シュートボクシング

【6.26 村田義光「死ぬ気で獲りにいくだけ」】

2022年6月26日(日)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2022 act.3』のセミファイナル(第8試合)のSB日本ウェルター級王座決定戦で奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)と対戦する村田義光(シーザージム)。

前回4月大会では越智信平を3RKOで下し、2連勝2KOと好調をキープする村田はプロ13戦目でタイトル挑戦のチャンスを得た。「SBのベルトは歴代の有名な方々が巻いてきたものでもあるので、そこに自分も並べるように死ぬ気で獲りにいく」と力強くベルト奪取を誓った。

なお、これまでと同じく、会場に来られないファンのために大会の模様を「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信することが決定した。シュートボクサーたちの熱い戦いをぜひご覧ください。下記ページよるご購入いただけます。※申込時にZAIKOアカウントの登録が必要となります。
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=648309

――遂にタイトルマッチが決まりましたが、最初にこのお話を聞いた時はどのような心境でしたか。
村田 いよいよ来たかと。まだタイトルマッチは早いかなと思ったのですが、チャンスが来たなら獲れるうちに獲った方がいいと思って、有難く受けさせていただきました。いつもの試合よりも緊張感が違います。

――シーザー武志会長からのプレッシャーはありますか?
村田 普段から会長に「お前なら必ずチャンピオンになれるから自信を持って行け」とプレッシャーをかけられていますが、それを力に変えないと意味がないと思うので、いいプレッシャーだと捉えています。

――今までにここまで大きな挑戦はご自身にありました?
村田 ここまで大きなものはないのですが、アマチュア時代に2度J-NETWORKのアマチュアトーナメントに出たことが自分にとって大きな挑戦でした。当時からシュートボクサーとして恥ずかしい試合はしたくないと思って出場し、いずれも優勝することができました。ちなみにアマチュア時代は15戦全勝でプロになりました。

――タイトルマッチに向けて一番強化していることは何でしょう。
村田 スーパーリングで僕は一発もらわないようにディフェンス面を強化しています。以前よりは自信は付いてきたかと思います。

――対戦する奥山選手にはどのような印象がありますか?
村田 身体の強さを活かした投げができて、パンチ力もあり、バランスがいい印象があります。

――奥山選手は村田選手と同門の坂本優起選手に勝っていますが(2019年2月11日)、坂本選手からアドバイスはありました?
村田 「投げられないように気をつけろ」とは言われました。投げられてシュートポイントを取られて逃げ切られるのは一番ダメなパターンなので、そこもディフェンスを意識してやっています。

――逆に投げてやろうというプランは?
村田 隙があれば投げたいですし、僕の方が身長があるのでSBならではの絞め技も狙いたいです。

――昨年2月に対戦して敗れているイモト選手は下の階級のスーパーライト級で先にベルトを巻きましたが、悔しさはありますか?
村田 そうですね。僕は6連勝していて連勝をストップさせらてたので悔しかったですし、兄(=村田聖明)を倒してスーパーライト級のベルトを獲ったので悔しいので、今回勝って同じ位置に立ちたいと思います。

――今回勝てば13戦目でチャンピオンになり、16戦目でチャンピオンになった聖明選手よりも先にベルト獲得となります。そこは意識していますか?
村田 僕が早く獲ったとしても兄の方が立場的に上なので、全然気にしていません。

――聖明選手からのプレッシャーはありますか?
村田 兄からは特にないのですが、「とりあえずガードはちゃんとしろよ」とは言われました。自分がどう倒そうということしか考えていないので特にプレッシャーはなく、今回セミファイナルなので、次のメインにつなげられるように頑張ります。

――プレッシャーを感じないとか、何か会長の血を引いているなと感じることはあります?
村田 会長はプレッシャーを感じる方で、それをプラスに変えていく方だと思います。僕もそれを真似していきたいですね。

――義光選手はダウンを取られた後の反撃が印象的ですが、その一面に関しては?
村田 どうなんでしょうね。殺るか殺られるかが格闘技なので、効いたからといってそのまま逃げるのではなく、どんどん前に攻めることを心掛けています。

――ベルトに関してはどのような想いがあります?
村田 SBのベルトは歴代の有名な方々が巻いてきたものでもあるので、そこに自分も並べるように死ぬ気で獲りにいくだけです。

――先日の『THE MATCH』での海人選手と笠原友希選手の勝利でSBは注目度を上げています。
村田 二人はいい試合をしていたので、僕も二人に負けないようにSBならではの試合を見せたいと思います。

――タイトルを獲った後は何か考えていることはありますか?
村田 他の団体のチャンピオンクラスの選手とどんどん試合をしていきたいですね。RIZINなどで試合をして知名度を上げ、海人選手、笠原兄弟らと共にSBの強さを証明していきたいです。チャンピオンになれば自ずとそれが使命になると思います。

▼第8試合 SB日本ウェルター級王座決定戦 67.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/同級1位)
vs
村田義光(シーザージム/同級4位)


大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/25633/


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