2.10 RISE・伊藤隆代表が海人VSペットモラコットを語る!「ペットモラコットは技の引き出しが多く、相手の光を消すことが上手い。海人選手は倒して勝つしかない」
2024年2月10日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.1』のメインイベントで対戦するSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)と元ONEムエタイ世界フェザー級王者ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)。この世紀の一戦をRISE・伊藤隆代表が語った。
――ペットモラコット選手と海人選手が対戦することが決まりました。最初にこのカードを聞いたときはどう思いましたか。
伊藤 世界の強豪を相手に連敗は許されないので、海人の真価が問われる一戦になると思います。シュートボクシングはよくこういう相手をぶつけてきたなと。シュートボクシング、海人が強いやつとやっていきたいという考え方がRISEと同じものだということが再確認できました。
――最近のペットモラコット選手に関してはどういう印象がありますか?
伊藤 対戦相手にとっては非常にやりづらいでしょう。長いリーチがあり、ヒジなしルールであのペトロシアンとやって大差ない試合をやっていて、この選手がこう攻めてきたらこうするといったいろんな引き出しがありますし、相手の光を消すのも上手いです。
――どういう戦いになると予想していますか。
伊藤 SBルールですが、海人は投げにこだわらない戦いをするので、ヒジありということでペットモラコットは非常に有利だと思います。ペットモラコットはリーチが長いことで対戦相手はみんな、中に入れません。そこをどう崩せるかがポイントになるのかなと。昨年8月、リーチの長いティジャニ・ベスタティ戦で海人は光を消されて苦戦したことで、その課題をどうクリアーして今回臨んでくるかが楽しみです。
――海人選手とペットモラコット選手は共にヒジが得意ですが、両者に差はありますか?
伊藤 組んだ展開だと、ペットモラコットに一日の長があると思います。組み力は強いですし、離れた瞬間にヒジを振ったら斬ってくる怖さもありますよね。組みヒザの距離で勝負してくるペットモラコットをクリアーできたら海人には勝機が見えてくるでしょう。
――ずばり勝敗予想もお願いします。
伊藤 ペットモラコットは頭もよくて相手の光を消すのが上手く、判定までいってしまうと不利になるので、海人は倒すしかないと思います。
――RISE王者としてどういう戦いを見せてほしいですか。
伊藤 RISE王者はやはり白黒はっきり付ける試合をするので、KO勝ちを期待しています。僕も当日会場に行くのでRISEミドル王者の強さも見せてほしい。GLORYタイトル再挑戦の道につなげるためにも、絶対に勝ってほしいと思います。
▼第8試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ONEムエタイ世界フェザー級王者)
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