6.26 奥山貴大「今度は間違いなく獲る」
2022年6月26日(日)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2022 act.3』のセミファイナル(第8試合)のSB日本ウェルター級王座決定戦で村田義光(シーザージム)と対戦する奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)。
2016年9月のSB日本スーパーライト級王座決定戦以来、約6年ぶりのタイトル挑戦となる奥山は、長年ランキング入りしていた意地を見せてベルト奪取なるか。
なお、これまでと同じく、会場に来られないファンのために大会の模様を「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信することが決定した。シュートボクサーたちの熱い戦いをぜひご覧ください。下記ページよるご購入いただけます。※申込時にZAIKOアカウントの登録が必要となります。
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――今回タイトルマッチが決まりました。今回2度目のSBのタイトル挑戦となり、前回のタイトルマッチは2016年9月、MASAYA選手とSB日本スーパーライト級王座決定戦で判定負けでした。今回2度目のチャンスが来てどういう心境でしたか。
奥山 やっと来たかと。僕は6年前よりも強くなっているので今度は間違いなく獲ります。
――今回の相手、村田義光選手にはどのような印象がありますか?
奥山 182cmもあって身長が高いなと。一度、村田選手との対戦の話があって流れてしまったのですが、またいつかやるんだろうなとは思ったのでそれから意識はしていました。最近の試合では首相撲からのヒザで勝っているイメージがあるのですが、僕は柔道の経験があるので組まれることに抵抗はありません。相手のペースに乗らないで、自分のペースで戦えるように意識したいと思います。
――シーザー武志会長の次男ということでやり辛さはないですか?
奥山 そこを気にして試合をしても相手に対して失礼なことだと思うので、気にしないで全力で倒しにいくだけです。どんな展開になっても勝てる準備はしています。
――練習ではどういうことを重視していますか?
奥山 所属ジムのNEX SPORTSはMMAの選手が多いだけでなく、長身のキックボクサーも多いので、いい練習にはなっています。パンチ、蹴りと基本から改めて見つめ直して取り組んでいます。
――試合は昨年10月、SB勝川大会でMMAファイターの阿部路人選手に勝利して以来、約6カ月ぶりの試合となります。
奥山 勝ったから言えるのですが……その試合でローを蹴ったら自爆してしまい、右足を陥没骨折していて長期間で練習ができていない時もありました。試合間隔は空きましたが、怪我が完治してからはいつ試合が来てもいいようにコンディションを維持しながら変わらず練習してきたので特に問題はありません。その前は1年半ぐらい試合間隔が空き、その期間は対戦オファーがあり、対戦相手の怪我やコロナの影響で3度ぐらい試合が流れていて、こんなことはなかなかないと思うのでお祓いに行った方がいいのかなと思ったこともありました(笑)。
――SBのタイトルに対してこだわりはありました?
奥山 僕はアマチュア時代からシュートボクシングのアマチュア大会に出ていたので、シュートボクシングのベルトにこだわりはずっとあり、意地でも獲りたいのでそれをモチベーションに頑張れています。SB日本ウェルター級は選手層が薄く、他の階級と比べても大人しい階級ですが、自分の戦いをしてシュートボクシングを体現し、盛り上げていけたらと思います。
――ベルトを獲ったらその先に考えていることはありますか?
奥山 ベルトを獲ったら他団体の選手と対戦していきたいですし、僕は柔道をやっていたので寝技もできるのでMMAにも挑戦していきたいと思います。自分がどこまで通用するのか興味があります。
――まさかのMMA挑戦宣言! そのためにも立ち関節や絞め技でらっているものはあります?
奥山 特にそれはないのですが。流れの中で取れそうなときは狙います。
――では最後にファンにメッセージをお願いします。
奥山 自分がベルトを巻く姿を見に来て下さい。応援よろしくお願いします。
▼第8試合 SB日本ウェルター級王座決定戦 67.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/同級1位)
vs
村田義光(シーザージム/同級4位)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/25633/