シュートボクシング
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11.28 笠原友希「自分が本当に強くなった姿を見せていく」

11月28日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2020 act.2』のセミファイナル、SB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦でSB日本フェザー級4位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)と対戦するSB日本フェザー級1位・笠原友希(シーザージム)。

両者は昨年4月に対戦し、あれから約1年半年…。笠原は7月のRISEで、現在軽量級世界最強と称される那須川天心との一戦に挑み、KOで破れるも大きな経験を経て今回の再起戦を迎える。

なお、今大会チケットは全席種が完売となり、会場に来られないファンのために今大会の模様を「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信することが決定。下記ページよる購入可。

https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=553105

――タイトルマッチが近づいてますが、心境はいかがですか?

「2018年11月に植山征紀選手と初めてタイトルを懸けてやらせてもらった時は、それまで10連勝していてかなりの自信があったのですが、獲れなかったのでチャンピオンになるのは相当難しいんだなと実感しました。今回のタイトルマッチはコロナの影響で3回流れてようやくシュートボクシング(以下SB)のリングでみんなに自分に姿を見せられると思うと嬉しいですね。最初に対戦した時よりもかなり時間が経った分、相手も対策を十分に立ててくるのでどう出てくるか。自分も那須川天心選手と試合をさせてもらったことが凄くいい経験になり成長させてもらったので自信はあります。今回こそは絶対に落とせないと思うのでしっかり準備して臨みます」

――勝って学ぶことよりも負けて学ぶことの方が多いと言われますが、今振り返って初タイトルマッチでの敗戦で得たものはありました?

「本当は勝つことが一番いいのですが、あの敗戦から伸ばすべきところはしっかり伸ばせています。あの敗戦のおかげでSBのベルトの価値も知ることができましたし、逆にあそこで自分が勝っていてもどこかでポカして負けていたと思うのでそれをなくすためのいい経験だったと思います」

――手塚選手とは昨年4月に対戦して1RKO勝ちしていますが、どのような印象がありますか?

「手足が長くて細かい動きが多かった印象があります。フックを合わせられたところがあり、そこも練習してきているのが伝わってきました。最近の手塚選手の試合を見ると、リーグ戦でしっかり勝ち上がってきたので運も味方に付けて強くなっている印象はあります」

――7月には那須川天心選手と対戦し1RKO負けでしたが、あの試合を今振り返ってどうでしょう。

「やる前から実力差はあると思っていたので試合では一発を狙いに行ったのですが、スピードは想像以上でしたね。自分的には相手のパンチは見える方なのですが、角度、スピードと何もかも見えなくて凄いなと。天心選手は僕の挑戦について『僕がメイウェザーとやった試合感覚が似ている』と言われていたのですが、まさにその通りで自分にとっては凄くいい経験になった試合でした。あの試合から応援してくれる方も増えたので、あの負けをしっかりプラスに変えていかないといけないと思います」

――天心選手に負けた選手はリベンジを狙う選手が多いですが、再戦したいと思いますか?

「自分はまず今回のベルトを獲らないと先はありません。リベンジのことは考えずに、自分が本当に強くなった姿を見せていきしっかりと実力を付けることが大事だと思います」

――試合後、天心選手から「一緒に練習しよう」とお声がけがあったことで笠原選手はTEPPEN GYMに出稽古に行かれたそうですね。

「そうですね、3回行きました。TEPPEN GYMはプロ選手も凄く多く、色んなスタイルの選手もいていい練習になりました。天心選手からは『試合でミスをしないようにするためにどういう練習をしているか』といったことを教えてくれたので凄く勉強になりました」

――タイトルを獲って来年はどういう1年にしたいですか?

「他団体のリングに呼んでいただき、海人選手や西岡蓮太選手のように他団体の王者対決でしっかりと結果を残していきたいと思います。天心選手に負けてしまったままでは終われないので、シュートボクサーは強いというところを見せていきたいと思います。まずは目の前のタイトルマッチに集中します。兄は二階級制覇しているのに、僕は前回逃していて置いてけぼりなので、兄としっかり肩を並べられるように頑張ります」

――ファンにメッセージを。

「今回久々の試合でタイトルマッチになりました。自分の変わった姿を見せた上で最後にしっかりとKOで勝ってチャンピオンになるので、ベルトを巻く姿を見ていて下さい」

<全対戦カード>

▼第7試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、SB日本スーパーライト級王者)
vs
喜多村 誠(ホライズン・キックボクシングジム/第4代新日本キックボクシング協会ミドル級王者)

▼第6試合 SB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦 エキスパートクラスルール 57.5kg契約 3分5R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/SB日本フェザー級1位)
vs
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級4位)

▼第5試合 62.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
ハルク大城(ボスジムジャパン/パンクラス2013年ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝、TRIBELATEキックライト級王者)

▼第4試合 SB日本女子ライト級(62.5kg)初代王者決定戦 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級1位)
vs
溝口孝湖(WATANABE GYM/HOOST CUP女子スーパーライト級王者)

▼第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級2位)
vs
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺/元グラディエーター武士道キックフェザー級王者)

▼第2試合 69.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級4位)
vs
璃久(志真會舘/SB日本スーパーウェルター級5位)

▼第1試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級)
vs
田渕神太(国際空手道 拳聖塾/第2代アクセルバンダム級王者)

<大会概要>

「SHOOT BOXING 2020 act.2」
2020年11月28日(土)東京・後楽園ホール
開場/17:00 本戦開始/18:00

主催/一般社団法人シュートボクシング協会
認定/シュートボクシングコミッション
運営/株式会社シーザー・インターナショナル
協力病院/格闘メディカル協会・東京警察病院
衣装協力/BEAMS

[チケット料金]
SRS席15,000円(完売)
RS席10,000円(完売)
S席7,000円(完売)
A席5,000円(完売)
※新型コロナウイルス感染対策により観客動員数に制限があります。


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