SHOOT BOXING Girls S-cup 2014
2014年8月2日(土)代々木YAMANO HALL
第12試合
世界トーナメント決勝戦
RENA
vs
ティーチャー・ローンリェン.ギーラーコーラート
KO 2R1:00(左フック)
1R、挨拶代わりの前蹴りでRENAは尻餅。しかしすぐに組みにいくと投げでシュートポイント1を奪取。さらに左右のパンチから上段前蹴りを当て、パンチで攻め込むとコーナーでの右でダウンを奪う。2R、ミドルを出してくるティーチャーを組んでのヒザで攻めたRENAは、さらに左フック! これでダウンしたティーチャーは立ち上がるも足元がフラついており、レフェリーは試合をストップ。RENAが最後に鮮やかなKO劇を見せ、世界トーナメント3連覇の偉業を達成した。
第11試合
スペシャルワンマッチ
3分3R・延長無制限R
高橋 藍
vs
ノーンエーム・トー.ウィタヤー
KO 2R0:38(ヒザ蹴り)
1R、ミドル主体の攻めを見せるノーンエームに、高橋は右ストレートをヒット。組んでの展開が多くなると、高橋はヒザ。終盤、さらにコーナーに詰めると、首相撲にとらえてヒザを連打。2R、高橋はボディ、ストレートと猛攻を見せ、ヒザを突き刺すとノーンエームは腹を押さえてうずくまり、ダウン。そのまま立ち上がれず、高橋が力強いKO勝利を決めた。
第10試合
日本トーナメント決勝戦
山口 友加里
vs
MIO
延長2R判定2-1
1R、山口がパンチで前に出るとMIOはフックで応戦し、パンチの応酬に。ステップを使いながらジャブ、ストレートで攻める山口に、MIOは蹴りも交えながら応戦。2R、MIOがミドルからパンチで攻勢に出ると、山口はジャブをクリーンヒット。MIOはミドル、ローを出していく。3Rもパンチ主体に攻めていく山口に対し、MIOはミドルを中心にパンチにつないでいく。判定は三者三様でドローとなり、延長戦に突入。延長R、MIOはミドルを、山口は左ストレートをヒット。MIOは二度、投げを狙うが失敗。山口は左ストレートでMIOのアゴを上げさせる。延長判定はMIOに一票入ってのドローで再延長へ。再延長R、MIOは前蹴り、ミドル、山口はジャブ、左ストレートを繰り出す。MIOが前蹴りからパンチを当てると、山口は終盤に左ストレートをヒット。判定は2-1で山口に。48kgトーナメント決勝は5Rに及んだ激闘の末、山口が制した。
第9試合
世界トーナメント準決勝
ティーチャー・ローンリェン.ギーラーコーラート
vs
リー・ジウェン
3R判定2-0
1R、ティーチャーはいきなり左ハイ。ティーチャーがジャブからミドルへの素早いコンビネーションを見せると、体格に優るジウェンはミドル、パンチとパワフルな攻撃で反撃。2R、組んでの展開でジウェンが押し込むも、ティーチャーは左フックを何度もクリーンヒット。終盤にはジウェンも左を返す。3R、ミドル、パンチ、ヒザと攻めていくティーチャー。ジウェンは押されつつもパンチ、ミドルを返していく。判定は2-0でティーチャーが取り、RENAとの決勝戦に臨むこととなった。
第8試合
世界トーナメント準決勝
RENA
vs
クリスティーナ・ジャルジェビック
3R判定3-0
1R、前蹴りから飛び込むようにして左右のオーバーハンドを出していくRENA。終盤には左をヒットし、投げも狙っていく。2R、RENAは開始早々に左ミドル、前蹴りから左フックをヒットすると、その後も左右フックをたびたびヒット。終盤には強い左を当て、ジャルジェビックが出てくると距離を取る。3R、前進してくるジャルジェビックに臆することなくミドル、フックで攻め続け、終盤には左フックでダウンを奪う。RENAが4年半ぶりの再戦を制し、トーナメント決勝へと勝ち進んだ。
第7試合
日本トーナメント一回戦
MIO
vs
紅絹
3R判定3-0
1R、序盤から積極的に攻撃を繰り出す両者。MIOが右ストレートを当てれば、紅絹は変則的なリズムからフックをヒット。2R、紅絹がフックからミドル、ヒザ連打と攻めこめば、MIOはパンチから投げを決め、シュートポイント1を奪取。3R、意地を張り合うようにフックを打ち合う両者。紅絹がボディ連打、ヒザと攻めれば、MIOは何度も投げを狙う。攻防が途切れないまま試合終了となり、判定はMIOに。MIOがリベンジを果たすとともに、決勝進出を決めた。
第6試合
日本トーナメント一回戦
V.V Mei
vs
山口 友加里
3R判定2-0
1R、山口はロー、ミドルを中心に、距離が縮まるとパンチ。終盤にはMeiが飛び込んでのパンチ。2R、Meiが詰めると山口はヒザを2発。終盤にMeiが組んで投げを狙うと、山口は潰して阻止。3R、Meiは組んでからのパンチ、ヒザで攻める。1分過ぎには山口がパンチで前進。判定は2票を集めた山口の勝利となり、山口は決勝に進出。
