シュートボクシング

7.16 急遽相手変更の竹野元稀、逆転KOで激闘を制す

シュートボクシング協会/グラップリングシュートボクサーズ
「SHOOTBOXING 2017 YOUNG CEASER CUP CENTRAL #20」
2017年7月16日(日)愛知・ホテルプラザ勝川
 
▼メインイベント 第9試合 スーパーバンタム級ランキング戦 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限
○竹野元稀(風吹ジム/SB日本スーパーバンタム級8位)
KO 2R1分57秒 ※スタンディングフロントチョーク
×田淵神太(拳聖塾)
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9_1ヤングシーザー杯生え抜きの20歳・竹野が地元・愛知で3度目のメインイベンターに大抜擢。前戦となった6月の後楽園大会ではトップコンテンダーの植山征紀に判定負けを喫したものの、互角の打ち合いを展開し今後の可能性を大いに感じさせた。当初は、SB東北期待の新鋭、19歳の亜月(秀晃道場)と対戦を予定していたが、亜月は14日未明の交通事故による負傷でドクターストップ。急遽、18歳の空手家・田淵との対戦となった。田淵は週一で試合に出場している鉄人だという。
 
1R、竹野がプレッシャーをかける中、重みのあるローからパンチにつなぐ田淵が左フックを当ていきなりダウンを奪う。竹野は華麗な投げ技でシュートポイント(SP)を奪い返したが、田淵は右ボディストレートでダウンを追加する。
 
巻き返しを狙う竹野は、2R、プレッシャーをかけ投げ技でSPを追加。強打のロー、パンチを振るう田淵を捕まえた竹野はスタンディングフロントチョークを極めると田淵はタップ。竹野が逆転KO勝ちで場内から大きな拍手が送られた。 
 
▼セミファイナル 第8試合 SBvsMAXFC日韓交流試合
○二田水敏幸(ネックススポーツ/SB日本スーパーバンタム級4位)
判定3−0 ※30−27、30−28、29−27
×ユ・ジン(韓国/IKSAN X GYM/MAX FC)
 
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8_11R、サウスポーのユは強烈な左ストレート。二田水はもらいながらも首相撲からのヒザを当てていく。距離を取りたいユはパンチで突き放すが、二田水は長いリーチを活かしてブロックしながら組み付いてヒザ蹴りを当て優位に立つ。2R、ユの左ストレートを何度か被弾しながらも強引に組み付いてヒザを当てる二田水。3R、圧力をかける二田水はユをコーナーに追い込みヒザから連打を浴びせダウンを奪う。大差を付けて判定勝ちした二田水は「韓国の強い選手に勝つことができました。僕は40を超えてそろそろベルトにかかる試合をしたいです。何とかこぎつけたいので応援よろしくお願いします」とマイクアピールした。


7▼第7試合 62kg契約 スターティングルール 2分3R延長2R
○西川創太(志真会館)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−28
×山内慎司(風吹ジム)
 
1R、キレのいい右ミドルの西川に対し、山内はミドルを受けながらも左ストレートからパンチ連打につなぐ。激しい打撃戦は2Rも続き、徐々に西川が右ミドル、パンチを的確に当て勢いは止まらない。3R、ワンツーの連打で巻き返しを狙う山内に、西川は右ストレートでぐらつかせる。最後まで蹴りを上下に蹴り分け、パンチにつなぐ西川が判定勝ちした。
 
6▼第6試合 SBウェルター級(67.5kg) スターティングルール 2分3R延長2R 
○イモト(グラップリングシュートボクサーズ)
判定3−0 ※三者とも30−26
×キム・ギュニャン(韓国/FEARLESSGYM/MAXFC)
 
1R、ワンツー主体で勢いよく攻めるキムに、イモトは投げでいきなりSPを奪う。何度も投げにトライし、終了間際にはスタンディング肩固めでキャッチポイントを奪い、投げでSPを追加。2R、イモトのパンチでキムは鼻血を出しながらも気持ち折れることなく前進。イモトは投げを狙い、左ハイもヒット。3R、キムは攻撃をもらってもゾンビのように前に出続ける。イモトは組み付いて肩固めにトライ。終盤には攻め疲れのイモトだが、顔面前蹴り、パンチを当て判定勝ち。
 
5▼第5試合 -72.0kg契約 スターティングルール 2分3R延長2R
○RARDA(ネックススポーツ)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
×渥美尚也(killer Bees)
 
プレッシャーをかけるRARDAはバックブロー。渥美は終盤にはパンチのラッシュを仕掛ける。2R、蹴りをキャッチしたRADRDは投げ狙うも、渥美はこれを阻止して逆に投げ狙い。慎重な攻めのRARDAに、渥美は手数で上回り、パンチ連打を見舞う。3R、手数は少ないながらもミドルとパンチを的確に当てるRARDAが僅差の判定勝ちを収めた。
 
4▼第4試合 -62kg契約 スターティングルール 2分3R延長2R
○河野匡彦(キック塾)
延長判定2−0 ※10−9、10−10、10−9
×宮田敦仁(ストライキングジムアレス)
※29−29、30−29、29−29
 
1Rから激しい展開。前蹴りから前に出る宮田に、河野は下がりながらも左右ローを返す。お互いに手数を出し合う攻防はフルラウンド続き本戦はドロー。延長戦でもお互いに前に出る接戦に。河野が左ミドル、右ローを上下に蹴り分け、パンチもヒットさせた河野が接戦を制した。
 
3▼第3試合 68.0kg契約 スターティングルール 2分3R延長2R
○門馬祐輔(秀晃道場)※デビュー戦
TKO 2R1分17秒 ※レフェリーストップ
×前田洋平(KANALOAGYM)
 
1R、大振りのパンチで前に出る前田に、門馬もパンチで応戦しヒザ蹴りでダウンを奪う。的確に攻撃を当てていく門馬は2Rにスタンディングフロントチョークでキャッチポイントも追加。さらに2度のダウンを追加したところでレフェリーがストップし、門馬がTKO勝ち、ヤングシーザー杯も獲得した。
 
2▼第2試合 49.5kg契約 スターティングルール 2分3R延長2R
○TOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ豊橋)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
×ほのか(KANALOAGYM)
 
1R、ワンツーを出すほのかに、TOMOMIは負けじと手数を出して前進し右ストレートを当てる。2R、ほのかは前蹴りも、TOMOMIの連打は止まらない。3R、連打をもらうほのかは首投げを狙う。TOMOMIはこれを阻止に逆に首投げ狙いへ。最後まで手数を出して前にでるTOMOMIが判定勝ち。
 
1▼第1試合 58kg契約 スターティングルール 2分3R延長2R
○大西 翼(風吹ジム)
判定3−0 ※30−27、30−26、30−27
×池田 勉(TIA辻道場)
 
1R、お互いに蹴り主体の攻防の中、大西が右ロー。前に出る池田に、大西はローからパンチにつないで手数を増やす。2R、積極的に前に出る池田に、大西が右ストレートでぐらつかせフロントチョークでキャッチが入る。3R、主導権を握る大西は右ストレート、左ボディを効かせてから池田をコーナーに追い込みパンチ連打でダウンを奪う。判定で大西が勝利した。
 
▼オープニング第2試合 アマチュアファイト
○近藤大晟(ストライキングジムアレス)
判定3−0 ※三者とも20−18
×土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見)
 
▼オープニング第1試合 アマチュアファイト
○和田蒼空(グラップリングシュートボクサーズ)
判定3−0 ※20−19、20−19、20−18
×寺田吟(ストライキングジムアレス)
 


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