シュートボクシング

1.6DEEP KICK 内藤凌太、接戦制し新チャンピオンに「自分はここがゴールではない」

1月6日(日)大阪・テクスピア大阪にて『DEEP☆KICK 38』が開催され、DEEP☆KICK-55kg級王座決定戦に出場したSB日本スーパーバンタム級5位・内藤凌太(ストライキングジムAres)が接戦を制し、念願の王座を獲得した。

当初、鈴木真彦(山口道場)への挑戦者を決めるべく組まれた-55kg級挑戦者決定トーナメントだったが、鈴木がベルト返上したことを受け、このトーナメント決勝戦が王座決定戦に変更。昨年4月の準決勝で厳基に判定勝ちした内藤は、反対ブロックから勝ち上がってきた拳剛(誠剛館)と-55kg級王座を懸けてメインイベントで激突した。

1Rから内藤が気持ちを前面に出す戦い。プレッシャーをかけ続け拳剛のミドルをさばいては右ローを当てていく。2Rになると更に圧力を強める内藤が蹴りを上下に散らし、拳剛は下がりながらもパンチを返していく。

3R、9㎝も上背の拳剛の伸びてくるパンチを被弾するも、内藤は打ち合いで応戦。ローに右ミドルも当てて若干優勢を印象付ける。29-28、28-30、29-28の判定2-1の僅差で内藤が勝利し、23戦目にしてようやくベルト獲得を果たした。

マイクを持ちながら涙を見せた内藤は「僕は昔から自信がなく、でも一生懸命にやってきたら夢を1つ叶えることが出来たので嬉しく思います。自分はここがゴールではなく、もっと高い位置に行きたいと思ってます。このDEEP KICKの55kg級のタイトルの価値を高めるために他団体の強いチャンピオンクラスとやっていきたいです。7月にDEEP KICK10周年記念大会があるので、そこで他団体の強い選手とやらせて下さい。僕はこのベルトを持っていた鈴木真彦選手とやることを目標にずっとやってきました。鈴木選手はDEEP KICKのタイトルを返上して今はRISEのチャンピオンになってます。このベルトの価値を高めて強くなっていくので、その時は鈴木選手と試合をさせて下さい。誰にも認められる最強のチャンピオンになりますので、これからも応援よろしくお願いします」とアピールした。


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