6.15 岸本篤史「今回勝ってロクク・ダリとSBタイトルを懸けてやるのも面白い」
2024年6月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.3』でSB日本スーパーウェルター級1位のRYOTARO(龍生塾)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するGRACHANライト級3位・岸本篤史(BRAVE)。アマチュアボクシングで磨き上げたパンチとMMAのテクニックでSBのリングでどのようなインパクトを残すか。
――今回SB初参戦になります。まずは岸本選手の格闘技のキャリアから教えてください。
岸本 花咲徳栄高校入学と同時にボクシング部に入って、高3のインターハイでミドル級で3位を取り、平成国際大学に進学して学4年生の時に国体のミドル級で準優勝しました。そこで一旦引退して3年間ぐらい一般の企業に勤めていたのですが、高校からの同級生で同じボクシング部だった芦田崇宏がMMAで活躍している姿に刺激され、また格闘技をやりたい気持ちが出てきて、27歳の時にBRAVE GYMに入門しました。
――なぜMMAだったんですか?
岸本 MMAに元々興味があって、MMAだと自分のパンチが武器になるなと。オープンフィンガーグローブだし、当時のMMAではあまりKOしている選手がいなかったので、僕のボクシングのスキルを使えるんじゃないかなと思いました。
――今回SB参戦を決めた理由は?
岸本 MMAをずっとやっているので最初にお話が来た時はどうしようかなと思ったんですけど、別競技に挑戦することは自分の経験にもなると思ったので参戦を決めました。
――SBではご自身のどういう良さが出せそうですか?
岸本 パンチが得意なんで、そこでいい形でKOできればいいかなと思うんですけど、向こうの土俵なのでそんなに甘くないのかなと。
――対戦するRYOTARO選手もパンチを得意としていますが、相手のパンチの技術をどう評価していますか。
岸本 そんなに試合の映像を見てないんですけど、僕もパンチは得意なのでぜひ殴り合ってほしいなと思います。やってみないと分からないですけど、僕はアマチュアボクシング上がりなので他の選手と比べてパンチの質は違うと思いますよ。
――SBでは投げ技、立ち関節も認められてますが、そういった技も見せますか?
岸本 普段の練習でもちろん組みをやっているのですが、SB参戦が決まってからはキックボクシングの練習が多いです。チャンスがあればそういう技を見せるかもしれないです。
――今までにBRAVE GYMの芦田崇宏選手、伊藤空也選手がSBのリングに上がって負けてますが、リベンジしたい気持ちは?
岸本 僕的に二人は普通に勝っていたと思うのですが、アウェーのリングなので判定決着では勝てないという気持ちで臨みます。
――2人からSB対策用に何かアドバイスはありました?
岸本 そうですね。芦田からはこういう感じだったよとか助言をもらいながらやっています。
――今回勝ってSBでの目標はありますか?
岸本 よそ者で参戦させてもらう身なので特にでかいことを言うつもりはないですけど、前回ロクク・ダリ選手がランキング2位の選手(=風間大輝)に勝って、今回の僕の相手がランキング1位の選手です。ダリ選手とはMMAで引き分けているので、今回勝って、今後、現在空位のSB日本スーパーウェルター級王座を懸けてGRACHANのメンバー内でやらせてもらってもらったら面白いのかなと。
――前回から開戦したSBとGRACHANの対抗戦という意識もありますか。
岸本 そうですね。GRACHANを代表するMMAのファイターとしてSBのリングに乗り込むイメージではいます。
――ちなみにMMAでの目標も教えてください。
岸本 この前GRACHANのタイトルマッチで負けたのですが、MMAを始める時の目標であるベルト獲得がまず第一にあります。あと、RIZINに出て負けて終わってるので、GRACHANのベルトを獲った後に出られるのであれば、リベンジしにRIZINのリングに上がりたいと思いますね。
――ファンにはご自身のどういったところを見せたいですか。
岸本 オープンフィンガーグローブなので、いつものSBルールとは違う迫力がある試合を見せられると思います。お互いにパンチが得意なので盛り上げられる試合を見せます!
▼70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
岸本篤史(BRAVE/GRACHANライト級3位)
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