12.25 海人「『海人がやっぱ世界一に近い男やな』と思えるような試合をする」
2022年12月25日(日)東京・両国国技館にて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』のセミファイナル、RISE×GLORY対抗戦に出場するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)が公開練習を行った。
兄の克真さんを相手にミット打ちを披露した海人はスピードあるパンチのコンビネーションだけでなく、ヒザ蹴り、ミドルを披露し好調をアピールした。
現在14連勝中、2022年は今回で5戦目となる海人は「最初の方は外国人選手と試合はしてましたけどもっと強い奴と早くやらしてくれっていう気持ちがいっぱいで、6月は唯一日本人で対戦したいと思ってた野杁選手と試合させてもらいました。そこに勝って、やっと自分はスタートラインにつけたと言うか自分が望んでたとこに今から行けるなって感じです。(野杁戦は)通過点と思って試合はしましたけど、これに勝ってるのと勝ってないのとじゃ今の自分の立ち位置っていうのはないと思うし、ここまで外国人選手との試合も続くことはなかったと思うので、あの一戦でしっかり勝って日本一になったのがやっぱり今のこのスタートできてる理由なのかなとは思います」と日本最強決定戦と謳われた野杁正明との一戦で勝利したことは大きかったという。
今回、GLORY世界ライト級1位ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)との対戦が決まるまで時間がかかったことで「いろんな対戦相手の選手候補とかもいて決まりそうで決まらなかったりというのが続いたんで、正直モヤモヤした感はすごくありましたね。世界に対してもちょっとムカつきと言うかちょっと自分は舐められてるんやなっていう風に思ってきたので、モヤモヤは正直ありました」と話す。
アンディ・サワーと対戦する話も浮上していたが、「対戦はもちろんしたかったですけど、それに関しては今回決まった選手の方が強いんじゃないかなって正直思っています。自分の中では強い選手とやっていきたいと思ってるので。でもアンディ・サワー選手に関してはシュートボクシングを受け継いでいくと言うかそこを絶対エースという名前と絶対王者っていう立ち位置を奪いたかったので、そういう意味ではやりたかったなとは思います」とサワーとの対戦を実現したかったようだ。
対戦するストーヤンについては「やっぱりガツガツ来るインファイターなイメージですかね」といい、ストーヤンのパワーに何で対抗するのかを聞かれると「自分が持ってる全て。テクニックであったりスピード、キレで全部そのパワーも殺してしまおうと思ってるのでもう何もさせず試合を終わらせたいと思ってるので、印象には何も残らせないようにします」と圧勝を予告する。
今回の試合に関して何か特別に用意してる技を聞かれると「全部ですね。何かこれを特別意識して狙ってるとかもなく、もちろんカーフキックも打って行くしヒザもパンチも蹴りも全部出して行くので、そこでその打ってるひとつひとつが前と違うものが今練習で打ててるので、それを試合で出していたい。出してるものが全て相手選手には嫌やなって思うような攻撃になってると思うのでそこはちょっと皆さんに見ててほしい」と全ての技に自信を見せる。
最後に「今回もvs世界なんですけど、今までのこの2戦では見せれなかった自分の強さっていうのを皆さんに見せます。そしてやっぱり今回でみんなが納得するような『海人がやっぱ世界一に近い男やな』と思えるような試合をするので期待と楽しみとしててください」とファンにメッセージを送った。
▼セミファイナル(第16試合) RIVALS RISE×GLORY ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
海人(日本/TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、第2代SB日本スーパーライト級王者、RISEミドル級1位)
vs
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym/GLORY世界ライト級1位)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/26378/