シュートボクシング

7.21 MISAKIと対戦する喜多村美紀「たっぷり打ち合いをしましょう」

7月21日(日)東京・浅草花やしき園内で4月にオープンしたばかりの新ホール、浅草花劇場(かげきじょう)にて開催される“女子格闘技の真夏の祭典”『Girls S-cup 2019』。SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント準決勝でMISAKI(グラップリングシュートボクサーズ)と対戦するNJKFミネルヴァ・ライトフライ級1位・喜多村美紀(テツジム)はSB初参戦ながらも、トーナメント制覇に向けて自信を見せた。

――SB初参戦が決まりました。
「大きな大会のオファーをいただいて凄く光栄です」

――SBに対してはどのような印象がありますか?
「投げ技、立ち関節技があるルールなので最初は不安だったのですが、そこを意識しすぎて自分の持ち味を発揮できないのは嫌なので、投げられたらその時はその時、という心境で思いっきり戦うだけですね」

――投げ技、立ち関節技に対して特別な対策は?
「私のコーチである西林誠一郎さんが元シュートボクサーなので、対策はバッチリです。心身共に凄く調子がいいので、早く試合したいですね」

――逆にご自身が投げ技、立ち関節技を仕掛けることは?
「そうですね。2つぐらい技を用意してあるので楽しみにして下さい。私はシュートボクサーではありませんが、逆にそういう技で勝ったら面白いですよね?」

――初戦で対戦するMISAKI選手に対してはどのような印象がありますか

「凄くかわいくて人気のある選手ですよね。試合では気持ちも凄く強くて猪突猛進女子という異名通り、前にガンガン出てきます。私も前に出るタイプなのでたっぷり打ち合いをしたいと思います」

――そういう前に出てくるタイプは得意ですか?
「いや、見合いながら距離を取って戦う方が私は好きなのですが、お互いに前に出て意地をぶつけ合う戦いをして負けたくはありません。そういうタイプの選手とやる方が楽しみです」

――気持ちが折れない自信は?
「心技体で私は心の部分が一番強いので、絶対に負けることはありません。うちのジムは男子選手との練習がほとんどで、攻撃をもらって倒されてもそこで立ち上がって行かなければいけません。私は下積み期間が7年と長いのですが、ずっとキックボクシングのベルトを巻くという目標を諦めずにずっとやってきました。信念を負けない強さも自信に持ってきたので心の部分が鍛えられたんだと思います」

――他の出場メンバーについてはどのような印象がありますか?
「田川選手とは女子練習で何度か一緒に練習したことがあるんですが、私よりも強いんじゃないの?と思わせるぐらい強かったです。ずっと負けなしでここまで来ていると思うので、初戦のMARI選手とどういう戦いになるのかが楽しみですね。MARI選手とも練習したことがあって、ミネルヴァのチャンピオンでもあるので同じキックボクサーとして頑張って欲しいですね。ぜひ決勝戦でキックボクサー対決をしましょう」

――若い世代の選手と戦うことになりますが、年の差は意識します?
「私だけ30オーバーなのですが、他の選手とはキャリアが違うのでその差を見せ付けたいと思います」

――チャンピオンになつて目標としていることはありますか?
「凄くベルトが欲しいというよりも勝ちたいという気持ちが大きいです。自分に負けないでいい結果を残すことだけを考えて試合に臨みたいと思います」

――ファンにメッセ―ジをお願いします。
「私のことを知らないファンは多いと思いますが、粘り強さ、気持ちの強さを見せます。女子キック界には面白い選手がいるという印象を持ってもらい、認知度を上げていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

<対戦カード>
▼第1試合 SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント準決勝 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級1位)
vs
喜多村美紀(テツジム/NJKFミネルヴァ・ライトフライ級1位)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/21410/


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