シュートボクシング

4.13 危険な相手、栗秋祥梧を前に山田彪太朗「絶対にKOで勝つというのは自分のテーマ」

2024年4月13日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.2』の記者会見が3月22日(金)都内にて行われ、対戦することが決定したSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の両選手が出席した。

山田ツインズの兄、彪太朗は弟・虎矢太と共に衝撃のKO劇を連発することで“業界No.1の倒し屋ツインズ”と評され、前戦となった2月のシリーズ開幕戦ではムエタイ強豪ペットシートーンを1RKOで葬り現在4連勝中。

今回KNOCK OUTからの刺客と対戦する山田は「1年ぶりに日本人対決になりました。栗秋選手のことは、僕が小さい頃にPhoenixx祥梧というリングネームでやっていた時から知っている選手で、当時から一発のある選手でした。自分自身、久しぶりにスリル、緊張感のある試合ができると思っています。この試合が発表されて結構SNSでも反響があって、期待されているカードだと思うので、その期待に応えられるような試合をできるように頑張ります」と意気込みを語る。

対する栗秋は「僕も山田選手のことはデビュー戦の時から見ていた選手なので、いつかやるだろうなと思って注目していたんですけど、今回はその日になって、しっかり仕留めてマットに沈めようと思います」と彪太朗のことはデビュー戦から意識していたという(会見後、彪太朗ではなく虎矢太のデビュー戦を見ていたことが判明)。

最近の試合を見ての印象を聞かれると、山田は「直近のONE Friday Fightsに出た試合はまだ見ていないんですけど、他の日本人選手との試合を見て、やっぱり一発のある選手だなという印象は変わらずです」といい、栗秋は「僕も直近でいうと、2月のSB大会を見て、トータル的に上手いし、やっぱり強いなという印象はありますね」とお互いを評価するコメント。

3月17日のRISEでは虎矢太が1RKO負けしたことを受け、彪太朗は「僕はセコンドに付いていて、目の前で虎矢太の負けを見て、すごく悔しい思いをしました。僕も栗秋選手のパンチをもらえば、ああいうふうな負け方をしてしまう可能性のある攻撃力を持っているので、より気が引き締まりました。虎矢太に関しては、もちろん無敗でい続ければそれに越したことはないんですけど、今までがちょっと出来過ぎだったというか。僕も初めて負けた時に気付けたことがたくさんあったので、虎矢太にはこの負けを機に格闘家としても人間としても強くなってくれることを期待しているので、これからも山田ツインズに注目してくれたら嬉しいです」とさらに気持ちが引き締まったと話す。

イメージする勝ち方について、虎矢太は「皆さんが期待しているようなバチバチの打ち合いして、僕もパンチでマットに沈めたいと思っています」といえば、栗秋は「沈めてほしいですね。東京に来てKO負けはほぼないので、沈めるパンチ力があったら沈めてみてくださいという感じです。その前に自分がマットを見ることになると思います」と撃退に自信を見せた。

栗秋はこれまでに笠原弘希、植山征紀といったSBチャンピオン勢を倒してきているが、「SBの選手は本当にレベルが高い。巧い選手はSBにいっぱいいると思うので、そういう面で気を引き締めて試合しなきゃいけないと思っています」と油断はないという。

今回の一戦後、次に見据えていることを聞かれた彪太朗は「とりあえず、この試合は絶対にKOで勝つというのは自分のテーマです。先日K-1とRISEフェザー級対抗戦で盛り上がっていて、そこで門口(佳佑)選手は負けちゃいましたけど、門口選手に僕は負けているので門口選手にやり返したい。門口選手にしっかりリベンジしたら次はK-1、KNOCK OUTのチャンピオン勢と戦ってしっかり勝って、日本を統一したいと思います」と日本統一を目標に掲げた。

対する栗秋は「しっかり勝って4月後半にKNOCK OUTのリングで龍聖選手がSBの方(=川上叶)とやるので、エースに繋げられるようにKOで締めたい」とした。

最後に、他団体の選手を迎え撃つことになったことでどういう試合を見せたいかとの問いに、彪太朗は「他団体の選手がSBのリングに上がってくれることを嬉しく思っていますし、感謝しています。感謝した上で、SBのリングでSBの選手が負けるわけにはいかないので、僕はここホームのSBのリングでSB王者の強さを見せつけます」といい、「今度KNOCK OUTに出る川上選手とは2回やっていますし、川上選手の強さも知っているので、川上選手にはしっかり勝ってほしい」と4月27日のKNOCK OUTのリングでKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖と対戦する川上にエールを送った。

▼57.6kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗
(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)

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