シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING2018 act.4

2018年9月15日(土)東京・後楽園ホール

海人の連勝記録がストップ、現ラジャダムナン王者チャムアトーンに惜敗

「SHOOT BOXING2018 act.4」の全試合は近日中にSB動画サイト「MOVIE COMPLEX」にて公開します。
https://shootboxing.org/moviecomplex/

第8試合

65.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R無制限延長R ※ヒジ打ちあり

チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者)

vs

海人(TEAM F.O.D/SB日本スーパーライト級王者)

延長R判定2-0 ※10-9、10-10、10-9 ※本戦の判定は49-50、50-50、50-49


9連勝中の海人が過去最強の相手チャムアトーンと対戦した。1R、海人は右ストレート、ローで様子を見る中、チャムアトーンはスピードあるハイキック、右ヒジを当てて場内を沸かせる。2R、海人は顔面前蹴り、ヒジをヒットさせると、チャムアトーンはイラッとしたか、圧力をかけてヒザ・ヒジを振るう。3R、チャムアトーンはミドルを的確に当てては首相撲でも優位に立つ展開に。押され気味の海人だが、4R、右ローをこつこつ当てチャムアトーンの動きを止める。5R、チャムアトーンの左ミドルに海人はパンチを返すなどで差を付けさせず本戦はドロー。延長R、チャムアトーンが首相撲の展開でヒザを当て、距離を取る海人も右ストレートを返したがヒットさせてもらえない。チャムアトーンがヒット 数で上回り、判定勝ちした。


第7試合

SB日本ライト級王座決定戦 
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R 

西岡蓮太(龍生塾/同級1位)

vs

村田聖明(シーザージム/前SB日本スーパーフェザー級王者)

再延長R判定2-1 ※10-9、9-10、10-9 ※本戦の判定は三者とも50-50、延長1回の判定は9-10、10-10、10-9 ※西岡が新王座に就く。


二階級制覇を目指す村田が19歳の新鋭・西岡と激突。1Rから村田が前進し、西岡は回りながら距離をとる展開。お互いに右ストレートを当てて一進一退の攻防に。5Rになると、西岡の右ストレートを被弾する村田が口から流血。印象は悪いものの、村田は流れを変えさせずにしっかり攻撃を返し本戦はドロー。延長戦でも差が付かずに再延長戦に突入した。疲れを見せる西岡だが、パンチのヒット数で村田を上回り勝負あり。僅差の判定で勝利した西岡が念願のベルトを獲得した。


第6試合

SB日本スーパーフェザー級王座決定戦 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

深田一樹(龍生塾ファントム道場/前SB日本フェザー級王者)

vs

上田一哉(シーザージム新小岩/同級3位)

判定2-0 ※50-49、49-49、50-48 ※深田が新王座に就く。


村田聖明が返上した王座を懸けて、二階級制覇を狙う深田と17歳の上田が対戦。1R、サウスポーの深田に対し、上田は序盤から積極的に右ミドルを出して前に出る。深田もパンチを返し、3Rには首相撲からのヒザ蹴りで上田のスタミナを削っていく。初の5R制の上田は4Rになると疲れを見せるのに対し、深田はボディへの攻撃などで追い込む。5Rもボディを狙う深田が主導権を握る戦いを見せ、判定勝ち。二階級制覇を達成した深田は「もっと強くなります」とアピールした。


第5試合

SB日本フェザー級王座決定戦 
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

笠原弘希(シーザージム/同級1位)

vs

元貴(DAB/同級3位)

判定3-0 ※50-48、50-47、50-47 ※笠原が新王座に就く。


笠原と元貴は昨年6月に対戦し、笠原が判定勝利している。王座を懸けて1年3カ月ぶりの再戦となった。1Rから笠原が左ミドルを的確にあて、2Rには左フックで元貴をぐらつかせる場面も。元貴はワンツーを返していき気持ちを前面に出す戦い。4R、笠原はボディブローを何度もヒットさせ、徐々に流れを引き寄せる。5Rも笠原が左ミドルを着実に当て、左フックもヒットさせる。元貴も右ストレートを返すなどしたが、うまさと手数で笠原が判定勝ちしベルトを巻いた。


第4試合

50.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R

MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)

vs

山口遥花(仰拳塾)

判定3-0 ※三者とも30-28


7月のGirls S-cup 48kg世界トーナメント決勝戦でイリアーナ・ヴァレンティーノに敗れたMIOが再起戦。1R、MIOが右ストレートをヒットさせるが、山口もパンチで応戦。2RもMIOが強打を当てさらに首投げでシュートポイントを奪う。好調を見せるMIOだったが、初の階級を上げての試合からか、疲れを見せ始めた。3R、山口は手数を出してプレッシャーをかけてMIOを追い込む。押され気味のMIOだが、一本背負いでシュートポイントを追加し判定勝ちした。


第3試合

71.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

坂本優起(シーザージム/前SB日本スーパーウェルター級王者)

vs

奥田啓介(デンジャーゾーン)

KO 2R1分39秒 ※スタンディングフロントチョーク


1R、序盤からレスリングベースの奥田が組み付いて投げを狙う展開。坂本は組み付かれると顔面へのヒザ蹴り。2Rも組み付かれてしまう坂本は持ち味を出せないまま。しかし、奥田のタックルに合わせて坂本がフロントチョークを極めると、奥田は失神。坂本が鮮やかにKO勝ちした。


第2試合

SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

植山征紀(龍生塾ファントム道場/同級1位)

vs

伏見和之(シーザー力道場/同級3位)

TKO 2R 2分42秒 ※レフェリーストップ


1R、植山が圧力をかけ左フックを当てながら主導権を握る。伏見もパンチで応戦し右ローを交ぜていく。2R、打ち合いの中で植山が左フックをクリーンヒットさせダウンを奪う。立ち上がる伏見だったが足元はフラついている。再開後、植山が追撃したところで伏見は防戦一方となり、レフェリーがストップした。


第1試合

SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原友希(シーザージム/同級4位)

vs

川上 叶(龍生塾/同級2位)

KO 1R終了時 ※左ストレート


1R、川上がパンチ主体のアグレッシブな攻めを見せ、笠原は押されるも打ち合いに応戦。笠原は左フックのカウンターを合わせてダウンを奪うと、さらに左フックでダウンを追加しKO勝ち。11月の決勝戦に向けて好発進した。


オープニングマッチ第1試合

68.0kg契約 
スターティングクラスルール 2分3R延長1R

義光(シーザージム)

vs

SHINGO(LEOジム)

TKO 1R 1分32秒 ※ドクターストップ


デビュー戦同士の一戦。村田聖明の弟、義光は長身を行かしてミドルで前進。SHINGOも負けじと攻撃を返していくが、右のスネをカットし流血。ドクターがチェックすると、SHINGOの試合続行となり、義光のTKO勝ちとなった。



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