第5試合
世界トーナメント一回戦
ロレーナ・クライン
vs
リー・ジウェン
延長1R判定2-1
入場から気合満点のクラインは1R、いきなり飛び込んでのパンチを見せる。その後もボディ、フック、ヒザと攻め、終盤には前転からパンチを出そうとする場面も。しかし2Rにはジウェンが投げに成功し、シュートポイント1を奪取。クラインはボディ、フックで反撃。3R、クラインがローをヒットすればジウェンはパンチからミドルを返す。1分過ぎには疲れの見えたクラインにジウェンがミドルを連打すれば、クラインは右フックをお返し。判定は三者三様のドローとなり、延長へ。延長R、ジウェンはミドル、パンチで攻め、投げも狙う。クラインは最後に投げるもポイントにはならず、延長判定は2対1と割れたが、ジウェンが勝利。準決勝4人が出揃った。
第4試合
世界トーナメント一回戦
エドゥアルド・リマ
vs
ティーチャー・ローンリェン.ギーラーコーラート
3R判定3-0
1R、ミドル、ローを出すティーチャーに、リマは上下のパンチで応戦。中盤にティーチャーが前蹴りで吹っ飛ばすと、リマは右フックをヒット。2R、中盤からは距離を取った両者、ティーチャーがミドルを入れると、リマは飛び込んでパンチをヒット。3Rはリマが出るとティーチャーがミドル、さらにリマがパンチという展開に。判定はミドルで優ったティーチャーがジャッジの支持を集め、準決勝進出を決めた。
第3試合
世界トーナメント一回戦
クリスティーナ・ジャルジェビック
vs
キル・ビー
3R判定3-0
1R、ビーは身長差を物ともせずパンチで前進。ジャルジェビックは落ち着いてストレート、ローで応戦するが、ビーのパンチがジャルジェビックの顔面を捕らえる場面も。2Rもビーが素早い出入りから攻めるが、後半になるとジャルジェビックは首相撲で動きを止め、ヒザを入れる。ジャルジェビックはフロントチョークを狙う動きも数回見せる。3Rもジャルジェビックのヒザとビーのパンチという展開。中盤にはビーのフックがヒット、終盤にはジャルジェビックのフロントチョークが決まり、キャッチポイント1を奪取。ジャルジェビックが判定勝ちでRENAの待つ準決勝に駒を進めた。
第2試合
世界トーナメント一回戦
RENA
vs
シモーネ・ドーメレン
3R判定3-0
1R、右フックをヒットしたRENAはすぐに投げでシュートポイント1を奪取。ドーメレンも前進しつつヒザ、投げ狙い、大振りのパンチで攻める。2R、パンチで前進してくるドーメレンに対し、RENAは前蹴りで距離を取りつつ、終盤にはパンチのコンビネーションを決める。3Rにはドーメレンの圧力にやや疲れも見えたRENAだが、再び投げでシュートポイント1を奪取。その後もヒザ、パンチ、ミドルと最後まで攻め続け、RENAが判定勝利。RENAがまずは一回戦を突破した。
第1試合
2分×3R・延長1R
Union朱里
vs
キラッ☆Yuuki
3R判定2-0
1R、Yuukiがミドル、前蹴りで攻めれば、朱里はパンチで応戦。2R、互いに自分の距離に持ち込もうとするが、どちらも主導権を握るには至らない。3Rには両者とも攻撃のペースを上げ、朱里はパンチで前進。判定は僅差となったが、パンチで上回った朱里が勝利をものにした。
オープニングマッチ第3試合
2分×3R・延長1R
未知
vs
宗田 智美
3R判定3-0
1R、速いミドルとヒザで圧力をかける未知。パンチを返したい宗田だが、自分の距離で闘えない。終盤、未知はフロントチョークを決め、キャッチポイント1を奪取。2R、宗田が右ローを入れる場面はあったものの、未知がヒザとパンチで攻勢。3Rも未知が前進、要所で重い右ミドルも数発入り、全体を通して優勢だった未知が判定勝ちを収めた。
オープニングマッチ第2試合
ありさ
vs
後藤 マキ
TKO 2R0:53
1R早々、ワンツーでダウンを奪うありさ。その後も変則的な蹴りを交えて攻めるありさは後藤をパンチでぐらつかせる。2R、ありさは左フックでダウンを奪うと、蹴りからコーナーの詰めてのパンチ連打。左が入ったところでレフェリーが試合をストップし、ありさが鮮烈なTKOデビューを飾った。
オープニングマッチ第1試合
BOVY岡田
vs
麻衣
3R判定3-0
1R、前に出て左右フックを繰り出す岡田に、麻衣は組んでのヒザで応戦。2R、序盤に麻衣が右ハイをクリーンヒットし、ダウンを奪う。しかし岡田は終盤に腰投げを決め、シュートポイント1を奪取。3R、岡田のパンチに麻衣は右ストレートとヒザ。終盤には再び麻衣が右ハイでダウンを奪う。2度のダウンを奪った麻衣が判定勝ちを収めた。