
SHOOT BOXING 2025 act.3
2025年6月22日(日)東京・後楽園ホール

第10試合
70.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
エンリコ・ケール(ドイツ/GLORY世界ライト級1位)
判定0-3 ※28-30×2、29-30

海人は2023年8月にGLORYライト級タイトルマッチで王者ティジャニ・ベスタティに敗れて以降はリベンジを狙い、昨年6月にGLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアン、8月には同級6位のドラゴミール・ペトロフ、12月には同級3位ゲリック・ビレットを撃破。今回は最終関門となる1位のケールと対戦した。
“ハリケーン”の異名通り、1R開始のゴングと同時にケールはパンチ連打で前進。海人は右の三日月蹴り、テンカオを返すものの、ケールの勢いを止めることはできない。ケールはさらに組んでのヒザ蹴り連打で削っていき、海人は押される形に。
2Rも攻撃が止まらないケールに、海人は右カーフ連打、ストレートを返すもペースを意義れないまま。3R、海人は三日月蹴りをヒットさせるが、その後もケールはパワフルな攻撃は止まらず。判定でケールが勝利し、海人は70戦目にしてプロ初の連敗となった。
第9試合
57.5kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
魁斗(立志會館/SB日本フェザー級2位、HOOST CUP日本フェザー級王者)
TKO 1R終了時 ※セコンドからのタオル投入

11月のS-cup世界トーナメント出場を懸けた査定試合。1Rから虎矢太がプレッシャーをかけ、スピードある攻撃を当てて魁斗を追い込む。魁斗も攻撃を返すが、ロープ際に追い込んだ虎矢太が左ボディから右フックでダウン奪取。魁斗はそのまま立ち上がれず、魁斗のセコンドがタオル投入。
TKO勝ちした虎矢太は魁斗への御礼を述べ、「今回、11月に開催されるSBの世界トーナメントS-cupに向けての査定試合ということで自分は小さいころからS-cupでチャンピオンになることを夢見て頑張ってきました。おもちゃでS-cupのベルトを作って彪太朗と遊んだりしたのも、今でも鮮明に覚えています。そんなS-cupが今年フェザー級で開催されるってことで自分がS-cupで活躍する姿を皆さんに必ずお見せしたいですし、それに向けて必死に頑張って練習してきたのでこうやって勝つ姿を皆さんにお届けできて良かったです。彪太朗と2人で必ずS-cupで世界最高の戦いを皆さんにお届けするので、皆さんこれからも楽しみにしていてください。そして、調子にのってると言われるかもしれませんが、ベストアート賞100万円は僕で決まりでしょう!」と試合時間以上に長いマイクで締めた。
第8試合
57.5kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
植山征紀(ONE LIFE/SB日本フェザー級4位)
vs
牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM/第5代DEEP☆KICK -57.5kg王者/RKS KICKルール スーパーバンタム級王者)
KO 延長R 2分22秒

4月の土井涼雅戦で勝利し、完全復活した植山が、12戦10勝(8KO)2敗でRISEを主戦場の牧野と対戦。
1Rはお互いに様子を見る攻防の中、2Rには牧野がパンチを当てる場面が増え、植山は左右のフックを当てて譲らない。3R、植山が左フックでぐらつかせてパンチの手数で上回るが、牧野もフックを返すなどで反撃し本戦はドローに。延長R、パンチ主体の植山に、牧野は右フックを当ててダウン奪取。牧野が連打を仕掛けると、レフェリーがストップし、牧野がKO勝ちした。
第7試合
70.0kg契約
エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
都木航佑キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級王者)
vs
竜也(CRISS-CROSS/SB日本ウェルター級1位)
判定3-0 ※30-28×2、29-28

2月のSB日本スーパーウェルター級王座決定戦でRYOTAROに判定勝ちした都木が王者初戦、2連敗中の竜也と対戦した。
1R、都木は右ミドルを随所で当ててペースを握り、2Rにはパンチをまとめていく。推され気味の竜也だが、右ストレートを当て、さらにタックルを仕掛けて投げを見舞うがノーシュート。3R、竜也は右フックを当てるものの、都木が投げでシュートポイント奪取。さらに蹴りをあてていき、竜也の巻き返しを許さず。判定で都木が勝利した。
第6試合
70.0kg契約
オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
高橋幸光(飯伏プロレス研究所/WMC日本スーパーライト級王者、元BOMウェルター級王者、元J-NETWORKライト級王者、第18代MA日本ライト級王者)
KO 2R 2分57秒

