シュートボクシング

4.27 先鋒戦に登場するUMA「海人との試合が見たいと思わせられるように勝ち続ける」

4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2019 act.2』のSHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 先鋒戦でSB日本ウェルター級1位・奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)と対戦する元REBELS 65kg級王者UMA(K&K BOXING CLUB)。独特なリズムから繰り出される飛びヒザ蹴りや後ろ回し蹴り、
前蹴りは奥山にとって脅威となるか。

――今回SBvsREBELS対抗戦の出場が決まりました。心境はいかがですか。
「今年初戦ですし、僕は今年1月に札幌から東京に出てきてクロスポイント吉祥寺に出稽古でお世話になっていてその初めての試合でもあるので、相手のことは関係なくしっかり結果を出せたら、と思います」

――UMA選手は札幌在住でありながら、昨年のS-cupで準優勝など結果を残されてますが、どうして上京しようと思ったのでしょう。
「昨年8月3日のREBELSで健太選手とやらせていただいて判定(1-2)負けした翌日に、REBELSの山口元気代表から“このままトップどころとやって惜しくも負けるような選手で終わって欲しくない”と熱いメッセージを戴きました。自分はこの一戦で勝ったら次につながるというところで落としてしまうパターンが多く、S-cupでもそうでした。札幌のジムで練習して東京の選手を倒すことが1つの目標でもありましたが、そういう綺麗ごとも言ってられないなと。そろそろしっかりと結果を出さないといけないというのが強くあり、せっかく戴いた話なので上京することにしました。約1~2年間ぐらいは東京で暮らして結果を残さないといけないと思っています」

――クロスポイント吉祥寺には不可思選手、小笠原兄弟、T-98選手とトップ選手が揃っていますが、そういう環境で揉まれてどうですか?
「自分のちっぽけさ、実力のなさを毎日痛感しながら練習しています。元々、自分はフィジカルトレーニングを全然やっていなかったので、みんなと一緒にやらせてもらい、筋肉の面では全然通用しないと再確認出来ました。あと札幌ではなかなスパーリング
が出来る環境ではないのですが、今は毎日のように実力が上の選手たちと手を合わせることができ、試合の感覚で臨めるので自信につながっています」

――UMA選手は足技メインのトリッキーなスタイルでしたが、スタイルは変わらずですか?
「クロスポイント吉祥寺ではタイ人がトレーナーなので“ちょこちょこ動くな”と毎回怒られるのですが、そこでムエタイスタイルに完全移行したら自分の良さがなくなると思っています。ムエタイスタイルを素直に聞きながら自分の良い部分を忘れずに、その二つをブレンドさせていこうと思ってます」

――対戦する奥山選手についてはどのような印象があります?
「試合映像をあまり見ていないので何とも言えませんが、実力は間違いなくあるでしょうね。僕は今までに色んなタイプの選手とやっているので、自分の力をしっかり出せれば問題ない相手だと思っています」

――団体対抗戦というのは意識してますか?
「僕は一度REBELSの65kg級チャンピオンになっていたので対抗戦のメンバーに選ばれたのかなと。他のメンバーは知名度は抜群で日本を代表する選手ばかりなので他の選手に恥ずかしくないようにベストな試合を見せたいと思ってます」

――昨年11月のS-cupでは海人選手に敗れて準優勝に終わりましたが、あの結果はご自身でどのように捉えてますか?
「自分の力を出し切った結果だと思ってます。内容に関して後悔はありませんが、正直なところ決勝戦に関してはボロボロな状態だったので、次は万全な状態で海人選手に挑戦したい気持ちがあります。口で言ってもしょうがないので、一つ一つ自分の実力を見せていき、もう一回万全な状態で海人選手との試合が見たいとみんなに思わせられるように勝ち続けるだけですね」

――決勝戦では、シュートポイントにはなりませんでしたが足を負傷した状態で海人選手を投げる場面もありました。
「正直、足が痛くて勝つのは無理だとわかっていました(苦笑)。プロとして見せ場を作りたいと思っていたので開始直後にだけ出来る限りのことをやろうと思っていきました。それも通用せずやられました……」

――一回戦、準決勝と投げを連発してましたが、柔道がベースにあるのでしょうか?
「小学生から高校を卒業するまで日本拳法を10年間やっていて、日本拳法では打撃だけでなく、腕十字、大外刈りといった技も有効なんです。あとアマチュアSBの大会にも1度出たことがあり、SBルールには適応出来ます」

――ファンにメッセージをお願いします。
「次鋒、副将、大将と有名な選手が並んでいますが、先鋒戦の自分にも注目して下さい。奥山選手を投げまくって、打撃でも倒せたらベストな形なので、自分の存在感をアピールして今年もいっぱい暴れたいと思います」

<対戦カード>
▼第7試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 先鋒戦 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級1位)
vs
UMA(K&K BOXING CLUB/S-cup2018準優勝、元REBELS 65kg級王者)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/20476/


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