5.26愛知 二田水敏幸「応援してくれる人たちにベルトを獲った姿を見せたい」
5月26日(日)愛知・ホテルプラザ勝川にて開催される、若手中心の興行であるヤングシーザー杯の中部地方版『SHOOTBOXING 2018 YOUNG CEASER CUP CENTRAL #25』。SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg)のCAESARS LEAUGE 2019で竹野元稀 (風吹ジム)と対戦する二田水敏幸(ネックススポーツ)。現在43歳のベテランファイターがリーグ戦、SBの王座への想いを語った。
――今回、タイトル挑戦権を懸けたリーグ戦「CAESARS LEAGUE」に参戦が決まりました。
「僕は今43歳で年齢的にもタイトルを獲る最後のチャンスだと思います。総当たりリーグ戦ということで先は長いのですが、なんとか乗り切りたいと思います」
――引退も考えているのでしょうか?
「まだ決めてはいませんが、試合で負けてもうダメだと思ったり、気持ちが続かなくなったら引退も考えるようになると思います。今はまだ負けても悔しくて、もう一回!という気持ちが出てくるので続けられています」
――キャリアを重ねていくことでまだ技術面が伸びたり、強くなっている実感はありますか?
「体力面で上がったりすることはありませんが、技術面をより求めるなり、昔出来なかった技術が出来ています」
――現在の練習ではどういうことを強化していますか?
「テクニック面の強化ですね。一個一個の技の精度を上げる練習をしていて、それで試合を組み立てたいです」
――今回のスーパーバンタム級リーグ戦出場メンバー(内藤凌太、竹野元稀、大桑宏章)の印象をお願いします。
「内藤選手とは1度(2016年6月12日)対戦して判定負け、竹野選手とは2回(2016年3月14日、2016年10月2日)対戦して1勝1敗、大桑選手とも2回(2015年4月18日、2018年10月14日)対戦して1勝1敗と、対戦した子たちばかりです。その時とはだいぶ変わっていると思いますが、余計に負けたくない気持ちは強いです」
――初戦で対戦する竹野選手についてはどのような印象がありますか?
「毎回若くて元気がある試合をしてきて、いつもそれに呑み込まれてしまうのでそうならないようにしたいですね」
――2度対戦して初戦は二田水選手が延長戦の末に判定勝ちでしたが、2度目の時は判定負けでした。
「最初に対戦した時よりも、再戦の時はスピード、パワーに磨きがかかっていて勢いが凄かったですね」
――2度目の時は首相撲で勝負していましたが、今回はどのような戦いをイメージしてますか?
「さすがに僕が首相撲で来ると思っているはずなので、一個のことにこだわらずに色々とやれることをやって勝ちにいきます。今回は地元、愛知での試合なので負けられない気持ちは強いです」
――他のメンバーについてはどのような印象がありますか?
「竹野君も内藤君も他団体のベルトを持っていて強いのはわかっていますし、大桑君とは昨年10月に浅草大会で対戦して負けたばかりなので今度勝って勝ち越したいですね。みんな強いので特に意識している選手はいません。全員が強敵だと思って対策を練っていきます」
――リーグ戦での得点は1RKO勝ちは4ポイント、2RKO勝ちは3ポイント、3RKO勝ちは2ポイント、ダウン1回は0.5ポイント、判定勝ちは1ポイント、負けは0点となります。早期決着は意識しますか?
「あまりそこは意識しないで勝つことだけに意識したいと思います」
――勝ち上がれば、現チャンピオンの植山征紀選手と対戦します。
「強くて倒しにいくスタイルのチャンピオンなので僕とは違うスタイルですが(苦笑)、そこまで辿り着いて作戦をしっかり練って勝つだけです」
――シュートボクシングのベルトに対しての想いを聞かせて下さい。
「もういい年ですが、多くの方が僕のことを応援してくれているのでその人たちにベルトを獲った姿を見せたいですね。何とか獲れるように頑張るので応援よろしくお願いします」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/20702/