6.21 SBのベルトが繋ぐ激闘の連鎖!初夏の後楽園大会は熱戦必至の3大タイトルマッチ

6月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2026 act.3』に向けた[特別コラム]を公開いたします。
“新章開幕”というテーマのもとにスタートした今年のシュートボクシング(SB)。2月の後楽園大会では笠原三兄弟(弘希・友希・直希)が勢ぞろいし、4月の後楽園大会では山田ツインズ(彪太朗・虎矢太)が揃い踏みを果たし、まさに次代のSBを担う選手たちが躍動する大会が続いた。
そして今大会ではSB日本バンタム級・スーパーライト級・スーパーウェルター級のベルトを争う3大タイトルマッチによるトリプルメインイベントが実現。しかも空位のベルトを争う王座決定戦ではなくチャンピオンにチャレンジャーが挑む形の王座戦だ。
トリプルメインの火付け役=トリプルメインイベントIを託されたのはSB日本バンタム級王者・佐藤執斗vs挑戦者・片山魁だ。
2021年12月の王座戴冠以降、国内外の様々な団体とルールで戦ってきた佐藤に対し、デビュー前から天才と称されてきた17歳・片山が挑む図式の一戦。SB軽量級の新章は佐藤が長期政権を続行するか。それとも片山が新しい風を吹かせるか。
トリプルメインイベントIIにはSB日本スーパーウェルター級王者・都木航佑vs挑戦者・風間大輝の約1年8カ月ぶりの再戦が組まれた。
2024年10月の対戦では都木の投げで風間が肩を負傷して都木がTKO勝利。翌2025年2月に都木はSB日本スーパーウェルター級王座に就き、現在は元SB世界ウェルター級王者のレジェンド・土井広之に支持し、王者として実力を磨いてきた。
一方の風間も都木戦をきっかけに覚醒。SBの理念である「打つ」「投げる」「極める」を体現する試合を連発して破竹の5連勝を収め、リベンジと王座挑戦を勝ち取った。
この1年8カ月で大きな成長を遂げた両者による王座戦。前回を上回るハイレベルなSB中量級頂上決戦になったと言えるだろう。
そして大会の大トリを務めるトリプルメインイベントIIIはSB日本スーパーライト級王者イモト・ボルケーノと挑戦者・笠原弘希による因縁のリマッチだ。
イモトと笠原は昨年8月にイモトが持つ王座に笠原が挑む形で対戦。この試合は両者の希望によりOFG・ヒジありで行われ、2Rにイモトのパンチで笠原が眉間をカットして大流血するも、笠原が右ヒジでダウンを奪って猛反撃。スリリングな攻防が続くなか、笠原の流血がひどくなり、ドクターストップでイモトに軍配が上がった。
イモトと笠原はこの結果を受け入れつつも完全決着を希望。今回も双方OFG・ヒジありを志願し、前回同様にSBで最も過酷かつ危険なルールでの再戦となる。
会見では「あの試合が去年のSBのベストバウトだと思うので、今回もそれを超えるぐらい盛り上げて、僕は倒してやろうと思っています」(笠原)、「僕もあの試合が去年のSBで一番盛り上がった試合かなと思います。4月のライト級タイトルマッチ(手塚翔太vs基山幹太)もめちゃくちゃ盛り上がりましたけど、当たり前のように盛り上がりでも超えるし、そこで一番派手な試合でぶっ倒す」(イモト)と共に激闘とKO決着を約束した。
SBのタイトルマッチは3分5R延長無制限Rの長丁場で、試合の流れや戦況も激しく入れ替わる。しかも打撃・投げ・関節技が認められるSBルールはまさに総力戦、勝者には心・技・体のすべてが求められる。今回のトリプルメインイベントもSBのタイトルマッチでしか見ることが出来ない激闘・死闘・熱闘の連続になるはずだ。
そしてワンマッチにはスーパーバンタム級王者の笠原直希が登場し、SB初参戦のRISEバンタム級8位・伊東龍也を迎撃。TEAM TEPPENから本格的にSBのベルトを狙う庄司啓馬とMMA→K-1・Krush→SBに参戦する蓮實光の一戦など、様々なキャリアとバックボーンを持った選手たちが名を連ねている。そしてその中からSBのベルトを狙う新たな挑戦者が出てくるだろう。
SBのベルトが繋ぐ激闘の連鎖。初夏の後楽園決戦の幕が切って落とされる。























