SHOOT BOXING 2021 act.4
2021年9月4日(土)東京・後楽園ホール
第6試合
70.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限 ※ヒジ打ちあり
海人TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者
vs
チャンスック・バーテックスジムタイ/VERTEX/元ラットTVスタジアム認定ライト級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級3位
判定3‐0 ※三者とも30‐29
1R、サウスポーに構える海人が右のカーフキック主体の攻めで揺さぶるのに対し、チャンスックは右ハイキック、顔面前蹴りを初回から当てヒヤリとさせる。海人は前進もチャンスックはタイミングよく前蹴りで突き放す展開。2R、海人は右のカーフ、奥足へのローで削っていき、左ストレート。接近戦ではチャンスックがヒジを見せるなど緊張感のある攻防となった。3R、本来のオーソドックスの構えに戻した海人はパンチのコンビネーションで一気に勝負に出る。失速したチャンスックにボディストレート、さらに終了間際にヒジ打ちを見せた海人は額のカットにも成功。フルマークの判定勝ちを収めた海人は「今日は自分にとって新しいことをしようとサウスポーにしたのですが、まだしっくりきていません。これから練習してサウスポーでもオーソドックスでも戦えるようにして世界を獲りにいきます」とマイクアピールした。
第5試合
63.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原弘希シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者
vs
パランラック・FELLOWGYMタイ
KO 1R2分18秒 ※左ボディブロー
1R、テンポよく左ミドルを当てるパランラックに対し、笠原は左右フックを振りながら接近戦を仕掛けて必殺の左ボディブロー。この一発でパランラックは悶絶しながら倒れ、笠原が秒殺KO勝ちした。
第4試合
58.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原友希シーザージム/SB日本フェザー級王者
vs
ポーン・シリラックムエタイジム(タイ)
TKO 2R2分20秒 ※3ノックダウン
1R、笠原が右ボディブローから一気にパンチ連打。ガードに徹するポーンだが、大振りの左フックを当ててダウンを奪う。すぐに立ち上がった笠原は再びラッシュを仕掛ける。2Rも笠原の一方的な攻撃が続き、遂に右ボディブローでダウンを取り返す。反撃するポーンに構わず、笠原は左ヒザを突き刺して追加のダウンを奪い、さらにパンチ連打。ポーンが防戦一方になったところで、レフェリーが即座にストップした。
第3試合
65.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田聖明シーザージム/SB日本ライト級2位、元SB日本スーパーフェザー級王者
vs
力也士魂村上塾/MA日本ウェルター級王者
KO 1R3分
1R、フックを打ち合う攻防の中で村田が左ミドルからローを散らして前進し、右フックを当ててダウンを奪う。残り時間僅かのところで、村田が強烈な右フックをクリーンヒットさせ豪快にKO勝ちした。
第2試合
SB日本フェザー級(57.5kg契約)
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
内藤凌太BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本スーパーバンタム級2位
vs
山田虎矢太シーザージム/SB日本スーパーバンタム級5位
判定0‐3 ※28‐30、29-30、27-30
1R、重みのある左右フックを飛ばす山田の前に、内藤は押されてしまう。内藤は右カーフを当てるも、山田は強打を返していく。2Rも山田の手数は止まらず、バックブロー、後ろ蹴りなどの大技でも好印象を残す。3R、パワーと回転の速い攻撃で上回る山田は右ストレートを何度も当てていき、判定勝ち。キャリア5戦目の山田が30戦を超えるベテランの内藤を下すジャイアントキリングぶりを見せ付けた。
第1試合
58.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗シーザージム/SB日本フェザー級5位
vs
田渕神太拳聖塾
延長R判定2‐0 ※10-10、10-9、10-9 ※本戦は3者とも28-28
昨年11月に対戦したが、偶発性のバッティングでノーコンテストに終わっていた両者の再戦。1R、山田が首投げでシュートポイントを奪うも、2Rには田渕が打ち合いの中で左フックを当ててダウンを奪う。猛反撃に出る山田は首投げを決めて2度目のシュートポイント奪取に成功。大接戦が繰り広げられた本戦はドローに。延長戦では、山田が右ストレートをヒットさせる場面が増え優勢を印象付ける。判定で山田が勝利した。