シュートボクシング

12.31RIZIN RENA「200%の力を出して私が勝つ」

12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.20』の出場全選手個別インタビューが28日(土)都内にて行われ、SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)が出席した。

今年6月14日にアメリカ・MSGで開催された『Bellator 222』でチョークスリーパーで一本負けしているリンジー・ヴァンザント(アメリカ)との再戦を迎えるRENA。「大晦日出場は今年で5回目。大晦日はやはり特別な大会ですし、リベンジというテーマもあって、いつもとは違う気合いの入り方になっています」と闘志は十分のようだ。

前戦については「強くて前回は色んなことがあって自分を信用できずに終わってしまい、自分の力を出し切れませんでした。それを出させなかったのがリンジー選手かなとも思いますし、あのMSGという会場なのかもしれません。あれは私の実力ではないと思っています」と力を出し切れなかったことが敗因だといい、「私が今回100%の力を出しても勝てるとリンジーから言われたので、200%の力を出して私が勝って2020年を迎えたいと思います」とリベンジに燃える。

イメージする試合展開を聞かれると「打撃は圧倒的に私の方が上。その中で相手がかいくぐって組みついてくるのを想定しています。10年以上もリングで戦っているので安心して戦いたいと思います。今回は四角いリングなので、ぐるぐる回って私の隙を付いてくると思うのですが、コーナーがある方が打撃選手の自分としては逃げる隙を与えられないので追い詰めて強い打撃を当てていきたいと思います」と前回の金網での戦いとは違って、今回はリングでの戦いだけに戦いやすいという。

同大会に出場する浜崎朱加、さらに2016年9月にRIZINで対戦している山本美憂と出稽古先のAACCで一緒に練習してきたことが自信につながっており、「色んなタイプと手を合わせることによって成長を感じました。今回のテーマは“必勝”と、みんなで掲げているので、日本人女子みんなで勝てたら嬉しい」と笑顔を見せた。

12月3日の「SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019」で今回のカードが発表され、シーザー武志会長からは「もう一回チャレンジすることに意義がある」とのあいさつがあったことについては「多分、会長にプレッシャーを与えないように言ってくれたんだなと。私は1ファイターで色んな声がある中で『なめんなよ』という気持ちは常に持っています。シーザー会長の言葉が逆にパワーになりましたし、その優しさが嬉しかったので結果で返したい」とした。


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