シュートボクシング

MMA初挑戦のMIO、大逆転KO勝ちで決勝進出

“無料で楽しめるインターネットテレビ局”「AbemaTV(アベマティーヴィー)」のレギュラー番組『格闘代理戦争3rdシーズン』(毎週土曜22時00分放送)で、SB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)が10月27日(土)都内で行われた番組収録でMMAに初挑戦しTKO勝ちを収めた。

この番組は、格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリー番組で、格闘技界のレジェンド選手がそれぞれ推薦選手(代理選手)を出し合い、トーナメントで戦わせるというもの。優勝者は賞金300万円とアジア最大のプロモーション『ONE Championship』との契約などを得る。

MIOを指導するのは日本格闘界を代表するレジェンド・ファイター、“修斗のカリスマ”佐藤ルミナ。MIOは佐藤が代表を務めるジムrootsのある神奈川・小田原市のホテルに住み込みながらジム通いし、この日のトーナメントに臨んだ。

一回戦で元パンクラス・ライトヘビー級王者の菊田早苗が推薦する梅原拓未と対戦したMIO。1R、スタンドでは右ロー、右ストレートを当て優勢に立つものの、柔道ベースの梅原にテイクダウンされると、マウントパンチ、2度も腕十字を極められそうになり大ピンチを迎える。

2R、MIOは左ジャブ、右ロー、右ストレートを次々と当て、梅原に入り込ませない。終盤には、右ストレーと、左ボディを当て主導権を握ったMIOが、一気にパンチ連打で梅原を防戦一方に追い込んだところでレフェリーがストップ(2R4分12秒)。

TKO勝ちし、11月の決勝戦に駒を進めたMIOは「初めてMMAに挑戦したんですけど、初めは危ない場面がほとんどでこれはもっと(練習を)やらないとダメだなと思うぐらい焦りました。最後はシュートボクシングの打撃で何とか勝てて良かったです。決まった瞬間から小田原のrootsで1カ月間合宿をして朝から晩までお世話になったので、ルミナさん、この先もよろしくお願いします。優勝できるように頑張ります」とマイクアピール。

今回、MMA初挑戦に向け秘策はなかったというルミナは「勝利のポイントは彼女の打撃に尽きると思うが、セコンドの言うことを全然聞かないから焦っちゃって……途中からタオルを投げようかと思った(苦笑)。言うこと聞けよ!」とMIOにダメ出しする場面もあり、場内からは大きな笑いが起こった。


写真_AbemaTV


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