2.10 70kg日本最強・海人が元ONEムエタイ世界王者とヒジありルールで激突！このビッグマッチを後楽園ホールで見られる“奇跡”
2024年2月10日（土）東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.1』に向けた［特別コラム]を公開いたします。
「この試合の臨場感や緊張感、熱気が集まる後楽園で見てもらいたいと思いました」（緒形代表）
2025年に創立40年を迎え、昨年11月の後楽園大会からメモリアルイヤーに向けた戦いが本格的なスタートにしたシュートボクシングが、2024年の開幕戦から格闘技界注目のビッグマッチを実現させた。
シュートボクシング世界スーパー・ウェルター級王者の“70kg日本最強”海人が、元ONE Championshipムエタイ世界フェザー級王者ペットモラコット・ペッティンディアカデミーに挑む一戦だ。
ペットモラコットはルンピニースタジアムで二階級制覇し、2018年からONEに参戦。2022年にOFG着用で行うムエタイルールでチャンピオンに輝くと、現在はONEと並ぶムエタイのビッグプロモーション＝RWS（ラジャダムナン・ワールド・シリーズ）を主戦場に戦っている。
その経歴もさることながら、ペットモラコットはONEでジョルジオ・ペトロシアン、ヨードセングライ・IWE・フェアテックス、タワンチャイ・PK・センチャイといった世界の強豪と鎬を削ってきた。
ペトロシアンとは2戦して1敗1無効試合だが、これは一度ペットモラコットが判定勝利したにも関わらず、試合後に「審判がペットモラコットの違法なクリンチ行為を適切に管理していなかった」として勝利が取り消され、再試合で判定負けしたというもの。ペットモラコットの実力・実績は間違いなく70kgの世界トップクラスで、海人にとっては過去最強と言っても過言ではない相手だ。
しかも海人VSペットモラコットはヒジ打ちと組んでからの攻撃が認められた＝ヒジありのシュートボクシングルールで行われる。本来ペットモラコットはヒジ打ちと首相撲からのヒザ蹴りを得意にしている選手で、シュートボクシングルールは自分の得意技を制限なく使うことができる。シュートボクシングのリングではあるものの、海人がペットモラコットの土俵に上がる試合でもあるのだ。
カード発表会見ではシュートボクシング協会・シーザー武志会長が「海人もペットモラコット選手も70kgで世界のトップ数名に入る選手。日本人がタイ人とやるとき、ヒジありではやらないことが多いけど、海人は『ヒジありでやります』と言ってくれて、その勇ましい意気込みに感動している。ペットモラコット選手は前に出てくる選手なので、バチバチの殴り合いか（ヒジの）斬り合いの試合になると思う」と、海人VSペットモラコットをヒジありでやることの意味と価値を熱弁した。
この試合はファンのみならず、選手・関係者の間でも大きな話題になった。多くの現役ファイターがSNSでコメントを残し、「THE MATCH 2022」で中量級国内最強決定戦を争ったK-1の野杁正明も「まじか。やっぱりトップクラスと試合しないとね。ファイトです」と海人にエールを送り、海人も「絶対勝ちます。世界のトップレベルに圧勝します」と言葉を交わしている。
今大会の約2週間前にはONE日本大会が行われ、武尊とスーパーレック・キアトモー9が格闘技の歴史に残る死闘を繰り広げた。海人VSペットモラコットも武尊VSスーパーレックと並ぶビッグマッチであり、本来ならアリーナクラスの大会場で組まれておかしくない試合だ。この試合を後楽園ホールで見られることはまさに奇跡。シュートボクシング協会・緒形健一代表は海人VSペットモラコットを後楽園ホールで組んだ理由をこう語っている。
「ペットモラコット選手は以前から海人と戦わせたいと思っていた相手で、たくさんの人の協力があって実現した試合です。我々としても待望の一戦が実現したと思っています。この試合を大会場で組むこともできたのですが、あえて今年の開幕戦、後楽園ホールでやることにしました。2024年は40周年に向けた大切な1年で、その開幕戦でみなさんに喜んでもらえる・海人が燃える試合を組みたかったし、この試合を臨場感や緊張感の伝わる、そして会場の熱気が集まる後楽園で見てもらいたいと思いました」
試合のポスタービジュアルには「シュートボクシングの覚悟と本気」というキャッチコピーがついた。これは海人の「2024年、シュートボクシングが本気を出してきた」という言葉にちなんだものだ。海人はペットモラコット戦発表後に「このキャッチコビーの通り、シュートボクシングが僕に対して本気を出してくれて、覚悟を僕に預けてくれたと感謝しています。今からワクワクドキドキして、楽しみで仕方がないです」とペットモラコット戦を前に武者震いしている。
シュートボクシング、そして海人の覚悟と本気が詰まった大勝負を“格闘技の聖地”後楽園ホールで体感せよ！
▼第8試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
海人（TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者）
vs
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー（タイ/元ONEムエタイ世界フェザー級王者）
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