シュートボクシング

2.10 世界各国・あらゆる格闘技を迎え撃つ!これが格闘技の最大公約数=シュートボクシング流の世界発信だ

2024年2月10日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.1』に向けた[特別コラム]を公開いたします。

「世界各国のジム・団体と交流関係を築き、40周年に向けてシュートボクシングという団体を世界に発信する」(緒形代表)

メインイベントでシュートボクシング世界スーパー・ウェルター級王者の海人が、元ONE Championshipムエタイ世界フェザー級王者ペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに挑む今大会。シュートボクシングの精鋭たちが世界各国・多種多様なファイターたちを迎え撃つことなり、昨年11月の後楽園大会に続いて“日本VS世界”がテーマの大会となった。

海人と共にムエタイの強豪と拳を交えることになり、セミファイナル(第7試合)に大抜擢されたのが山田彪太朗だ。彪太朗は6月・11月のムエタイ戦士に連勝中で、今回はペットモラコットと同門、True4U 54kgトーナメント優勝の実績を持つペットシートーン・ソー・サクナリンと対戦する。

ペットシートーンは長身で左ミドル&首相撲を得意とし、相手の持ち味を消すタイプのムエタイファイターだ。今回でVSムエタイ3連戦、そしてキャリア初のセミファイナルを任された彪太朗は「相手の得意な展開に付き合うと試合自体も面白くない試合になると思うので、試合を盛り上げるためにもガンガン前に出てパンチで倒したい」とパンチでのKOを宣言。試合結果はもちろん、試合内容でも勝負の一戦だ。

第6試合の笠原友希は4試合連続での国際戦で、韓国のK-COMBATライト級王者のソン・ジェミンと対戦する。友希はVSムエタイが続く彪太朗とは違い、タイのシンダム・サンライズジム、ヨーロッパのスナイ・ミフター、そして韓国のジェミンと国とバックボーンが異なる選手たちとの試合が続く。ジェミンは散打出身で、韓国のMMA団体「ROAD FC」でMMAの試合も経験しているトリッキーな戦い方が特徴的だ。

この曲者相手の“異種格闘技戦”を前に「僕はタイの選手とやることが多かったんですけど、前回はヨーロッパの選手が相手で、今回は韓国の選手ということで、また違ったスタイルの敵を迎えられるので凄く楽しみにしています」と笠原。「僕はシュートボクシングという競技にプライドを持っていますし、このシュートボクシングを盛り上げるために頑張りたい。僕は投げも使うし、自分自身の技で勝ちたい」とシュートボクシングを体現する試合をしたいと語っている。

第5試合・第4試合にはオープンフィンガーグローブ(以下OFG)マッチが並んだ。この2試合はアメリカのMMA団体「COMBATE GLOBAL(コンバッテ・グローバル)」との対抗戦で、第5試合でイモト・ボルケーノがパトリック・ルヘイン、第4試合で手塚翔太がミハエル・レイズを迎え撃つ。

イモトは昨年OFGマッチで国内のMMAファイターに2戦2勝、いよいよOFGマッチで国際戦に打って出る。一方の手塚は昨年長期欠場から復帰し、年末にはシュートボクシング香港大会でタイトル(香港Energy Fightインターナショナル・スーパーフェザー級王座)を獲得し、今回がOFGマッチ初挑戦だ。

“日本VS世界”という一つのテーマのなかにも、立ち技において避けては通れないムエタイとの闘い、異種格闘技戦、OFGマッチでのアメリカMMA団体との対抗戦など、多種多様な戦いがある。また第1~第3試合の日本人対決にもシュートボクシングの現役ランカー=RYOTARO、風間大輝、小林大樹に加え、元空手家の都木航佑、レスリング出身の翼、ムエタイスタイルの小原俊之と様々なバックボーンを持った選手たちが名を連ねた。

この多様性こそシュートボクシングの真骨頂。シュートボクシング協会・緒形健一代表は来年2025年の創立40周年に向けて、今年はシュートボクシングを世界に発信する1年にしたいと語った。

「今年は、今回のペッティンディーアカデミージム、韓国のROAD FC、アメリカのCOMBATE GLOBALといった、世界各国のジム・団体と交流関係を築き、40周年に向けてシュートボクシングという団体を世界に発信していきたいと思います。シュートボクシングはシーザー武志会長が最初に作られた、武士道の理念に基づいて取り組んでいます。。僕はシュートボクシング=格闘技の最大公約数だと思っていて、シュートボクシングにはキック、ムエタイ、MMAなど色んな選手が出ることが可能です。その中で立ち技では誰が一番強いのかをシンプルに決められるのがシュートボクシングのリングだと僕は思っているので、今年は様々なジム・団体と交流をしてシュートボクシングが立ち技最強というところを見せていきます」

シュートボクシング流の世界への発信。今大会はその本格的な第一歩だ。

<全対戦カード>

▼第8試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ONEムエタイ世界フェザー級王者)

▼第7試合 58.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
ペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ/True4U 54kgトーナメント優勝)

▼第6試合 60.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
ソン・ジェミン(韓国 /K-COMBATライト級王者)

▼第5試合 65.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級王者)
vs
パトリック・ルヘイン(アイルランド/COMBATE GLOBAL)

▼第4試合 60.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/香港Energy Fightスーパーフェザー級王者、SB日本スーパーフェザー級1位)
vs
ミハエル・レイズ(アメリカ/COMBATE GLOBAL)

▼第3試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/KROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者、SB日本ウェルター級1位)

▼第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R  ※ヒジあり
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級3位)
vs
小原俊之(キング・ムエ/HOOST CUP日本EXミドル級王者)

▼第1試合 53.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
小林大樹(龍生塾/SB日本バンタム級3位)
vs
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級5位)

大会概要はこちら


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