シュートボクシング

郷野聡寛がS-cup査定試合の第一関門を突破!鈴木悟に対戦アピール


 総合格闘家・郷野聡寛(フリー)がS-cup出場へ向けて一歩前進。7月21日(土)東京・ディファ有明で開催された『DEEP TOKYO IMPACT 2012 in DIFFER ARIAKE』で郷野がS-cup出場査定試合としてSBルールに挑んだ。

 郷野はシュートボクサーの象徴であるロングスパッツを着用しての登場。対する“KID HMC”SAGE(ハワイ/Team HMC)は総合格闘技15戦12勝3敗、キックボクシングルールは5戦を経験している。

 1RこそSAGEが強烈な右ローからの右のパンチで郷野を苦しめたが、郷野はジャブを主軸にしてノーモーションの右ストレート、パンチから蹴りにつなぐコンビネーションでSAGEを圧倒。3R、逆転の投げを狙うSAGEに郷野はパンチと蹴りを織り交ぜて上下に揺さぶり、ノーモーションの右ストレートをヒットさせ、バックブローも繰り出す。パンチをまとめ打ちする場面もあり、郷野が危なげなく勝利した。

 試合後のマイクアピールでは、「次は鈴木悟とボクシングだけで勝負したいね。野木(丈司)トレーナー(内藤大助のトレーナーとして知られる)とずっと一緒にやってきたので、1回だけ野木さんと一緒に戦いたい。俺は元ボクシングのチャンピオンにいきなりローを蹴るようなことはしないから、手(パンチ)だけでやりたい」と、元プロボクシング日本ミドル級王者で現SB日本スーパーウェルター級王者である鈴木とのボクシング勝負を希望した。


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