シュートボクシング

11.18 “爆腕”大月晴明「西岡を全力で倒す」

11月18日(日)東京・両国国技館にて開催される2年に一度のシュートボクシング(以下SB)の祭典『SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT 2018』でSB日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)と対戦する元WPKC世界ムエタイ・ライト級王者・大月晴明(マスクマンズ)。44歳ながらも強打のパンチを武器に日本のトップ戦線で活躍する“爆腕”が2013年12月の大阪大会以
来、5年ぶりにSB参戦を果たす。

――2013年12月の大阪大会以来、5年ぶりの参戦のシュートボクシング(以下SB)参戦が決まりました。SBにはどういうイメージがありますか?
「投げ技、立ち関節技をやったことがないので難しくて怖さがあります。試合が決まってからちょっとだけ防御法をやりました」

――ご自身が逆に投げ技、立ち関節技をやる可能性は?
「ないですね(苦笑)。ちょっとだけやってすぐに試合で出来るものではないのでいつものスタイルで勝負するだけです」

――大月選手のあの大振りの独特なモーションから出されるパンチはどうして当たるのでしょうか。
「運がいいんでしょうね(笑)。運が良い悪いは結構大きく勝敗に関わってくるもんなんですよ。あと、練習の賜物だと思います」

――あのスタイルはどのように生み出されたんですか?
「昔から練習に行っている伴流ボクシングジムのスタイルなんです。スタイルにもブームがあって、当時のジムには僕みたいな戦い方をする選手が多かったですね。ボクシング元日本スーパーバンタム級チャンピオンの芹江匡晋さんもそうで、僕とそっくりの戦い方をするんですよ。ボクシング現WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンの伊藤雅雪も伴流ジムですが、あいつは全然違うスタイルですね」

――対戦相手の西岡選手についてはどのようなイメージがありますか?
「9月の村田(聖明)選手との試合を見ました。後楽園ホールで生で実際に見ていて若くて強い、ハードパンチャーという印象を受けました」

――どういう試合になりそうですか。
「ガンガン来るタイプではなく、フットワークがうまい選手なので、もしかしたら自分が追いかける展開になるのかなと」

――西岡選手は19歳と若い選手ですが、年齢差25は気になります?
「まだまだ若い選手には負けないという、同年代の人に見せたい意地はありますよね」

――西岡選手は大月選手の戦い方が好きでよく昔の映像を見ていたそうです。
「嬉しいですね(笑)。僕のファンだったという選手と戦うことは今までにも結構ありまし、そういう選手は思いっきり戦ってくれるので僕の方も燃えてきます。よく僕の試合を観られていたということは、研究されているということですよね。西岡選手と以前に話したことがあって凄く好青年だった印象がありますが、試合なので全力で倒しにいきます」

――試合テーマはありますか?
「毎回のことですが、倒しにいくことですね」

――大月選手は1999年にプロデビューして、今回が52戦目。未だトップ戦線で戦い続けられる秘訣はありますか?
「練習を真面目にやってますし、若い選手とも一緒にやっているので刺激をもらっています。疲れないような工夫もしてますし、何よりも大切なのは戦う気持ちを切らさないこと。来年10月で20年目なので、とりあえずそこまでは頑張りたいですね」

――まだ早いですけど、次の一戦をクリアーしての来年の目標はありますか?
「今までと変わらず闘争心、強い気持ちを見せられる戦い方、試合をしていきたいですね」

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/19323/


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