9.15 タイトル初挑戦の笠原弘希「弟に先越される前に何が何でも獲る」
9月15日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第四戦『SHOOT BOXING 2018 act.4』のSB日本フェザー級王座決定戦で元貴(DAB/同級3位)と対戦する笠原兄弟の兄・弘希(シーザージム/同級1位)。弟・友希は同大会で行われるSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝に出場し、勝ち進めば年内に兄弟揃っての戴冠の可能性もある。弘希のベルトへの想いを訊いた。
――試合が近づいてきました。
「だいぶいい感じで仕上がってきています。試合では自分はどうしても単発な攻撃になってしまうので、そうならないように練習ではコンビネーションを意識しています」
――今回、タイトル初挑戦が決まりました。
「以前にノンタイトルマッチで当時のチャンピン(=深田一樹)とやらせてもらったことがありましたが(笠原が4R判定負け)、今回はいつも以上に気合が入っています」
――今自信ある技は何でしょう。
「狙っているのであまり言えませんが、左全般の攻撃を出していきたいと思います。それが当たれば間違いなくKO出来ます」
――対戦相手の元貴選手とは2017年6月の後楽園大会で対戦し勝利しています。どのような印象がありますか?
「自分よりもテンポが早く、コンビネーションがうまかった印象があります。あの試合から時間が経ってお互いに成長していると思いますし、前回は元貴選手にとって納得のいく判定結果ではなかったと思うので、今回はキッチリとKOしてベルトを獲らせていただきます」
――弟の友希選手は今大会、SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝(vs川上叶)に出ていて勝てば、11月のS-cupではタイトルマッチです。年内に兄弟揃っての戴冠の可能性もありますが、意識してますか?
「意識してます。自分がここで落としてしまうと弟に先を越されてしまうので僕が先に何が何でも獲らないといけないと思っています」
――タイトルを獲ったらどういう戦いをしていきたいですか?
「魅せる試合を意識してチャンピオンらしい戦いをしていきたいですね。RENAさんや海人選手、内藤選手など強いシュートボクサーは他団体でも実力を発揮しているので、僕もベルトを獲って他団体のチャンピオンクラスと勝負してSBの強さを見せつけていきたいです」
――最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「今回トリプルタイトルマッチの中でも、自分が一番面白い試合をするので声援よろしくお願いします!」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/16655/