SHOOT BOXING 2022 act.1
2022年2月13日(日)東京・後楽園ホール
海人がホーストカップ王者を圧倒KOし10連勝に!植山は佐藤との王者対決を制す
第6試合
メインイベント 71.0kg契約
3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
海人TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、前SB日本スーパーライト級王者、SB日本スーパーウェルター級1位
vs
チューチャイ・ハーデスワークアウトジムタイ/HOOST CUP日本EXミドル級王者
TKO 3R 2分21秒 ※左ボディブロー
1R、オーソドックスに構える海人が圧力をかけ右ロー主体の攻めから細かい連打。チューチャイは様子見か、なかなか手数を出さない。2Rには海人が左のカーフキック、左ボディブローで動きを止め、接近戦ではヒジを見舞って完全に手数で圧倒する。3Rも主導権を握る海人はチューチャイをロープ際に詰めると左ボディブローでダウン奪取。さらにコーナーに詰めて滅多打ちにすると、最後に左ボディを見舞うとチューチャイは悶絶し立ち上がれず。200戦近い戦績を持つチューチャイから初KO勝ちの海人はマイクを握ると、K-1王者・野杁正明戦、世界への挑戦をアピールした。なお、今回の勝利で海人は10連勝をマーク。
第5試合
セミファイナル 55.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
植山征紀龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者
vs
佐藤執斗グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者
判定2-0 ※29-29、29-28、30-27
両者は18年5月のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント一回戦で対戦し、この時は植山が3RKO勝ちしている。リベンジを狙う佐藤は1Rから変則的なステップから繰り出されるパンチと蹴り技。植山は手こずりながらも距離を詰めて左ボディで動きを止めにいく。2Rも多彩な蹴り技を見せる佐藤に、植山は接近戦で強打のパンチで追い込み、優勢を印象付けた。3R、佐藤は左ストレートを大振りしKO狙いも、植山は距離を詰めてボディを削っていく。徐々に疲れを見せ始める佐藤を最後まで追い込んだ植山が判定勝ちした。
第4試合
SB日本ヘビー級
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
坂本優起シーザージム/SB日本ヘビー級2位、前SB日本スーパーウェルター級王者
vs
オリバteam K's/シーザージム渋谷
KO 1R 1分20秒 ※左フック
1R開始早々、左右フックを振り回して前進するオリバに、坂本もパンチで応戦し左フックを炸裂。この一発で大きく吹っ飛んだオリバは立ち上がれず、坂本が豪快にKO勝ちした。
第3試合
SB日本ウェルター級 67.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田義光シーザージム/SB日本ウェルター級4位
vs
井藤勇斗NEX SPORTS
TKO 延長R2分57秒 ※セコンドからのタオル投入 ※本戦は28‐29、28-28、28-28
昨年2月にイモト・ボルケーノに敗れ、再起戦となる村田に対し、1Rから打ち合いを仕掛けた井藤がパンチ連打でダウンを奪う。追い込まれた村田だったが、首相撲からのヒザ蹴りで逆襲。2Rもパンチの井藤に対し、村田は左ハイ、前蹴り、組んでのヒザで井藤のスタミナを削っていく。3Rには村田がヒザ蹴り連打でダウンを奪い返して本戦はドロー。延長Rも、徹底した首相撲からのヒザで主導権を握る村田がダウンを追加。左ハイからヒザ蹴り連打で井藤を追い込んだところでセコンドからタオルが投入され、村田がTKO勝ちした。
第2試合
SB日本フェザー級 57.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
山田彪太朗シーザージム/SB日本フェザー級2位
vs
翔GREED GYM
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
2021年4月に初黒星を付けられた翔との再戦に臨んだ山田は1Rから右カーフキック、左ミドル、パンチのコンビネーションで翔を下がらせる。2R、さらに手数を出す山田がペースを握り、3Rには頭を付けるぐらいの接近戦で何度もパンチをヒットさせて圧倒。山田が判定3‐0で勝利し、リベンジに成功した。
第1試合
オープニングファイト 53.0kg契約
SBセミプロルール 2分3R延長1R
笠原直希シーザージム
vs
小林大樹龍生塾
延長R判定3-0 ※三者とも10-9 ※本戦は29-29、30-30、30-30
笠原弘希・友希を兄に持つ15歳・直希のプロデビューカウントダウンマッチ。相手の小林は16歳。1Rから激しい打ち合いを見せた両者はお互いに決定打はなく、本戦ドロー。延長R、終盤に右ストレートをヒットさせるなどで差を付けた笠原が判定勝ちした。