2月のSB日本スーパーウェルター級王座決定戦では都木航佑に判定2-0で惜敗したRYOTAROが再起戦、72戦42勝(14KO)24敗5分1無効試合の戦績を持つ四冠王で現在はプロレスラーとしても活躍する高橋と対戦した。
1R、左ミドルの高橋に、RYOTAROは接近戦を仕掛けてパンチを上下に散らして当てる展開。ヒット数も多いRYOTAROがペースを握るが、2Rに高橋は右ジャブをヒットさえぐらつかせる。さらに高橋は左ストレートでダウンを奪い、RYOTAROは巻き返しを狙って前進。近距離で高橋は左ハイを当てて見事にKO勝ちした。
試合後には、恒例の高橋のプロレスパフォーマンスが始まり、PPP TOKYOのプロレスラー、八須拳太郎からフォール勝ち。マイクを握ると、都木航佑が保持する王座挑戦をアピールした。
第5試合
55.5kg契約
エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位)
vs
オートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位)
延長3R 判定3-0 ※本戦は判定1-0(28-28、28-29、28-28) ※4Rは判定0-1 (9-10、10-10、10-10) ※5Rは判定1-0 (10-9、10-10、9-10)

現王者・山田虎矢太がフェザー級に階級を上げることを明言してることから空位になる可能性が大きいSB日本バンタム級王座を狙う直希が、76戦53勝(25KO)22敗1分の戦績を持つ元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位オートーと対戦した。
1Rから強烈な左右ミドルのオートーの前に押され気味の直希だったが、2Rにパンチ連打。さらに首投げでシュートポイントを奪う。終了間際にはオートーも首投げでシュートポイント奪取でお互いに譲らない展開に。3R、オートーは首投げでシュートポイント追加。直希はパンチで詰めて本戦はドロー。延長R、オートーは右ミドルを当てるが、ここでも差は開かず。再延長R、疲れの見え始めたオートーに、直希は右ストレートを当てるなどしたが、ここでもイーブン。再々延長R、直希が右ボディ、ストレートとパンチを当てる場面が多くなり、判定3-0で死闘を制した。
第4試合
66.0kg契約
エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
村田聖明シーザージム/SB日本スーパーライト級1位、元SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
恵真(リバーサルジム立川ALPHA/アマチュアSB2023-70kg王者、プロ修斗新人王トーナメント 2024バンタム級 準優勝)
判定3-0 ※30-26×2、30-27

ケガにより、22年9月のシンパヤック戦以降、試合から遠ざかっていた村田が約3年ぶりの復帰戦。対する恵真は修斗を主戦場とする2戦1敗1分の35歳。
1R、恵真は投げ狙いか組み付きが多い中、プレッシャーをかける村田が強烈な右ミドルを当てペースを握る。2Rも右ミドルを効かせた村田が、ラッシュを仕掛けて右ストレートでダウン奪取。3R、村田が右の三日月蹴り、パンチの連打で追い詰んだところで終了。大差を付けて村田が判定勝ちした。
第3試合
65.0kg契約
オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
樋沼朝光(RIKI GYM)
vs
奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)
TKO 1R 2分53秒 ※レフェリーストップ

OFGマッチで2連勝中の樋沼と、未だ勝ち星はないものの熱い試合で会場を沸かせるプロレスラー・奥田の一戦。1R、組みにいく奥田に、樋沼は左ストレートでダウン奪取。さらに組んでの投げでシュートポイントを奪う。投げ狙いか、徹底して組み付きに来る奥田に、樋沼がもつれる中で右フックを放つと奥田がダウン。レフェリーはそのままストップし、樋沼がTKO勝ちした。
第2試合
51.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
片山魁(TEAM FOREST/SB日本フライ級1位)
vs
コウシ・ノーナクシン(ウォーワンチャイプロモーション/WMOインターナショナルミニフライ級王者)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28

4戦4勝の16歳・片山とタイを主戦場に活躍する17歳のコウシの一戦。1R、前に出続ける右ミドルのコウシに対し、片山は左ストレートを当てるなどお互いにスピードある攻防。
2R、片山は接近戦でパンチの連打を浴びせて、コウシは左まぶたをカットし流血。3R、コウシはガンガン前に出て力強い右ミドル、片山はパンチを上下に散らしていく。コウシは右ミドル、ヒザも、片山のスピードある攻撃は最後まで落ちず判定勝ちした。
第1試合
66.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
野口貴大(シーザージム新小岩)
vs
庄司啓馬(TEAM TEPPEN/M-1 日本ライト級王者)
延長R 判定3-0 ※10-8×3

1Rから庄司が右ミドル、組んでのヒザでペースを握り、3Rには右ローで追い込むが、野口はタフネスぶりを発揮して時折、強打のパンチを返していく。お互いに決定打はなく、延長戦へ。庄司が変わらず右ローを当て、組んでのヒザで追い込み判定勝ちした。
オープニングマッチ第1試合
55.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
鈴木颯(TEAM FOREST)
vs
山口隆弥(AFC)
TKO 1R 1分16秒 ※レフェリーストップ

プロ2戦目となる鈴木は8戦のキャリアのある山口を1R序盤からスピードで翻弄し、カウンターの右ストレートでダウンを奪う。最後にヒザ蹴りで悶絶KO勝ちした。

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