4.27 UMAと対戦する奥山貴大「先鋒が勝つことでチームの流れが変わる」
4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2019 act.2』のSHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 先鋒戦で元REBELS 65kg級王者UMA(K&K BOXING CLUB)と対戦するSB日本ウェルター級1位・奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)。SB中部地区から唯一の対抗戦出場を決めた奥山は、難敵UMAをどう攻略するのか。
――今回、REBELSとの対抗戦にはSB中部地区から唯一の参戦となりました。
「僕がメンバーに選ばれてビックリしました。やはり団体の看板を背負って戦うことになるのでモチベーションは上がりました。前回2月に元SB日本スーパーウェルター級王者の坂本(優起)さんに勝てたことを評価してもらえたのでしょうか」
――その坂本戦を振り返っていかがでしたか。
「倒れてもおかしくないようないいパンチを入れたのですが、やはり坂本選手は打たれ強かったですね。パンチが強かったので、かなり苦戦しました」
――次の試合に向けて特別に磨いている技はありますか?
「特にはありません。前回試合で見せた飛びヒザは普段練習していたものが咄嗟に出た感じでしたね」
――対戦相手のUMA選手にはどのような印象がありますか?
「サウスポーで、前蹴りや変則的な蹴りをやるトリッキーな印象があります。僕は今までにマツシマタヨリ選手やチングン新小岩選手とトリッキーな選手とやることが意外と多かったので、特に苦手意識はないですね。練習ではスパーリングパートナーにトリッキーな動きをやってもらっていて対策はバッチリ。あとは体重を落とすのみです」
――UMA選手は投げ技も認められる日本拳法のベースがあり、昨年11月のS-cupでは決勝戦で海人選手を投げるなど投げ技も得意としています。そこは警戒しています?
「僕は小学6年生のSBと柔道を始め、高校3年間は柔道をメインにやっていたので、僕が投げられるイメージはないですね。ちなみに柔道弐段の段位を持っています」
――逆に投げてシュートポイントを奪いたいとは?
「僕は打撃で倒したいのであんまり投げには頼りたくないんです。そういうタイミングがあれば、投げ技にもチャレンジしたいですね」
――ずばり対抗戦の予想は?
「僕が勝つのは前提で、もちろんSBの全勝でいきます」
――対抗戦というと、奥山選手は2017年12月のSB香港大会でのvsSB香港との対抗戦でMISAKI選手、坂本選手といったSB主力メンバーが負けた中でも勝利していました。
「あの時、僕は対抗戦という意識はなくとにかく自分の試合だけに集中していましたね。柔道時代には団体戦を経験していて、僕は副将や大将にいることが多かったですね。先鋒は軽量級の選手がやることが多く、先鋒が勝つことでチームの流れが変わるので一番大事な位置だと言われてました。今回その責任を感じているので絶対に負けられません」
――UMA戦をクリアーして以降、目標はありますか。
「SB協会から用意された相手に確実に勝っていくだけです。まずはUMA戦。対抗戦の先鋒なので自分の名前を憶えてもらえるような試合をします」
<対戦カード>
▼第7試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 先鋒戦 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級1位)
vs
UMA(K&K BOXING CLUB/S-cup2018準優勝、元REBELS 65kg級王者)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/20476/