シュートボクシング

4.13 海人「ペットモラコット選手に強くしてもらった」、次戦は6.15後楽園or海外遠征

2024年4月13日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.2』の一夜明け会見が14日(日)都内にて行われ、メインイベントでペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに勝利した海人(TEAM F.O.D)ら6選手が出席した。

メインイベントでペットモラコットに判定勝ちしてリベンジ&SB世界スーパーウェルター級タイトル初防衛に成功した海人は「昨日は本当にありがとうございました。前回負けてから再戦が決まってからずっと緊張していたし、不安があったし、いろいろと悩みましたが、内容的には全然納得行ってませんが、勝てたことでホッとしています。ここがゴールじゃないので、まだまだ先にはいっぱいあるし、まだまだ挑まないといけない相手がいるので、ここで満足せず、まだまだ先に行くので世界最強になるためにもっと頑張るのでこれからもよろしくお願いします」とあいさつ。

試合後の周りの反応については「2月の試合を見てくれていた人が多いので、それに向けて2カ月間で仕上げてきたな、というコメントが多く、まだまだですが、少しでも成長した姿を見せられたのかなと改めて思いました」という。

「終わってみれば、あっという間でしたが、2カ月間は長くていっぱい悩んだし、眠れない時もありました。自分がいる立場で一回の勝ち負けですごく変わり、それだけ自分は重いものを背負わせてもらっている中で、それを乗り越えて勝てたことで、また1つ上に行ける、また強くなれたんやなと改めて思いました」

対戦したペットモラコットについては「前回負けて再戦してくれたペットモラコット選手に強くしてもらったので、自分はチャンピオンでしたが、挑ませてもらう立場にいたことにも感謝しています」と感謝の意を述べる。

今回、勝利に結びついたタイ修行に関しては「これからも色んな国に行って練習したいと思います。日本で対人練習はなかなかできないので、色んな国に行けば大きな相手もいるし、僕よりも強い選手はいっぱいいるので、そういう環境で練習いけたらと思います。もしヨーロッパに行くようなことがあれば、アンディ・サワーさんとも練習させてもらえたらと思います」と旧SB世界王者サワーとの交流にも意欲を見せる。

次戦については「いつでも試合ができるように明日から仕上げていきます。今、怪我してますが、すぐに治すので5月でも6月でもできたらどんどんやっていきたい」と連戦も望むところ。

これを受けて同席した緒形健一代表は「次の6月の後楽園大会か、今海外からオファーが来ているので、どちらかのリングになると思います。これから内部で協議してきめていきたい」とコメント。

海外での試合については「ぜひやりたいです。海外で試合をすると自分を強くするための1つやと思うので、海外でも試合したいし、他団体のリングにも上がって勝っていき、SBを最強にするのは僕たちシュートボクサーたちなので、ホームで披露するよりは他の団体の方が最強を証明しやすい。そこから僕に挑戦したいという選手が増えてくれば、自ずとホームでの試合も増えSBも大きくなっていくと思うので色々と挑戦させてもらいたいと思います。色んな国の選手とヒジあり、ヒジなしとやりたいと思います」と海外遠征試合にも出陣したいとする。

海人の言葉を受け。シーザー武志会長は「海人はタイ人との二連戦でしたが、この競技は相手の陣地で敵を知ることは特に大事なこと、これからヨーロッパで戦っていきたいなら、ヨーロッパに出向いて向こうの戦い方を学んでいけば、海人は必ず伸びます。海人という男を見ていてください」と期待を込めた。 

最後に海人は「皆さん、本当にありがとうございました。前回負けて再戦できて勝てたことも、僕を信じてくれたおかげやと思っています。本当に力をくれてありがとうございました。世界最強にはまだまだ遠いので、それを証明するためにもっと強くなってもっと結果を残して、皆さんに僕を信じて良かったと思ってもらえるような選手になるのでこれからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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