シュートボクシング

4.13 山田彪太朗「栗秋戦で自分が今日本でどの位置にいるのか分かる。栗秋選手に圧勝すれば、僕の評価も上がる」

2024年4月13日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.2』で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦するSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)。

抜群の破壊力を秘めたパンチを武器にダウンを量産する危険な男と対戦する山田ツインズ兄はどう戦うか。先日のRISEでの弟・虎矢太の初敗戦を受け、彪太朗は燃えている。

――『RISE ELDORADO 2024』で弟の虎矢太選手は大森隆之介選手のバックブローを受けて1RKO負けで担架に運ばれていましたが、大丈夫でしたか?

山田 試合後に虎矢太と会話したら「オレ、どんな感じだった?」と所々で記憶がなかったりするのですが、意識はしっかり戻って今は体調が悪くもなさそうなので大丈夫です。試合前のアップはすごく調子が良さそうでしたが、リングの上では緊張してしまったのか動きが硬かったですね。

――虎矢太選手の初敗北を受けて何か考えたことはありますか。

山田 これから山田ツインズ二人でのし上がっていきたかったところだったので、虎矢太の負けはもちろん悔しいですけど、虎矢太は虎矢太、自分は自分なので僕は気持ちをしっかり切り替えて次の試合に向けて集中したいと思います。

――そういったところに、今回、栗秋祥梧選手という強豪選手が用意されました。

山田 一発の強い選手なので、気を付けて集中して試合に臨まないといけないなと思います。波のある選手ですが、波がある分、相手のペース、距離に一発はまるといけないという緊張感はあります。

――以前から意識していた選手ですか?

山田 そうですね。同じ階級の選手なのでいずれ対戦することもあるんだろうなとずっと思っていました。

――栗秋選手と2度対戦(2016年10月23日、2017年9月16日)しているシーザージム先輩の笠原弘希選手から何かアドバイスはありました?

山田 特にまだアドバイスはもらっていないのですが、当時アマチュアだった僕はその試合を生で観ていたので、栗秋選手の威力の怖さは感じていました。その時からずっと活躍している選手と、今自分がやることになって感慨深いものがあります。

――最近だと、昨年4月にSB日本フェザー級4位の内藤凌太選手と対戦して接戦を繰り広げていました。

山田 今回の試合が決まってから試合映像をチェックしましたが、いつもの栗秋選手の良さが出ていない試合でした。内藤選手の戦い方が良くて参考になったので、僕も真似してやろうかなと思います。

――今回の試合に向けて強化していることはありますか。

山田 栗秋選手の左フックが強烈なのでそれをもらわないようにディフェンス面を強化しています。あと今年は全勝全KOを目標にしているのでパンチの1つ1つの精度を上げる練習をしています。ちなみにダムさんからは「パンチに気をつけろ。あとは彪太朗の戦い方ができれば勝てる」と言われています。

――昨年4月の川上叶戦以降、タイ人選手との試合が3試合続きましたが、久々の日本人選手との対決ということで戦い方の面でやりづらさはないですか?

山田 そうですね。でも念願のトップどころの日本人選手との対戦で、このカードが発表されての反響が大きかったので自分としては嬉しいです。栗秋選手はKNOCK OUTでは龍聖選手に続くナンバー2の選手だと思うので、僕はSBのトップとしてしっかり勝たなければ話にならないですし、まずは日本最強を目指しているのでこの試合は圧勝して僕の実力を証明したいと思います。

――栗秋選手に勝ってその後はやはり他団体との王者対決をアピールしますか?

山田 アピールすればいいというわけではないと思いますが、今日RISEに虎矢太の試合の付き添いで行ってあの空気を感じると自分も他団体のリングで暴れたい気持ちも出てきました。一度敗れている門口佳佑選手と、今日虎矢太をKOした大森選手は同門なので、虎矢太に大森選手へのリベンジを任させて、僕も門口選手にリベンジをしたいですね。とりあえず次の試合では会場が盛り上がるバチバチに打ち合いをして、4月なのでSBのリングに満開の桜を咲かせたいと思います。

▼57.6kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗
(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)

大会概要はこちら


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