シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival

2021年12月26日(日)東京・後楽園ホール

第7試合

70.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり

海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、前SB日本スーパーライト級王者、SB日本スーパーウェルター級1位)

vs

ジョー・FELLOWGYM(タイ)

KO 2R2分08秒


1Rから海人が右のカーフキック主体の攻め。ジョーはもらいながらも大振りのフック、右ハイを返し荒々しい攻撃を見せる。冷静に攻撃をブロックする海人は2Rも右のカーフキックを当て、ジョーは構えをスイッチ。下がるジョーに海人は右ストレートを当ててダウンを奪う。コーナーに追い詰めた海人は左ボディでジョーの動きを止め、左のテンカオを突き刺す。これでジョーは立ち上がることができず、海人がKO勝ちで9連勝をマークした。


第6試合

62.5kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり

笠原弘希(シーザージム/前SB日本スーパーフェザー級王者、SB日本ライト級1位)

vs

重森陽太(伊原道場稲城支部/KNOCK OUT-REDライト級王者)

判定3-0 ※三者とも30-28


両者は2019年12月に対戦し、この時は延長戦で重森がヒジ打ちによるカットでTKO勝ちしている。
1R、重森は前蹴り、サイドキック、左ミドルで笠原を中に入らせない。笠原は詰めてパンチを振るうもののなかなか攻撃を当てられずペースを握れない。
2R、重森の蹴りを捌いて前進する笠原は左ボディ。接近戦では重森がヒジを見舞って脅かす。
3R、重森がカーフキック、前蹴りとヒット数を増やし、笠原はパンチで前に詰めたいが当てられない。蹴りを当てる重森ペースのまま終了するかと思われたが、終了間際に組み付いた笠原がバックに付いて豪快にジャーマンスープレックス! これでシュートポイントを奪った笠原がそのまま逃げ切り、見事な逆転勝ちを収めた。


第5試合

SB日本スーパーフェザー級王座決定戦 60.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

笠原友希(シーザージム/同級1位、前SB日本フェザー級王者)※笠原が第16代王者に

vs

手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/同級2位)

判定3‐0 ※49‐46、49-46、50-46


両者はこれまでに2度対戦し、2019年4月の初対決の時は笠原が1RKO勝ち。2度目の対戦となった昨年11月のSB日本フェザー級王座決定戦ではお互いにダウンを奪い合う激闘を繰り広げた末に笠原が4RKO勝ちでベルトを奪取した。3度目の対戦は、お互いに階級を上げて笠原兄が返上した王座を懸けて争うこととなった。
1R、お互いに蹴り技主体の攻防を見せる中、手塚がバックブローでぐらつかせる。2Rはお互いに攻撃を返す互角の展開を見せ、3Rには笠原が蹴りを散らしていき左ローで遂にダウンを奪う。4R、笠原はローを集中打し、このラウンドもローでダウンを追加。5R、疲れを見せ失速する笠原に、手塚は右ストレートをヒットさせるなどで巻き返しを見せたが終了。笠原が判定勝ちで二階級制覇を達成した。


第4試合

SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 55.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)※植山が初防衛に成功

vs

竹野元稀(風吹ジム/同級1位/挑戦者)

TKO 3R54秒 ※レフェリーストップ


2017年6月に対戦している両者。この時は植山が判定勝ちしている。1R、MISAKIの以前の猪突猛進スタイルのようにひたすらパンチラッシュの竹野に対し、植山は右フックで2度のダウンを奪う。2Rも勢いを落とさず前に出る竹野に、植山は一切に怯むことなく攻撃を返していく。
3R、変わらず打ち合いを仕掛ける竹野に、植山は左フックでダウン奪取。この一発でふらつく竹野を見たレフェリーが試合をストップし、植山がTKO勝ちで初防衛に成功した。


第3試合

SB日本スーパーライト級王座決定戦 65.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

村田聖明(シーザージム/同級1位)

vs

イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/同級2位)※イモトが第13代王者に

判定0‐3 ※45‐50、46-50、46-49


1R、パンチ主体の攻めで圧力をかける村田に対し、イモトはバックドロップでシュートポイントを奪う。2R、村田は左ボディから連打を見せるものの、イモトが右フックをヒットさせてグラつかせる。3R、村田は執拗に左ボディで攻めていくものの、イモトもパンチ主体の攻めで引かない。4R、イモトはカーフキックも交ぜていき、打ち合いの中で遂に右フックでダウンを奪う。最終R、反撃に出る村田の前に、イモトもパンチで応酬しさらにバックドロップに2度トライ。村田は逆転KO狙いに出たものの時間切れ。イモトが判定勝ちでベルトを巻いた。


第2試合

SB日本バンタム級王座決定戦 52.5kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

伏見和之(RIKI GYM/同級2位)

vs

佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/同級3位)※佐藤が第2代王者に

KO 4R2分59秒


川上叶が返上した王座を懸けた一戦。両者は2020年2月に対戦し、伏見が判定勝ちしている。
1R、佐藤は得意の蹴りからパンチにつないでいく。伏見は右ストレートを当てるも深追いしない。2R、佐藤は前蹴りを多用して下がらせるが、逆に伏見が右フックを当てて怯ませる。若干、ヒット数で上回る佐藤をジャッジ1名が支持。
3R、伏見の右ローで徐々にダメージを見せる佐藤だが、変わらず手数は減らない。4R、打ち合いの中で押され気味の佐藤は右フックでグラつくが、サイドキックを伏見のテンプルにヒット! 佐藤はラッシュを仕掛けてダウンを奪う。立ち上がる伏見に、佐藤がラッシュを仕掛けて2度目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。


第1試合

SB日本女子アトム級王座決定戦 46.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子ミニマム級1位)※MISAKIが初代王者に

vs

田渕涼香(拳聖塾/RISE QUEENフライ級1位)

判定3‐0 ※三者とも50‐46


1RにMISAKIが首投げでシュートポイントを奪い優位な展開。2R、田渕はパンチ、蹴りで逆襲も、MISAKIは3Rに右ストレートをヒットさせてダウンを奪う。4R、MISAKIは深追いせず、田渕も手が出ない展開に。5Rには、打ち合いの中でMISAKIが右ボディで田渕を怯ませると、一気にラッシュを仕掛ける。耐えた田渕も応戦し打ち合いに。判定で勝利したMISAKIは3度目の正直でSBベルトを巻くと涙を見せた。



大会情報




オフィシャルスポンサー