シュートボクシング

6.2浅草 大桑宏章「しっかり上り詰めて歴史あるSBのベルトを獲る」

6月2日(日)東京・浅草花やしきの新ホール、浅草花劇場(かげきじょう)で開催される『SHOOT BOXING 花やしき Extreme.1』のSB日本スーパーバンタム級、CAESARS LEAGUE 2019で内藤凌太(ストライキングジムAres)と対戦する同級4位・大桑宏章(シーザージム渋谷)。キャリア34戦目にして巡ってきたチャンスを前に熱い意気込みを語った。

――今回、タイトル挑戦権を懸けたリーグ戦「CAESARS LEAGUE」に参戦が決まりました。キャリア34戦目でタイトルに絡んだ試合は初になりますよね?
「そうですね。出場メンバーに選ばれて光栄ですし、嬉しいです。今までは試合に向けてスイッチが入るのが遅かったのですが、今回はタイトル獲得に向けてバッチリと入れたいと思います。みんな夢を持ってチャンピオンになりたいと思って格闘技をやっていると思うのですが、僕は変わり種で精神面を鍛えたいと思ったことから格闘技を始めたので最初はチャンピオンになることが目標ではありませんでした。それが自分にとっては欠点だったのですが、格闘技をやっていく中で気持ちが変わってきて、やっていくんだったらチャンピオンにならないとダメだなと。今こういうタイミングでお話が来たので気合いが入っています」

――初戦で対戦する内藤凌太選手に関してはどのような印象がありますか?
「僕は地元が豊橋で内藤三兄弟、GSB豊橋のMISAKIはみんな桜丘高校の後輩なんです(笑)。高校時代は全然かぶっていませんが、凌太選手は15歳ぐらいの時にアレスで練習していたのを見ていたので、今回対戦することになって何だか面白いですね。長男の凌太選手はメキメキと力を付け他団体のベルト(=DEEP KICK)を獲り、次男の大樹選手は先にSBのチャンピオンになり、三男の啓人選手もリーグ戦のメンバーに選ばれるなど三兄弟でみんな活躍していますよね」

――先輩として負けられない意地は?
「もちろん壁になって負けたくありませんが、僕は今36歳といい歳なのでここで凌太選手にボコボコにされるようなことがあれば向こうの成長も感じられるので嬉しくも思います」

――リーグ戦での得点は1RKO勝ちは4ポイント、2RKO勝ちは3ポイント、3RKO勝ちは2ポイント、ダウン1回は0.5ポイント、判定勝ちは1ポイント、負けは0点となります。早期決着は意識しますか?
「より試合が盛り上がるように、より高ポイントが得られるようにKOを狙うスタイルでいきたいと思いますね。26日に愛知で行われたばかりのリーグ戦も相当盛り上がったそうなので、自分も試合になったらスイッチを入れます」

――出場メンバーで意識している選手はいますか?
「特に意識しているわけでもなく、みんなライバルだと思っています」

――練習ではどういうところを強化していますか。
「シーザージム渋谷ジムでトレーナーを現在やっていて、指導をやりつつ、いかに効率的に強くなれるか、試合ではどう戦ったらお客さんが盛り上がるかを意識しつつ、自分の得意技をどう出せるかを常に考えながら練習しています」

――SBのベルトに対しての想いを聞かせて下さい。
「僕はシーザージムで育ててもらっていますし、ここからしっかり上り詰めて歴史あるSBのベルトを獲りたいと思います。まずは初戦。花やしきの花劇場が新しくオープンしてSB初興行なので、しっかり盛り上げたいと思います」

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/20989/


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