シュートボクシング

2.10 翼「僕を踏み台にしようとしてるのかな。若い選手に負けたくない」

2024年2月10日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.1』の第1試合でSB日本バンタム級3位・小林大樹(龍生塾)とオープンフィンガーグローブ(以下OFG)マッチで対戦するRISEスーパーフライ級5位・翼(TARGET)。前回、11月のSBでリングで佐藤執斗と再戦で敗れた翼は背水の陣でSB3戦目に臨む。

――今回3度目のSBルールでの試合が決まりました。

翼 3連敗しているので今までとやることは変わらず、勝ちに行きたいと思います。

――前回、昨年11月にSBのリングで佐藤執斗選手との再戦で2RTKO負けでしたが、何か手応えはありましたか?

翼 組みの展開も少なくいつものキックボクシングをやっているような感覚だったんですけど、OFGでの試合だったことでダメージもあって効かせられた部分がありました。反省点も多くまた攻略して、次の勝ちに繋げたいですね。

――ご自身としてはグローブとOFGのどちらの方がやりやすいですか?

翼 僕としてはグローブの方がやりやすいのかなと。やっぱりOFGだとはガードの隙間を突いてこられるので防御面は難しいですね。

――佐藤選手にはリベンジできなかったわけですけど、そこに関してはどう考えてますか。

翼 自分のパンチは前回より当たっていたし、前よりもいい展開を見せられた分、あと一歩届かなかったのは凄く悔しいですね。

――今回SBのリングに上がるということは、SBに借りを返したいという想いもありますか?

翼 そうですね。ただ単に、SBルールで2回やって2回とも負けているのでSBのルールで結果を残したいう想いもあります。

――高校時代はレスリング部に所属したということですが、試合に向けて練習では投げ技や絞め技も取り入れているんですか?

翼 首相撲を多めにやったり、MMAのジムのK-PLACEに出稽古に行って投げ技や絞め技の対策を教わっています。以前よりも手応えは感じていて、自分から仕掛ける練習もしていますが、ディフェンスの方を重視したものになります。

――今回の相手、小林大樹選手に関してはどういった印象がありますか?

翼 僕とは真逆で、若くて勢いがあり、結構テクニックも上手くていい選手だなと思います。

――小林選手はプロ5戦とキャリアがまだ浅く、翼選手は18戦しています。キャリアの差のある選手とやることに関してはどう思いますか?

翼 僕の方がベテランなんでそこの意地は見せようかなと思います。SBはそういう相手をぶつけてきて僕を踏み台にしようとしてるのかなとは思ったんですけど、今の僕の戦績では仕方ないことなので今回は背水の陣の覚悟で臨み、しっかり勝って見返してやりたいですね。まだ若い選手に負けたくはないです。

――どういった試合展開を予想されてますか?

翼 相手はパンチ主体の選手なので、また殴り合いになるんじゃないかなと。

――小林選手にもインタビューしたところ、相当自信を持っているようです。

翼 舐められてますね。彼も連勝して勢いに乗っているからそういう自信もあると思うんですけど、僕も修羅場は潜ってきているので絶対に負けたくないです。

――今回勝って今年はどういった目標を考えていますか?

翼 とりあえずRISEとSBのリングでトップ戦線に戻って、またタイトルマッチに絡めるような選手になろうと思っています。もちろん佐藤選手へのリベンジも考えていて、そうするためにはそういう状況を作らなきゃいけないので、しっかり勝って結果を残します。次もまた熱くて面白い試合をするので、応援をよろしくお願いします。

▼第1試合 53.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
小林大樹(龍生塾/SB日本バンタム級3位)
vs
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級5位)


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