4.13 山田彪太朗「ホームリングでも他団体でもSB最強を証明したい」 内藤凌太、坂本”怪獣キラー”優起、ロクク・ダリ、MISAKIが激闘を振り返る
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.2』の一夜明け会見が14日(日)都内にて行われ、メインイベントでペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに勝利した海人(TEAM F.O.D)ら6選手が出席した。第3試合~第7試合に勝利した選手のコメントは以下の通り。
■山田彪太朗 ※栗秋祥梧に判定勝ち
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。栗秋選手に勝てたことは一安心しているのですが、目標であったKOで倒すことと、最後に危ないシーンを作ってしまったという点では反省点の残る試合だったのでもっと完成度を上げて、SBの面白さ、強さ、日本最強であることを証明していけるようにもっと頑張りますので、これからもSB、山田ツインズの応援をよろしくお願いします。
(今回の結果の反響は?)栗秋選手という名前は知名度があり、試合が終わってからも反響があったので、とりあえず勝てて良かったと思います。
(他団体の選手とホームリングで戦う心境)正直、SBのタイトルを獲った後にタイ人選手と3連戦したのですが、タイ人選手とやるよりも今回はプレッシャーを感じました。他団体の日本人選手が相手だと緊張感があり、その緊張感があったおかげで試合中は結構冷静に集中して戦えたかなと思います。
(最後まで堂々と戦っていたが、感触はあったか)アップの時から力まずにパンチを打ててましたし、試合中も一発もらったらパニくってしまうこともあるのですが、冷静に考えながら対処できたので、自分の中で成長点かなと思います。
(今後はどういう年にしていきたいか)昨日のような他団体との対抗戦ではないですけど、シュートボクサーが勝つのは個人的にすごく嬉しいし、今後もSBは最強というのを証明していきたいので、他団体の選手とどんどんやっていきたいです。昨日は海人選手の世界戦を間近に見ていたら、すごく輝いて見えました。まだ自分は世界は遠い存在なので、とりあえず自分の階級で東洋太平洋のベルトを設立してもらえるように、シーザー武志会長と緒形健一代表に認めてもらえるような試合をしていきたいと思います。
(次の『KNOCK OUT』で同じ階級の龍聖と川上叶が試合をすることについて)できれば現地で見たいと思うぐらい凄く興味があります。
(他団体のリングに乗り込むことの興味はあるか)SBが最強であることを証明するために、ホームのリングやルールでもしっかり勝てるような選手であれ、というのを見せていきたいので他団体にもどんどん出たいです。
(ファンにメッセージ)昨日は試合前にたくさんの応援ありがとうございました。おかげ様で栗秋選手という強い選手に勝つことはできました。これからももっと強くなってSBが最強を証明していけるように頑張りますので引き続きたくさんの応援よろしくお願いします」
■内藤凌太 ※山浦俊一に判定勝ち
「昨日は応援ありがとうございました。昨日の試合は急遽2週間前にオファーをいただいたもので、普段よりも3.5kg重い階級で、オープンフィンガーグローブ(以下OFG)での試合も初めてでした。自分の中で『どうなるのかな』という気持ちもありつつ、自信もあった試合で、できたことやできなかったこともありましたが、結果、勝つことができたので、ホッとしています。
(OFGマッチはマッチしているように見えたが手応えは)普段の練習でもOFGを付けたことはあまりありません。弟の内藤大樹がONEに出始めた頃に付き合い程度で着けたぐらいで、普段はめて練習したことはありませんでした。その時にはめた感覚では、結構OFGで行けるんじゃないかなというのがあり、実際試合のオファーをいただいてからOFGで練習してもいい感覚だったので、それがそのまま試合で出せたのかなと思います。
(対抗戦で勝利して得られたものは?)SBでプロデビューして昨日でちょうど10年でした。ずっとSBでシュートボクサーとして戦ってきて、このタイミングで他団体との対抗戦に急遽抜擢していただいたことはすごく嬉しかったですし、勝つことができて良かったと思います。
(今年の目標)今年の初めからいつでも・どこでも・誰とでも組んでいただいた試合を全て出場して、全て勝つと。来年には隣にいる山田選手が持ってるフェザー級のベルトを獲りにいくことを決めているので、今年はどんどん試合をして勝ってタイトルマッチまで辿り着きたいと思います。
(リング上では6月大会参戦をアピールしていたことについて)もう予定はバッチリ空けてますので、ぜひ6月大会でカードを組んでいただけたらと思います。
