シュートボクシング

9.24ONE 内藤大樹、元ONE世界王者ペッダムに逆転勝利

2021年9月24日(金・現地時間)シンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE: REVOLUTION』で元SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)が元ONEフライ級キックボクシング世界王者ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)を破る大金星を上げた。

内藤は2019年9月の『Road to ONE:CENTURY』で渡辺優太に1RKO勝利し本戦出場権を獲得すると、10月のジャカルタ大会でニュージーランドの強豪アレクシ・セレピソフに3RKO勝ち。12月のマレーシア大会ではポルトガルのルイ・ボテーリョに判定勝ち、2020年2月にはサバス・マイケル(キプロス)に勝利と連勝記録を更新していたが、12月にジョナサン・ハガティーに判定負けを喫した。再起戦となった6月のワン・ウェンフェン(中国)との一戦で完勝した。

1R、サウスポーのペッダムに対し、オーソドックスに構える内藤は左のカーフキックを多用しペースを掴む。しかし、終盤には内藤は左インローに合わせてペッダムの左ストレートをもらってダウンを喫してしまった。

巻き返しを狙う内藤は2Rから左フックをヒットさせて手数も増やす。3Rも左のカーフキックを効かせ、パンチの連打でもペッダムを追う場面を作る。判定決着となり、2-1で内藤が逆転勝利! 勝利者マイクを握った内藤は「ペッダムは元世界チャンピオンで素晴らしい選手。その選手に勝つために、左ミドルが得意なペッダムに左フックをたくさん練習してきました。1Rはダウンを取られましたが、2、3Rは自分が取ったと思います。諦めない気持ちが勝利に結びつきました」と勝因を語った。

「ONE: REVOLUTION」
2021年9月24日(金)ABEMAにて配信

▼フライ級 ムエタイルール 3分3R
〇内藤大樹(BELL WOOD FIGHT TEAM/ONEフライ級キックボクシング4位、元SB日本スーパーバンタム級王者)
判定2‐1
×ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ONEフライ級キックボクシング世界王者)


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