝ちます」
佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)52.45kg
「プロデビューしてから色んな団体に出させてもらっていますが、SBのベルトが一番欲しいので、それに向けて仕上げて来ました。また色んな目標があるので、ここをしっかり取っていい未来を切り開いていきたいと思います。明日はベルトを獲ります」
▼第1試合 SB日本女子アトム級(46.0kg)王座決定戦
MISAKI(TEAM FOREST)45.85kg
「明日は遂に新設のタイトルマッチです。SBのベルトに挑戦するのは3度目になり、2度敗れています。今回は私の適正階級になるので、めちゃくちゃ気合いが入っています。相手の田渕選手はキックボクシングから殴り込む形で来ていただいたのですが、名前のある強い選手なのでさらに気合いが入って練習をして、凄く仕上げて今ここにいます。明日は楽しみで仕方ありません。スタイルチェンジをして4戦目。変わったMISAKIを明日見せられると思うので、楽しみにしていて下さい。私がチャンピオンになります!」
田渕涼香(拳聖塾)45.3kg
「今回SB初参戦でタイトルマッチということでオファーをいただきました。兄(田渕神太)がSBに出ていますが、投げ技、絞め技ありのルールなので楽しみな部分もありますし、46kgの試合は初めてなので凄く楽しみです。タイトルマッチということで気合いが入っているのでMISAKI選手、よろしくお願いします」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/24590/