シュートボクシング

11.18ファンイベントは大盛況! 海人、笠原兄弟ら5王者が勝利の裏側を語る

2023年11月18日(土)東京都内にて、『U-NEXT presents SHOOT BOXINGプレミアムファンイベント』が開催され、海人(TEAM F.O.D)、笠原弘希、笠原友希、山田虎矢太、山田彪太朗のシーザージム勢、MISAKI(TEAM FOREST)の5選手が出席した。

抽選で当選した35組70名のファンが集まる中、4日前の『SHOOT BOXING 2023 シリーズ Final -Start towards 40th anniversary-』の試合映像が流され、メインイベントでマサロ・グランダーに1RKO勝ちした海人は「もっと相手は様子を見て来ると思ったのですが、ヒザも危なかった。前回(ティジャニ・)ベスタティ選手に負けて色々と勉強させてもらったので、ベスタティ選手が使っていた技、距離感とか自分の中ではもっと試しかったものがあるのでもっと時間をかけたったのですが、結果として勝てて良かったです」と振り返る。

司会者からパンチを被弾したことを聞かれると「もらってないと思っていたのですが、映像を見返したらちゃんともらってましたね」と苦笑い。最後のフィニッシュとなった三日月蹴り→左ヒザ蹴りの流れについては「三日月蹴りは確かに当たったのですが、多分ヒザ蹴りは当たっていないと思います。ヒザ蹴りは相手の手に当たったと思います」と三日月蹴りがフィニッシュブローだったと主張する。グランダーがヒザ蹴りで悶絶したスロー動画が流れると海人は「当たってますね(笑)。狙ってました。何なんですかね? パンチをもらってないと思ってたし、自分のヒザは当たってないと思ってました」といい、会場から笑いが起こっていた。

セミファイナルのオープンフィンガーグローブマッチでスーパーボール・ティーデ99に1RKO勝ちした弘希は「左ボディが決め手になりました。今回拳で倒そうと思っていたので、この結果には満足しています」と笑顔。

これでvsムエタイ6戦6勝となり「みんなタイ人のリズムに合わせてはいけないといいますが、僕はタイ人のリズムに合わせて攻撃すると(タイ人は)ブロックしてくれるのでガードの上から攻撃を当てればいいなと、わざとタイ人のリズムに合わせながら時々僕が攻める時は僕のリズムでやると、結構戦いやすい」とタイ人攻略のポイントを明かした。

そして、第6試合でスナイ・ミフターに3RTKO勝ちした友希は「凄くタフな選手で倒し切れるのかなと思ったのですが、KOで勝てて自信になりました」という。兄・弘希は「弟は精密に戦っていて、お客さんはそのテクニックを見ていると楽しいと思います。友希が僕の試合の前にKO勝ちしてくれたことが、僕の着火剤になりました」と評した。

第5試合でテーパプット・シンコウムエタイに判定勝利した虎矢太は「僕の後のシーザージムの先輩方はみんなKO勝ちしていてやはり、倒さないといけないなと感じました戦い方によっては倒せた試合内容だったので、勝てた嬉しさよりも悔しさの方が大きかったです」と猛反省。

第4試合でヨードタノン・オー.サンスックに判定勝ちした彪太朗は「試合前に同じジムの先輩の平蔵君がトイレに入ったら、ヨードタノン選手が吐いていたらしく、ボディブローを狙おうと思っていた作戦でしたが倒せる確信に変わりました。ボディブローに手応えがあったのですが、予想以上にタフでズルズルといった試合でした」とこちらも反省の弁。

第1試合でダウンを奪ってK-1からの刺客チャン・リーに判定勝ちしたMISAKIは「ガチガチになった試合でした。相手が組んでくる場面が多かったので投げてシュートポイントを取ろうと思ったのですが、『お前のルールで勝ってやる』という想いがあり、殴ってで勝つと決めていたのでそれは止めました」と振り返る。試合を見たという海人は「ほんとガチガチやなと(笑)。でもしっかりダウンを取って、相手の土俵で戦って勝つというのは次のステップにいくためにも大事なことですし、シュートボクサーにしか魅せられないこと」と評価した。

トークショーの最後に今後の目標を聞かれた6選手。GLORY世界ライト級4位にランキング入りしている海人は「試合結果を出していき、来年中には必ずベルトを獲ります」、弘希は「OFGでもグローブでも、僕の階級で強い選手を集めて世界トーナメントを開催して全員をぶっ倒したい。来年実現させたい」、友希は「まずは、年末の大みそかRIZINで梅野源治選手とやりたい。26歳ぐらいまでのに世界を獲りたいので、ここ2年で他団体のチャンピオンを全員倒し、ONEでSBの代表として出て、僕一人でも後楽園ホールを埋める選手になりたい」、虎矢太は「他団体で55kgが盛り上がっているので、他団体のリングで他団体のルールで戦って総なめしたい」、彪太朗は「SBの強さを証明したい。昨年に負けている門口(佳佑)選手にリベンジしたい」、MISAKIは「他団体のベルトには興味がないので、REAN選手、海人選手が巻いているSBの世界のベルトが欲しいのでそこを目指していきたい」とそれぞれが目標を語った。

その後、ファンからの質問コーナー、選手のサイン入り使用済みバンテージなどが当たる〇×クイズが行われ、大盛況に終わった。


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