シュートボクシング

12.11ONE 内藤大樹「しっかり結果を出してタイトル戦へ」

12月11日(金)に配信されるシンガポール・インドアスタジアムにて事前収録された『ONE: BIG BANG II』に出場する元SB日本スーパーバンタム級王者で現SB日本フェザー級2位・内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)がオンラインでONE公式インタビューに応じ、元ONEフライ級ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティー(イギリス)との一戦に向けての心境を語った。

今年2月ONEでのサバス・マイケル戦以来の試合となる内藤は「体調もずっと良くて、試合がない期間でもプロのメンバーとトレーニングはずっとやっていたので、コロナ前と比べて変わりません。むしろ強くなっているのではないかなと思います。自分自身を見つめ直すこともできて、試合間隔が空いたからこそできる練習、細かい練習や基礎練習ができたのでとてもコンディションが良いです」と仕上がりも順調の様子。

今回の相手、ハガティーは昨年8月のONEムエタイフライ級タイトルマッチで挑戦者ロッタン・ジットムアンノンに敗れて王座陥落したが、現在は同級3位にランクイン(内藤はランキング外)しており、世界トップクラスの実力を持つ。

「最初にオファーが来た時は、ようやくきたかと。もちろん、怖さもあり、楽しみな気持ちもあったりといろんな感情が湧き上がってきました」といい、「誰が見ても強いと分かる選手なのでモチベーションも高いです。ハガティーとはそろそろやるかなと思っていたので、とても楽しみです」と試合が待ち遠しいという。

印象については「何でもできる選手。技も綺麗だし、倒す力も持っていて、1人の選手としてリスペクトしています。ハガティーは気持ちが強く、ヒジ打ちがとても強い。良い選手なので警戒して戦わないといけないと思っています」と警戒心を強め、「世界的に見てもハガティー有利という声が多いと思いますが、テクニックも一発の強さも僕は全然負けていないと思うので、自分の実力を証明できれば。パンチでも蹴りでも今は何でもできるので、正直どんな技でも倒せる自信はあります。しっかり、やるべきことをやり続けたい」と自信を見せる。

昨年10月にONEデビューを果たし現在3戦3連勝中と好調の要因について聞くと「金網でオープンフィンガーグローブをはめる試合の方が僕には合っているという声はよく聞きますじ、イキイキと戦っていると周りから言われます。オープンフィンガーの戦いは危険だなと思う部分もありますが、本来の自分の実力を出せるのではと思います」という。

ここで勝利すればロッタンが保持する王座挑戦の可能性もある。「まずはこの一戦しか考えていませんが、この試合に勝てば誰にも文句を言われずタイトルに挑戦できると思っています。今回は強敵のハガティーですが、しっかり結果を出してタイトル戦に繋ぎたい。ONEでは日本人が結果を出すのは難しいと思われていますが、自分はそこで結果を残していきたいと思います。今回はしっかり結果で証明していきたい」と力強く意気込みを語った。

「ONE: BIG BANG II」
2020年12月11日(金)シンガポール・インドアスタジアム(事前収録・録画配信)

▼フライ級ムエタイ
内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM/元SB日本スーパーバンタム級王者、SB日本フェザー級2位)
vs
ジョナサン・ハガティー(イギリス/元ONEフライ級ムエタイ世界王者、現同級3位)


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