シュートボクシング

2.7 計量パスの笠原兄「全てを使って勝負」&笠原弟「強さを見せる」

2月7日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2021 act.1』の前日計量が6日(月)都内にて行われた。

出場選手が次々と計量をクリアーしていく中、ダブルメインイベント2(62.5kg契約)で対戦するSB日本スーパーフェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)は62.5kg、スアレック・ルークカムイ(タイ)は62.4kgで計量をパスした。

今大会はシュートボクシングvsREBELSの団体対抗戦となり、計量後の会見では6選手が出席。初のメインイベントに出場する笠原兄弟の兄・弘希は「今回、誰がどう見ても自然に盛り上がる試合になると思うので、盛り上げた上で結果を残して踏み台にしたいと思います」とスアレック戦は単なる踏み台に過ぎないという。

SBルールで認められる立ち関節、投げ技に関しては「使えるものは使って勝ちにいきますが、投げて勝った、絞めがなかったら負けていたと言われないように全てを使って勝負します」とルールにこだわらない戦い方で戦うという。

対するスアレックは「次の相手は強くないのでボコボコに殴って勝ちます」「投げ技も大丈夫。ムエタイの首相撲もあるので、投げられる前にパンチでいっぱいで殴ります」とフルボッコ圧勝宣言。「次はRIZINに出たいので明日はいい試合を見せます」とRIZIN参戦をアピールした。

また、もう1つのメインイベント(57.6kg契約)に出場するSB日本フェザー級王者・笠原友希(シーザージム)は57.5kg、栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)は57.55kgで計量パス。

今回がチャンピオンとしての初戦となる笠原兄弟の弟・友希は「相手はREBELSの強豪ですが、しっかりとSB王者の強さを見せます。ツイッターのコメントで僕のことを“おこちゃまチャンピオン”と言われていたので、強さを見せて負けないように頑張ります」と気合い十分のコメント。

栗秋の印象を聞かれると「相手は凄く強豪とやっていてテクニックもパンチも威力あって強い選手」と警戒しつつも、「ベルトを獲ってからがスタート。栗秋選手にはしっかり踏み台になってもらって、自分がもっと上の存在になっていきたい」と栗秋戦は通過点に過ぎないとした。

対する栗秋は、友希について「前回チャンピオンになっていて日本トップの一人。スピード、テクニックも凄くありますが、これからの選手だと思います。しっかり壁になってやろうと思うので僕を倒すのはまだ早い」と実力はまだまだと言わんばかり。そして「今回に向けてしっかり練習してきました。ヒジなしルールということで、パンチ、キックでしっかりぶっ倒してしっかりした勝ち方を見せようと思います」と余裕のコメントも残した。

また、53.0kg契約で対戦するSB日本バンタム級1位・伏見和之(RIKI GYM)は53.0kg、心直(REON Fighting Sports Gym)は52.95kgで計量をパスした。

昨年2月以来の試合となる伏見は「勝ち負け関係なく来てくれた人みんなを満足させる試合を一番できるのは僕しかいない。そういう試合を見せて、しっかり後の2つにつなげたいと思います」と意気込みを語る。SBルールを駆使して戦うかとの質問には「元々、そういう技をほとんど練習したことがなく、今までの試合ではたまたま出ただけ。タイミングあえば身体が勝手に動いて技が出てしまいます。相手の土俵で戦うとか、こっちの土俵に巻き込むとか、そんなことは思っていなくいつも通り普通に戦います」とベテランらしく落ち着いたコメント。

一方、SB初参戦となる心直は「伏見選手は強くてガンガン前にくる選手。倒さずにずるずる引き延ばして判定で勝とうと思います」と判定で勝つと宣言。

SBルールについては「中高6年間、しっかり柔道の授業を選択してきたので、6年間の集大成を見せてもいいかな。投げるチャンスがあれば投げますし、投げだけじゃなくREBELSの強さは打撃なのでそこを見せられるような試合を見せます」とREBELSの強さを見せたいとした。

 なお、大会チケットのSRS席15,000円、RS席10,000円、A席5,000円は完売、S席7,000円は追加販売することが決定。また、今大会は昨年11月の『SHOOT BOXING 2020 act.2』と同じく、会場に来られないファンのために今大会の模様を「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信することが決定した。シュートボクサーたちの熱い戦いをぜひご覧ください。下記ページよるご購入いただけます。※申込時にZAIKOアカウントの登録が必要となります。

https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=561868

<その他の計量結果>

村田義光 67.4kg
イモト 67.5kg

MISAKI 45.2kg
祥子JSK 45.85kg

山田虎矢太 54.9kg
翔平 54.8kg

山田彪太朗 57.85kg
工藤卓也 58.0kg

<全対戦カード>

▼ダブルメインイベント2(第7試合) 62.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジなし
笠原弘希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
スアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿/KNOCK OUT-RED 61.5kg王者、第4代REBELSーREDスーパーライト級王者、REBELS-REDライト級暫定王者)

▼ダブルメインイベント1(第6試合) 57.6kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジなし
笠原友希(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元ムエタイ大和フェザー級王者、元PRINCE REVOLUTION58kg級&61kg級王者)

▼第5試合 53.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R 
伏見和之(RIKI GYM/SB日本バンタム級1位、元SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
心直(REON Fighting Sports Gym)

▼第4試合 SB日本ウェルター級(67.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級4位)
vs
イモト(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級5位)

▼第3試合 46.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R 
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子ミニマム級1位、前J-GIRLSミニフライ級王者)
vs
祥子JSK(治政館/ミネルヴァアトム級4位)

▼第2試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級)
vs
翔平(SHINE沖縄/TENKAICHIライト級&フェザー級王者)

▼第1試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級9位)
vs
工藤卓也(SHINE沖縄)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/23555/


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