(ファンにメッセージ)自分も対抗戦という形で勝利することができて良かったと思います。自分が目指しているフェザー級のベルトに向けて、1つ1つ勝っていきますのでこれからも応援よろしくお願いします」
■坂本“怪獣キラー”優起 ※荒東”怪獣キラー”英貴に判定勝ち
「改名マッチということで昨日勝ったのでリングネームの“怪獣キラー”をいただいたのですが、試合後に故郷の両親から連絡ありまして『あんた、他人の名前とるんじゃないよ! そういうのはちゃんと返しなさい』とのことなので、今まで通り、坂本優起で格闘技できたらいいなと思います。ちょっとそこは親が言うことなので、勘弁してください。
(昨日の試合で良かった点は)だいぶ冷静に試合を運ぶことができたと思います。パンチの距離を掴めて、パンチを見切ることもできたと思いますが、組まれると押し込まれるところは自分のウィークポイントなので、これから直さないといけないなと。あとはアッパーじゃないですか。昨日は鋭く入っていた印象を受けました。
(アッパーは練習していたもの?)昔から、自分の弱いパンチの中でもアッパーは良いものを持っていると思ったので、いつでも出せるようにはしていました。
(これからどういう相手とやりたいか)最近はMMAファイターとの試合が続いていたと思うので、打撃の選手と久々やっていきたいとお思います。
(今後SBヘビー級戦線をどう展開していきたいか)僕が絡むかは別にして、ヘビー級は王座空位なので何戦かしていく中で、そういう選手が出てきてくれたら嬉しいですね。
(改名することを親御さんは怒っていたのか?)そうですね。すぐに電話が来ました。本名でいてとは言われてないですけど、他人の物は奪うなと。それは当然のことなんですけど。髪切りマッチで負けた時は自分のことなのでしょうがないねという感じでした(笑)。
(ファンにメッセージ)たくさんの応援ありがとうございました。しばらくU-NEXTさんの方で観戦できると思うので、改めて動画を視聴してくれたら嬉しいです」
■ロクク・ダリ ※風間大輝に判定勝ち
「今回SBに出していただきありがとうございます。SBのルールが難しかったのでずっと勉強しました。試合は楽しく、相手は強かったけど、ダリが勝ちました。もっとキックボクシングの練習を頑張るので、またSBに出たいです。よろしくお願いします。
(SBルールを初体験してやりやすかったか)SBルールで殴るか、倒すか、どっちをするか分からなく、どういう試合をやろうかと考えました。最後までルールを守って叩けたので、次の試合ではもっと面白い試合をしたいので、立ち技を勉強します。
(もし次もSBの試合が決まったら、昨日の試合よりももっとスキルを見せられるか)昨日はこういう感じだと勉強できたので、次はもっと見せらるいうに頑張ります。
(SBルールは好きか?)殴るのは大好きだから好きなルールです。
(今後、SB継続参戦するなら目標は?)海人選手はチャンピオンなので、やりたいとは言いませんが、殴るルールなので誰が相手でもOKです。
(ファンにメッセージ)昨日はたくさんの応援ありがとうございます。これからもっと面白い試合をいっぱいするので応援お願いします」
■MISAKI ※ホンカンラヤー・ゴー・パーサージムに2RTKO勝ち
「昨日は2RKOで勝利することができました。ホンカンラヤー選手は映像で見てた通り、強くてミドルキックを一発受けたらすごく硬いなと。でも練習してきたことが出せたし、やるべきことをやってきたので自信を持ってリングで出せたんじゃないかなと思います。KOで締めくくることができて良かったなと思うし、次に必ずつなげてSBの世界のベルトにつながるようなことをしていくので、これからも応援よろしくお願いします。
(今回の勝利でSB世界タイトルに向けての手応えはあったか)スタイルチェンジしてからタイ人選手に全KO勝ちしています。私の階級だとタイ人やアジア系の選手が世界でも強いと思うので、フィジカルや身体の強さは全然負ける気はしないです。どんなレベルでも大丈夫だと思いました。SBの世界タイトルを懸けた試合となると、昨日の海人選手が対戦したONEのチャンピオンのようなレベルの選手を連れて来て下さると思うので、もっと上を目指して頑張らないといけないなと思います。
(今年の目標)今負けているRISEの宮﨑小雪選手、小林愛理奈選手には絶対にやり返して、日本には相手がいない状態にした時に世界に送り出していただいたり、SBの世界戦を組んでいただけたらと思います。
(ファンにメッセージ)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。倒せる女子はSBのリングにいるのをこれから証明するべく、全てKOで倒しまくって勝ちまくって世界に行きたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」
U-NEXT 見逃し配信〜5月13日 23:59
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