シュートボクシング

【RISE】3.17 山田虎矢太「SBからGOサインが出たので今まで以上に暴れまくる」

2024年3月17日(日)東京体育館で開催される『ABEMA presents RISE ELDORADO 2024』の対戦カード発表会見が行われ、対戦が決定しているSB日本スーパーバンタム級王者・山田ツインズの弟・虎矢太(シーザージム)とRISEバンタム級4位・大森隆之介(EX ARES)の二選手が出席した。

会見に同席したRISE・伊藤隆代表は「大森は約1年弱の復帰戦でよくこの相手でOKしてくれてさすがRISEファイターだなと。山田は55kg期待の素晴らしい新人で55kgの四天王(鈴木真彦、玖村将史、金子晃大、志朗)の中に彼も関わってくるんじゃないかと思います。この試合の勝者は内容次第では、次期挑戦者にふさわしいのではないかと思います」と大﨑孔稀が保持するRISEバンタム級次期挑戦者決定戦にふさわしいカードだという。

続けて「先日のSBでは素晴らしいボディブローでKOしたのも印象深い……」と評価すると、虎矢太は「伊藤代表、先日KOしたのは兄の彪太朗です」と突っ込みを入れる。伊藤代表が「そっくりだよね?」というと、虎矢太は「カッコいい方が虎矢太です」とアピールした。

会見で虎矢太は「これから本格的にRISEを荒らしにいきます。自分が目標としているのは55kgのタイトル総なめなので、大森選手に勝ってしっかりとインパクトを残してゆくゆくはRISEチャンピオンもそうですし、K-1もそうですし、他団体のベルトを全部獲っていくので楽しみにしてください」と全団体制覇を目標に掲げる。

大森の印象については「大森選手と同じジムの門口(佳佑)選手と彪太朗の試合が終わった後、会場の廊下で会ったときに大森選手が『次は俺たちでやろうね』と声を掛けてくれ、僕がチャンピオンになった後にもX(旧ツイッター)で虎矢太選手とやりたいと名前をあげてくれ、僕とやりたがっている敵という印象が強い。試合を見ると攻撃力があって身長も高いので気をつけないところですが、僕のパンチは強すぎるのでそこは気を付けてもらって」と挑発すると、大森は「色んな人にお世話になってここに立てているので何が何でも勝ちます。いっぱい倒して来てますが、去年のクリスマスにヒザで倒れるような選手なので今回もヒザで倒したい」と勝利宣言した。
 
これを受けて虎矢太は「ヒザが当たる前に僕のパンチが当たってしまうと思います。僕はまだ負けてないので……、君の先輩にやられたのは彪太朗です!」と伊藤代表に続く大森のボケに突っ込みを入れた。

また、13戦13勝の虎矢太の無敗記録について大森は「ほとんどがSBでの試合で、SBに守られてきたチャンピオン。僕はずっとRISEでやってきて刃を磨いてきたのでいい組み合わせだと思います」といえば、虎矢太は「何か勘違いしてますね。SBに守られてきたのではなく、SBに抑えられていたんです。これでSBからGOサインが出たので、今まで以上に暴れまくってやろうかなと思います」と挑発返し。大森は「今の返しは巧いので僕の負けです」と苦笑いした。

山田は「欲をいえば、僕はSBのチャンピオンなのでRISEのチャンピオンクラスとやらせてほしかったのですが、今回ランキング戦ということでここで勝てばランキング入りしますし、1個ずつランクを上げてタイトルに挑戦すればRISEの選手、ファンの皆さんも文句はないと思うので、RISEのベルトを獲りたいと思います」とRISE王座奪取を目標に掲げる。

最後に記者から山田ツインズの見分け方を聞かれた虎矢太は「僕自身は全然別人だと思っていて『カッコいい方が俺でしょ』とずっと言ってます。でもどうやら似ているようなので、強いて言うなら目が違う、口元が違う、前歯が大きい方が虎矢太だと言われたのですが、そんなに近くで見る人はいないので頑張って見分けてください。僕らはYouTubeチャンネル『山田ツインズチャンネル』やSNSに力を入れているので、たくさん見て勉強してください」とアピールした。

▼バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
山田虎矢太(シーザージム/同級8位、第15代SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
大森隆之介(EX ARES/同級4位)


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