2.28REBELS 海人、日菜太に勝利し新王者に「世界のテッペンに立ちます」

2021年2月28日（日）東京・後楽園ホールにて『REBELS ～The FINAL～』が開催され、S-cup2018世界王者・海人（TEAM F.O.D）がREBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチで王者・日菜太（クロスポイント吉祥寺）に勝利し、タイトルを奪取した。

長年REBELS、K-1で70kg日本人最強として活躍してきた日菜太に対し、海人は70kgに本格的に階級を上げて今回が3戦目。1Rからオーソドックスに構える海人は右ミドルを積極的に当て、日菜太の得意な左ミドルを蹴らせない。さらに圧力を強める海人は右インロー、接近戦ではヒザ蹴りを突き刺して削っていく。

2R、パンチ主体の日菜太に、海人は左右のローを着実に当てる。日菜太の右ハイもガードし、攻撃を受けたらすぐに海人も攻撃を返してペースを握った。海人のヒット数が多く優勢の中、3Rへ。海人の右ヒザで日菜太は歯を折られ口から出血。巻き返しを狙う日菜太の怒涛の攻めで、疲れを見せ始めた海人は劣勢の印象ながらも右ミドル、ヒザを当ててラウンド終了。

判定2－0で勝利し、REBELS新王者に輝いた海人は「先ほど日菜太選手から『世界に行ってくれ』とバトンを渡されたので、必ず世界に行って世界のテッペンに立ちます。そのためには皆さんの応援が必要です。REBELSファンの皆さん、僕に力をください。僕と一緒に世界へ行ってください」とマイクアピールした。

「REBELS ～The FINAL～」
2021年2月28日（日）東京・後楽園ホール

▼REBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ　3分3R延長1R
〇海人（TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、SB日本スーパーライト級王者/挑戦者）
判定2－0　※30－28、29－29、29－28
×日菜太（クロスポイント吉祥寺/REBELS-BLACKスーパーウェルター級王者）