シュートボクシング

4.30 笠原弘希「僕とOFGで殴り合ってくれる人募集中」

2023年4月30日(日)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2023 act.2』のメインイベントでランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ)と対戦するSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)。初のオープンフィンガーグローブマッチでどのような戦いを見せるか。なお、今大会は動画配信サービス「U-NEXT」にてライブ配信することも決定している(https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000001316)。

――遂にOFGマッチが決まりました。
笠原 新しい挑戦にワクワクしています。SNSなどで以前からOFGマッチをやりたいと呟いてたらまさにこのタイミングでSBに新ルールが導入されることになったので、僕のアピールも少しは後押しになったのかなと思って、やる気に満ちています。

――実際に練習でOFGをはめてみてどうでした?
笠原 初めてはめたときは、これで殴り合いをしてみたいと心から燃えてくるものがありましたね。投げやすさ、極め、絞めやすさが全然違うので、シーザー武志会長が40年近く考えてきたシュートボクシングの形をいよいよ僕たちが体現して理想に近づけていけると思います。

――初のOFG導入マッチということで面白さやグローブとは違う危険性などを伝えないといけないと思いますが、そういう使命感は感じてますか?
笠原 自分の実力を100%出せればそれも伝わると思うので、特に意識はしていません。

――練習では実際に投げ技、絞め技を意識した動きも?
笠原 掴みやすいので、そういう技を意識しながら練習してますし、当たった時に拳の感触が凄くいいので投げ技や絞め技に頼らなくてもパンチで倒す感覚はより磨かれています。

――笠原選手といえば、2019年4月の小笠原裕典戦でダウンを取った豪快な右フックが印象的ですが、あの一発がOFGだったらどうなるのでしょう?
笠原 最近はKOやダウンを取ることが少なくなってきたので、OFGでより倒し倒されのスリリングな試合ができるんじゃないかとワクワクしています。今は僕が倒すシーンしか浮かんでいませんが。フルパワーでまだ打ったことがないので、どういう衝撃になるのか予想できませんが、僕のボディブローがまともに入ったら、あばらが折れたりするんじゃないかな(笑)

――前回対戦したラムナムムーンレックは昨年のRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)のライト級リーグ戦で優勝の実績があったりとかなりの強豪でしたが、今回の相手もかなりの強豪が用意されました。
笠原 ランボー選手がつい先日ONEでOFGマッチに出場した試合を見たのですが、元ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムのチャンピオンだっただけにムエタイトップ選手のテクニックはあるし首相撲も巧いのに、タイ人ぽくないムチャクチャなアグレッシブさもあってONEからボーナスまでもらってたので、さすがだなとは思いましたが、それでも僕の壁ではないですね。

――ラムナムムーンレックを華麗に投げたバックドロップは今回も見せますか?
笠原 掴みやすいことで投げ技や絞め技を出す場面は増えてくると思いますが、僕は特に投げや絞め技が得意な選手ではないので年に1、2回決めるぐらいです。その1、2回を今回持ってこれたらいいですね。

――今大会も前回に続いて海人選手が欠場となりました。海人選手不在の興行で笠原選手がメインを務めたら、必ずと言っていいほど劇的な勝利を見せていますが。今回もそういう試合になりそうですか?
笠原 海人選手がいるいないは特にこだわることではなく、メインに選ばれたらメインの仕事をするまでだと思いますし、どの試合順でも僕は相手を倒すことに変わりはありません。

――今後も継続的にOFGマッチを希望しますか?
笠原 これで勝てば、MMAの選手とやったりと試合の幅が広がってきますし、OFGの試合をやることで色々面白い方向になると思います。盛り上がる試合をどんどんやりたいので、僕とOFGで殴り合ってくれる人募集中です。

――ファンにメッセージをお願いします。
笠原 今回、シュートボクシングで初のOFGマッチですが、よりアグレッシブな試合ができると思いますし絶対KOで相手を仕留めるので注目して下さい。

<全対戦カード>

▼第8試合 SB日本スーパーライト級(-65.0kg契約) オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)
vs
ランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者、元ルンピニースタジアム認定スーパーライト級王者、元プロムエタイ認定スーパーライト級王者)

▼第7試合 SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
坂本優起(シーザージム)
vs
遊笑(Y’s glow)

▼第6試合 SB日本フェザー級タイトルマッチ 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
川上叶(龍生塾/SB日本フェザー級王者)
vs
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級1位/挑戦者)

▼第5試合 SB日本スーパーフェザー級(-60.0kg契約) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
ポームロップ・ルークスアン(タイ/S-1 130P王者)

▼第4試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位)
vs
向籽羲(=ヒュン・ツェイ・ヘイデン/香港)

▼第3試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
風間大輝(橋本道場/SB日本ウェルター級5位)
vs
有馬伶弍(龍生塾)

▼第2試合 53.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
笠原直希(シーザージム)
vs
佐野和英(A☆R KICK!)

▼第1試合 62.5kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
長谷川平蔵(シーザージム)
vs
柳澤翔太(クロスポイント吉祥寺)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/27366/


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