シュートボクシング
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12.3 SBとの初開戦に臨む新日本エース・重森陽太「団体の看板を背負う覚悟で臨む」

12月3日(火)東京ドームシティホールで開催される2019年ビッグマッチ『GROUND ZERO TOKYO 2019』の第7試合(61.5kg契約)でSB日本スーパーフェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)と対戦するWKBA世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)。これまで一度も交流がなかったシュートボクシングと新日本キックボクシング協会が遂に開戦する。新日本エースはSBのリングでどのような戦いを見せるか。

――今回SB初参戦が決まりました。
「最初にお話を聞いた時はビックリしたのですが、SBに新日本キックが初めて交流するというのでさらに格闘技が盛り上がるための第一歩になるんじゃないかなと思います。11月1日に試合をしていますが、試合感覚をなくさずに準備できているのでメンタルも身体も凄く楽だなと感じています」

――シュートボクシングにはどのようなイメージがありますか?
「僕は昨年12月のKNOCK OUTでSBのボルドバートル選手と対戦していて負けているので、イメージとしては苦手意識があるかもしれません(苦笑)。SBは投げ技が有効なので、それを意識したような突っ込んでくるパンチを打ってきて、キックボクサーとは違うなとは感じたのですが、今回はボルドバートル選手とは違うタイプなので問題はなさそうです」

――対戦する笠原選手については以前からご存知でした?
「兄弟で強い選手がいるというのは知っていました。SBというと、RENA選手、海人選手のイメージが強かったのですが、SB参戦するにあたって色んな試合を見てみたら強くていい選手はたくさんいるんだなというのを感じました」

――笠原選手の印象は?
「手足が長いですよね。あと、オーソドックスなのに左の蹴りを多用していて、綺麗なパンチを打つ印象を受けました。パンチを打つ時に顔の位置が遠いので、そこはやりにくいのかなと思いました」

――ボルドバートル選手に負けているだけにSBにリベンジしたい想いはあったのでしょうか。
「そこまで意識していませんが、2人には共通する動きがあるのでそこを警戒したいと思います」

――練習ではどういうことを強化してますか?
「組み技対策はしっかりしてます。ガンガン圧力をかける選手なので、それに対するメリハリをしっかり付けようと思っています。しっかり流すところは流して、しっかりと付き合う時は付き合うと」

――SBでは投げ技、立ち関節技が認められています。そのルールに関しての対策はどうでしょう?
「一応対策はしたのですが、そこで組んだ時に首相撲の展開の固執しても面白いのかなと思ってます。投げられる場面があったら投げたいですね。今思えば、柔道をやっとけば良かったですね(笑)」

――翔選手との試合は倒し倒されの大激闘を繰り広げ、最後にKO勝ち。試合後には「他団体のチャンピオンに負けるのはあってはならない」とマイクアピールが印象的でした。団体王者対決は意識してますか? 
「かなり意識してます。僕は5歳から新日本キックのジムでキックを始め、新日本キックのアマチュア大会で試合をしていたりと、ずっと新日本キックという団体しか知らずにやってきました。今回、初の交流戦なので、僕は新日本キックの団体の看板を背負う覚悟で試合に臨みます。ここで勝ったチャンピオンが格闘技界を引っ張っていく存在になるので、ここは落とせない一戦になります」

――ファンにメッセージをお願いします。
「今まで交わったことのない団体が交わることで、格闘技はここからどんどん面白くなると思います。しっかり先陣を切って盛り上げますので試合を楽しみにしていて下さい」

▼第7試合 61.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ち有り
笠原弘希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者、第10代新日本キックボクシング協会バンタム級王者、第9代新日本キックボクシング協会フェザー級王者)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/22056/


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