シュートボクシング
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10.11 川上叶「僕が他団体の選手をしっかり完封する」

 2025年10月11日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.5』で牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦する川上叶(龍生塾)。7月の前戦では内藤凌太に完勝し、今回S-cup最終査定試合に臨む。RISEからの侵略者を阻止することはできるか。

――先日はSB40周年記念パーティーに参加されていましたが、たくさんのOB・OGと交流を深めてどうでしたか?

川上 めちゃくちゃ緊張しましたね(苦笑)。すごくたくさんの人が来ていて、SBの歴史を感じましたし、モチベーションが上がりましたね。あれだけ多くの人に僕の試合も見られているんだなと思ったら、これからは絶対に勝ち続けたいと思いました。

――川上選手はお父さんが元シュートボクサーだけに、小さい頃からSBの映像を見ていたんですよね。好きなシュートボクサーはいましたか?

川上 僕の世代的にK-1MAXにも出ていたアンディ・サワー選手の試合をよく見ていたので、やはりアンディ・サワーが好きです。いや、みんな好きです(笑)。

――アイドルみたいなこと言いますね(笑)。パーティーではOBから声を掛けられました?

川上 「頑張れよ」とか結構、声を掛けていただき、あまり知られていないと思ったら、みんなは僕のことを意外と知ってくれていたので嬉しかったですね。

――そういう中で、今回11月のS-cup世界フェザー級トーナメントの出場を懸けた査定試合が決まりました。

川上 前回7月の愛知大会の査定試合で内藤凌太選手に明確な差を付けて勝ち、出場は確定したとは思っていないですけど、SBは僕に対して厳しいですね(苦笑)。冗談ですけど、以前から10月大会にも査定試合が組まれるかもとは言われていたので、仕方ないですね。でも実はS-cup出場が確定していて、今回はトーナメント前哨戦として捉えとけばいいかと思っていたら、「今回の最終選考試合は結果はもちろん、試合内容が問われることになる」とリリースされたカード見所で書かれていたじゃないですか。まあ、そうかもしれないけど、SBは僕に対して厳しいなと。もはやいじめです(苦笑)。

――ご自身としては、内藤選手を完封してS-cup出場は確定したという手応えもあったんですか?

川上 自分がやりたいことはできたんですけど、まだ倒し切ることはできなかったので仕方ないのかなと。

――内藤選手をあそこまで上回っていて、倒し切れなかったのは何が理由だったと思いますか。

川上 内藤選手は今までにKO負けはほとんどないので、自分が途中で諦めてしまいました(苦笑)。試合の中盤ぐらいに『このまま攻めても、もうこれは倒れへんな』と思ってしまったんです。自分はそういう悪いところがあって、途中から自分の上手さを見せる戦いに切り替えてしまいましたね。以前に、内藤選手が所属しているBELLWOOD FIGHT TEAMに出稽古に行ったことがあり、鈴木博昭代表のローやボディを思いっきりやられても、みんなめっちゃ耐えていて打たれ強いんです。

――内藤選手は負けてしまいましたが、先日開催されたKNOCK OUTで急遽KNOCK OUTのタイトルマッチに挑戦しました。昨年4月にKNOCK OUT参戦経験のある川上選手としてはどう思いましたか。

川上 納得いかなかったことはないですけど、僕は内藤選手に勝っているのでタイトルに挑戦したかったのですが、すでにSB10月大会出場が決まっていたので仕方ないですね。

――今回の相手、牧野騎士選手にはどういった印象がありますか?

川上 試合映像は見たんですけど、あんまり分からないですね。原口健飛選手のジムの選手だけに動き方がちょっと原口選手チックみたいな感じですよね。警戒するポイントとしては、やはりパンチ力はあるんちゃいますか? 植山征紀さんが6月大会で倒されているので、一発はありそうやなと。シュートボクサーの二連敗だけは絶対にあかんですね。

――今回は倒し切るイメージはありますか?

川上 もちろんそこを目指します。

――内藤戦のように途中で諦めることはないですか?

川上 もしかしたら3ラウンド後半までに倒せなかったら諦めるかもしれないです(苦笑)。冗談ですが、今回はS-cup査定試合なので最後までKO狙いで行きます。次こそは勝って、出場の確約をもらいたいですね。勝ったら文句ないでしょと思うんですけどね。ちなみに前回大会で安本晴翔君は査定試合でダウンを取って判定勝利、山田ツインズは2人とも判定勝ちでしたが、それで良かったんですかね? 僕は内容が問われるみたいなので、もう倒し切ることしか求められてないのかなと。

――そのS-cupでは、山田ツインズ対決が実現するかどうかも注目が集まっています。

川上 僕がそれを阻止したいところなんですけど、厳しいんじゃないですか? そんな上手いこといかないでしょ。僕もそうですけど、世界トーナメントなんで、みんな強い選手が出ることになるわけですし。

――今年4月にSB日本フェザー級タイトルマッチで敗れている山田彪太朗選手に対してはどういった気持ちがありますか?

川上 あいつには腹が立ちますね(笑)。彼とは3回対戦して僕の1勝2敗ですが、4回目やれば次は絶対勝ちます。

――小さい頃から見てきたS-cupの舞台で優勝することしか見えてないですか?

川上 そうですね。そこしか見えてないです。S-cupってめっちゃいい舞台じゃないですか。演出とかも派手で、あの雰囲気がめっちゃ好きなんです。S-cupで優勝したら師匠の吉鷹弘さんにも認めていただけるのかなと。あと、シュートボクシングだけで食べていけると思っています。まずは次の試合ですね。僕が他団体の選手をしっかり完封するので楽しみにしてください。

▼57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
川上叶(龍生塾/SB日本フェザー級1位、第6代SB日本フェザー級王者、初代SB日本バンタム級王者)
vs
牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM/第5代DEEP☆KICK -57.5kg王者、RKS KICKルール スーパーバンタム級王者)


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