11.8 吏亜夢「投げ技や立ち関節技? 打撃で圧倒すれば問題ない」

2026年11月8日(日)愛知・刈谷市産業振興センター あいおいホールで開催される、愛知県初のナンバーシリーズ『SHOOT BOXING 2026 act.6 in AICHI』のセミファイナル(56.0kg契約)でSB日本スーパーバンタム級王者・笠原直希(シーザージム)と対戦する吏亜夢(ZERO)。これまで対戦相手を沈めてきた180㎝の長身から繰り出されるミドルとヒザ蹴りは脅威といえるだろう。SB初参戦で現チャンピオン狩りなるか。
――今回SB初参戦ということで、パーソナルなことから教えてください。吏亜夢選手はいつからキックを始めたんですか。
吏亜夢 9歳からです。ずっとサッカー少年だったんですけど、通っていたそろばん教室のふたつ隣に、今所属している「ZERO」があり、お母さんから「キックのジムに体験に行ってみなよ」と言われて、三兄弟みんなで体験に行きました。その時は会長が優しかったのでそのまま入会し、今に至ります。ちなみに三兄弟で一番素質があるのは次男なんですけど、一番頑張っているのは僕で、下の弟ふたりも今もアマチュアで頑張っています。
――ご自身のアマチュア時代の戦績はどうでしたか?
吏亜夢 NJKFやBigbangなど、いろんな団体のアマチュア大会で150戦以上やってきて、6冠を獲り、中学2年生ぐらいからタイでプロルールで3戦経験しています。
――そういう経験もあって、ムエタイ志向が強いんですね。
吏亜夢 そうですね。もともとトレーナーがタイ人だったこともあり、よくヒジは教わっていたので、気づいた時にはキックボクシングよりムエタイ志向になっていました。
――吏亜夢というリングネームは本名になりますか?
吏亜夢 お父さんがイギリスと日本のハーフで僕がクオーターになるんですけど、そのイギリスによくある名前をもらった感じだと思います。どういう意味があるのか以前に聞いたことがあるのですが、ど忘れしちゃいました(苦笑)。クオーターというと英語を話せると思われるのですが、小学生が言える自己紹介ぐらいしかできません(笑)。外国の血が混ざっている人は身体能力が高いと一般的に言われますが、身体能力の高さは僕自身も他の人よりはあると感じています。
――今回SB初参戦が決まりました。
吏亜夢 もともと知っている団体で「出てみたい」と思っていたので、オファーをいただき即答でお受けしました。
――SBでは投げ技や立ち関節技が認められたルールですが、そこで躊躇はなかったですか。
吏亜夢 僕は投げ技や立ち関節技はできないんですけど、打撃で圧倒すれば問題ないと思っています。
――今回の試合に向けた練習では、そういった技に対する対策もしていますか。
吏亜夢 MMAの選手をジムに呼んで特訓していて、練習では投げられてしまうこともあるんですけど、試合では投げられないような対策もしています。でも、僕が投げる確率もあると思います(笑)。というよりも、打撃で倒し切ることを重視しているので、試合では僕の打撃を見てもらいたいですね。
――これまでムエタイルールをメインでやってきて、前戦となった4月のBOMでは初のキックルールに挑戦し、ルールが違うだけに苦戦しているように見えました。今回はそれでも大丈夫だと。
吏亜夢 やはりキックルールは慣れないルールだったんですが、あの時はちょうど骨挫傷を抱えながらも無理に試合をしてしまったこともあって、ああいう試合内容になりました。でも、今はもう治ったので次は完璧なパフォーマンスができると思いますし、期待してもらえたらなと。やっぱり僕はヒジやヒザが得意なので試合ではそこを見てもらいたいのですが、今回もそれが使えない分、パンチやハイキックなど多彩な技を見せられますし、SBルールでは組んでヒザの戦いもできる分、SBのチャンピオンにも全然負けない組み力を見せられると思います。
――今回の相手、笠原選手にはどういう印象がありますか。
吏亜夢 パンチが重くて気持ちが強い印象があります。投げ技も巧いので、そこも注意していきます。あと、ガンガン前に出てくるので、それに飲まれないようにしたいなと。
――どういうフィニッシュをイメージしていますか。
吏亜夢 相手のいいところを出させつつ、ムエタイを存分に味わってもらって相手を疲れさせたところを、2ラウンドか3ラウンドでKOしたいと思っています。KOする自信は100%あります。
――格闘技を続けていくうえでの最終目標は何でしょう。
吏亜夢 ONEの世界チャンピオンを目指していて、今ONEで二連敗しているので、まずはONEのリングに戻り、そこで稼いでお母さんに恩返ししたい気持ちが強いです。























