シュートボクシング

10.11RISE 海人、激闘から一夜明け「70kg戦線で世界と渡り合っていく」

10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』の一夜明け会見が10月12日(月)都内で行われ、ミドル級(-70kg)ワンマッチで勝利したS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)が出席した。

過去にアンディー・サワー、宍戸大樹のSB王者勢を倒しているWKBA世界スーパーウェルター王者・緑川創(RIKIX)との激戦を制した海人は「試合内容は全然満足していません。僕自身的にはもっと圧倒的に強さを出して倒せると思っていたのですが、緑川選手は強く、うまくはいかなかったので反省しています」と勝利したものの反省の弁。

11月28日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2020 act.2』では元新日本キックボクシング協会ミドル級王者・喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)との対戦が決定しており、「そこで挽回できたらいいなと思っています」とすでに次戦に向けて気持ちを切り替えている様子を見せた。

海人は本来の65kg級から徐々に階級を上げ今回は2度目の70kg級での試合となり、手応えを聞かれると「相手のパンチをガードできたこと、パワーを耐えられたことは自信になりました。緑川選手を倒したのでこれからは70kg戦線で世界と渡り合っていきたい」という。

なお、RISE伊藤隆代表は「今まで70kgの日本人選手の層は薄かったのですが、層も厚くなってきたのかなと思います。 海人選手はクールな戦いをするので、感情を剥き出しにするような外国人や日本人の相手をぶつけてみたい」といい、「海人選手はSBのエースなのでSBさんともスケジュールを相談しないといけないのですが、70kgで日本人を凌ぎを削るようなトーナメントをやっていきたい」と今後の展望を語った。

なお、昨日の大会には昨年12月のSBのリングで下している“ブラックパンサー”ベイノアがKO勝ちし海人への再戦をアピールしており、海人は「もしRISEでトーナメントが開催されれば出たいですし、ベイノア選手が出たらそこで対戦する可能性もあります。もしSBのリングでやりたいというのであればそこでも僕はいいと思っています」と再戦はいつでも受けて立つ構え。

これを受けて会見に同席したベイノアは「伊藤代表が先ほど『海人選手には感情を剥き出しにするような外国人選手を当てたい』と言ってましたが、その外国人選手になるのは僕じゃないのかなと思います」とコメントした。


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