シュートボクシング

10.15MAXFC 坂本優起が韓国で無差別級トーナメント制覇

2022年10月15日(金・現地時間)韓国・益山室内体育館で開催される『MAX FC 23 IN IKSAN』に元SB日本スーパーウェルター級王者で現SB日本ヘビー級3位・坂本優起(シーザージム)が参戦し、見事、4人制による無差別級ワンデートーナメント制覇を果たした。

同門の村田聖明、坂本友希をセコンドに付けた坂本は無差別級ワンデートーナメント(怪我防止のためにレガース着用)の初戦で21戦15勝(3KO)6敗の戦績を持つ18歳の新鋭チャン・スンユ(韓国)と対戦。

1Rから坂本は長身のスンユを相手に距離を詰めながらパンチを上下に散らしてペースを握る。2Rも下がりながらパンチを返すスンユに、坂本は右フック、左ジャブを当て、終了間際にはパンチ連打で追い込み優勢を印象付けた。3R、スンユの長いリーチから繰り出される左ジャブを被弾しながらも前に出る坂本は、再びスンユをコーナーに追い込み猛ラッシュ。タフなスンユを最後まで仕留めることができなかったが、坂本が判定3‐0で一回戦をクリアー。

続く決勝戦で22戦18勝4敗の戦績を持つ31歳のチョン·ソンジク(韓国)と対戦した坂本は、初戦と変わらず前に出続けるアグレッシブなファイト全開。2Rにはボディブローを随所で当てて削っていく。坂本はパンチ連打を浴びせて2R終了ゴングと同時にソンジクからダウンを奪いそのままKO勝ちかと思われたが、3Rへ。KO狙いの坂本はパンチラッシュを仕掛けて追い込む。意地を見せるソンジクのパンチを受けながらも前進する坂本が攻め試合終了。アウェイの地ながらも坂本が判定勝利でトーナメントを制覇した。

リング上でインタビューを受けた坂本は「初めての韓国の試合でしたが、皆さんの熱い声援のおかげで楽しく試合ができました。無差別級トーナメメントの出場メンバーの中でも自分が一番年上でしたが、まだまだ頑張って強くなるので韓国から応援よろしくお願いします」とあいさつした。

MAX FC
「MAX FC 23 IN IKSAN」
2022年10月15日(金・現地時間)韓国・益山室内体育館

▼無制限級トーナメント決勝戦
〇坂本優起(シーザージム)
判定
×チョン·ソンジク(韓国)
※坂本がトーナメント優勝

▼無差別級トーナメント準決勝 3分3R
×チャン・スンユ(韓国)
判定0-3
〇坂本優起(シーザージム)
※坂本がトーナメント決勝戦に進出


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