シュートボクシング
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9.23 計量パスの笠原兄弟&山田虎矢太のSB王者勢、他団体王者との対決をアピール

2023年9月23日(土)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ第四戦『SHOOT BOXING 2023 act.4』の前日計量・会見が22日(金)17:00~東京・浅草にあるシーザージムにて行われた。

メインイベント(64.0kg契約)のオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで対戦するSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)は64.0kg、“シュートボクシングの伝説”アンディ・サワーからの刺客ネイサン・ドライデン(イギリス/Contender Gym/Andy Souwer Fight Team)は62.95kgで計量を一発でクリアーした。

OFG2戦目となる弘希は対戦するネイサンについて「アウトボクシングがうまく、サウスポースタイルなのであんまり好きな選手ではない」と苦笑いしながらも「明日はメインにふさわしい試合をした上で、しっかり倒して勝ちます」と気合い十分のコメント。次の目標を聞かれると、「最近できたRISEのOFGのベルトを獲りいにいってもいいですし、グローブだったら海人選手のようにどの団体のベルトをかっさらっていきたい。この階級に興味がなくなったので65kgにもチャレンジして制覇したい」とイモト・ボルケーノが保持するスーパーライト級王座、YA-MANが保持するRISE OFG王座などに興味を示した。

対するネイサンは「相手は全ての攻撃がスナイパーのようなイメージがあるので、少しも油断できない印象ですが、明日は自分の見せられるもの全てを出して、自分がなぜ“Tug Master(タグマスター)”と呼ばれているかというのを見せたい」と王者狩りに自信を見せる。今回、SBルールは初挑戦となるが、「今までK-1ルールでずっとやってきてレスリングのような動きは初めてですが、そういうことに対応できるように練習してきたし、サワーの試合をたくさん見て勉強してきた。ここで勝ってまた日本に呼ばれたい」とした。

セミファイナル(60.5kg契約)で対戦するSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)と元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者シンダム・サンライズジム(タイ)は共に60.5kgで計量をパスした。

友希は「相手は元ラジャダムナン王者ということですが、最近の試合を見てもテクニックとかも全然衰えてなくまだ強い選手」と警戒しつつも、「前回、前々回よりも自分はさらに強くなっているのを実感しているので、やってきたことを全て出して倒せるときに倒したいと思います」とKOを予告。そして、今後については「他の団体のチャンピオンもぶっ倒せると思うのでK-1のレオナ(・ペタス)選手、RISEのチャンヒョン・リー選手といった本当のチャンピオンと戦いたい」と他団体王者との対戦を希望した。

対するシンダムは「(笠原は)スピードが速くてパンチもタイミングがうまく、ハイキックがうまい選手ですが、明日は楽しい試合をしてKOできるようだったらKOしたい。(SBルールは)初めてのルールで緊張してますが、なんとか大丈夫だと思います」とSBルールは問題ないとした。

また、第8試合(58.0kg契約)で対戦するSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)は58.0kg、パク·ヒョンウ(韓国)は57.9kgで計量パス。

現在11戦11勝と無敗記録更新中の山田は「チャンピオンとして、明日のテーマは“圧倒”。圧倒してできれば早いラウンドで決着つけたい。相手の印象は特になく、自分が不安になる攻撃はなかったのですぐに終わると思います」と短期決着宣言。「今、55kgは他団体でも盛り上がっているので、僕は55kgのSBチュアンピオンとしてSBの強さを見せ付けたい気持ちが強い。ゆくゆくは他団体を制覇したい」と笠原兄弟と同じく他団体王者対決を希望した。

対するパクは「山田選手は以前から知っている選手で、日本でも強くて有名な選手。順調に勝っていますが、自分も成長できるチャンス。私が倒すので期待してください」とこちらも自信を見せた。

なお、出場選手が次々と計量パスしていく中、第6試合(65.5kg契約)で再計量となったSB日本スーパーライト級王者イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)は65.5kgジャストでクリアー(樋沼朝光は65.3kgで計量パス)。第7試合(53.0kg契約)にてジャストでクリアした佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)に対し、松岡宏宜(H・K・A gym)は54.3kgの1.3kgオーバーで再計量もクリアできず。ペナルティとして佐藤が勝利した場合のみ試合成立(松岡勝利orドローの場合はノーコンテスト)。松岡には試合開始時にレッドカード1枚が提示され、ファイトマネー50%没収となる。その他の選手の計量結果は以下の通り。

▼第5試合 63.0kg契約
奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)=62.95kg
金ちゃん(K-Style)=62.7kg

▼第4試合 67.5kg契約
村田義光(シーザージム)=67.45kg
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)=67.5kg

▼第3試合 63.0kg契約
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)=63.0kg
ポッシブルK(K’GROWTH)=62.9kg

▼第2試合 70.0kg契約
RYOTARO(龍生塾)=69.9kg
風間大輝(橋本道場)=69.9kg

▼第1試合 60.0kg契約
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)=59.9kg
キム・チョンヨン(韓国)=59.2kg

<全対戦カード>

▼第10試合 64.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)
vs
ネイサン・ドライデン(イギリス/ISKA&CPFF英国王者/Contender Gym/Andy Souwer Fight Team)

▼第9試合 60.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
シンダム・サンライズジム(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)

▼第8試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
パク·ヒョンウ(韓国/キム·ジェ国際エックスジム/韓国MAX FCフェザー級1位)

▼第7試合 53.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者)
vs
松岡宏宜(H・K・A gym/第3代KOSスーパーフライ級王者)

▼第6試合 65.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級王者)
vs
樋沼朝光(RIKIGYM)

▼第5試合 63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)
vs
金ちゃん(K-Style)

▼第4試合 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級1位)
vs
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/KROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者)

▼第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級1位)
vs
ポッシブルK(K’GROWTH/SB日本ライト級2位)

▼第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/第8代ACCELミドル級王者)
vs
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級5位)

▼第1試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位)
vs
キム・チョンヨン(韓国/鳥致院東洋ジム)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/28018/


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