シュートボクシング

7.6 SBルール初挑戦のKINGレイナ「“腕逆パキ”が決まりそう」

7月6日(金)東京・TDCホールで開催される女子格闘技の真夏の祭典『SHOOTBOXING Girls S-cup~48kg世界トーナメント2018~』でキム・ヨンギ(韓国)と対戦する女子MMAファイター、KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)。SBルール初挑戦となるレイナは、10年を超える柔道歴を持ち投げ技を得意としていることからSBルール向きの選手といえるだろう。

――シュートボクシング初参戦が決まりました。
「再戦なので前回と同様、綺麗に一本取って勝とうかなと。相手の戦い方もわかってますから。ルールが心配なだけです」

――昨年9月、DEEPのリングで対戦した時はどのような印象がありますか?
「打撃しかやってこないなと。あとは組み技がそんなにうまくない印象があります」

――そのヨンギからは「前回は打撃にびびったKINGレイナが途中でグラウンドに逃げて勝った総合ルールの試合だった」とコメントしてます。
「MMAで私の得意な展開が寝技なのでそこで勝負しただけであって、逃げたわけではないです。どんな気持ちでそんなこと言っているんでしょうね」

――挑発メッセージを聞くとイラつきます?
「イラっとするというか、負けたのによくそういうことを言えるなと」

――レイナ選手はMMAで打撃を積極的に出すファイトスタイルですが、今回SBということでさらにアグレッシブなスタイルになりそうですか?
「そうですね。私が所属しているジムがキックボクシングジムなんです。ジムの代表は『SBでしっかり倒して次の8月のRIZIN名古屋大会に向けて一コマ進めたい』と言われてました」

――シーザージムでも練習されているとお聞きしました。
「SBルールがわからなく、組みついてからどこまで攻撃していいのかの確認をしています。立ち技をやっていて投げ慣れている選手を相手にしないと投げる練習が出来ません。普通のキックボクシングジムだと、投げて受け身が出来る選手はそんなにいませんから」

――柔道時代のレイナ選手が得意としていた投げ技は何でしょう。
「元々、内股が得意でした。私はMMAをやり始めてからは脇を指して大腰の投げ方で投げてきたので、RIZINでは自分よりも大きな選手を投げることが出来ました。基本的に首投げだと、大きな選手を相手にすると重くて首が抜けてバックに付かれてしまう危険性もありますから。SBでも体勢を低くしてから脇を指して大腰をやるようにします」

――SBでは立ち関節技も認められています。
「あんまりSBでの立ち関節がわかっていません。相手が組みついてきたときに手が伸びているので自分の腕で上から押さえつける“腕逆パキ”が決まりそうです」

――試合に向けて用意している技はあります?
「回転系の技を練習しているので出そうかなと。後ろ回しをしながら相手の後頭部やボディを打つ練習をしています」

――技をそこまで詳細に明かしていいんですか(笑)
「韓国人なのでこのインタビューは読めないですよね(笑)。でもバレても私の方が強いですから」

――ちなみに試合ではスパッツを履く予定ですか?
「そうですね。もうデザインが出来ていてスパッツで臨みます。レガースも用意してますよ。楽しみにして下さい。会場の視線を釘付けにしますよ」

――もし今回手応えがあれば、SB定期的な参戦もありますか?
「シーザー会長から言われていて、私は全然問題ありません。目標であるUFCのチャンピオンに向かって、打撃の技術を上げるために色んなものに挑戦していきたいと思ってます」

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/news/fight/16118/


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