シュートボクシング

9.17 メインに登場の海人「自分が世界最強になる男だというのを見せる」

2022年9月17日(土)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ第四戦『SHOOT BOXING 2022 act.4』のメインイベントでMAX MuayThai-76kg級王者ケンダル・カラクァート(ベルギー/トルコ)と対戦するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)。

対世界に向けての初戦となった8月21日のRISEでのサモ・ペティ戦をクリアーし、短いスパンながらも再び海外の強豪と対戦することとなった。海人が得意とするヒジ打ちありルールでどのような戦いを見せるか。

なお、これまでと同じく、会場に来られないファンのために大会の模様を「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信することが決定した。シュートボクサーたちの熱い戦いをぜひご覧ください。下記ページよるご購入いただけます。※申込時にZAIKOアカウントの登録が必要となります。
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=667541

――まずは前戦、8月21日のRISEでのサモ・ペティ戦から振り返ってもらいたいと思います。足を負傷したということですが、どのような状態だったのでしょう。
海人 1R序盤に蹴って右足を地面に着いた時に親指に違和感を感じました。以前に脱臼した箇所と似たような感覚だったのでこれは脱臼したなと。

――戦略に影響はありました?
海人 いつも踏ん張れているところで流れてしまうので影響がなかったといえば嘘になりますが、それできっちり倒せなかったのは自分の実力が足りなかったということです。自分の中のリズムが崩れ、そこで対応仕切れなかった自分の弱さが出たのかなと思います。

――ぺティ選手の外国人特有のフィジカル面の強さに関してはどう感じられました?
海人 パンチ力とかも全然感じなかったですし、圧力自体は6月のTHE MATCHで対戦した野杁(正明)選手の方があったと感じました。今後、自分よりも身長が高く、当日にリカバリーして馬鹿でかくなっている外国人選手と当たった時にどうなるかは分かりませんが、ぺティ選手に関しては全然問題なかったです。でも、一度勝った選手には興味がないのですが、ぺティ選手とはもう一度やりたいぐらいですね。今回、自分がクリーンヒット数で上回っていたと思いますし、次やればもっとはっきりレベルの差を見せられると思います。

――一度勝っている選手ともう一度やりたいと海人選手が言うのは珍しいですよね?
海人 RISEミドル級チャンピオンのイ・ソンヒョン選手とは以前にシュートボクシング(以下SB)のリングで戦って(2019年9月28日)、僕が勝ちましたが、ソンヒョン選手はRISEルールだとさらに強くなると感じたので次は相手の得意なRISEルールで再戦したいと思いました。ぺティ選手は判定結果にも納得していない様子だったので、もう一回やったろか? という気持ちがあります。

――今回はぺティ戦から1カ月も経たないスパンでSB参戦が決まりました。右足の怪我の状況もありながらなぜ出場しようと思ったのでしょう。
海人 僕は試合間隔を空けたくないですし、今は回復して問題ないのですが、怪我をしていたとしてもSBのエーとして任せられた仕事をしっかり全うしたいと思ったので、「9月のSBの興行には出る」と雑誌などのインタビューでも言い続けていました。世界に挑戦していく中でムエタイの現役チャンピオンとやらせてもらえて、しかも久々のヒジ打ちありということなので試合に対するモチベーションが上がりましたね。

――今回の相手、ケンダル・カラクァート選手の試合映像は見られました?
海人 ムエタイの選手らしく独特のリズムで戦うのですが、ヒジ打ちを主体に、コンビネーションとかも巧くて、通常のムエタイとはまた違う動きをするのが印象的でした。MAX MUAYTHAIの現チャンピオンですし、僕は70kgの世界の頂点に立つためにもクリアしないといけない一戦だと思います。

――ヒジ打ちありは今年2月のチューチャイ・ハーデスワークアウトジム戦以来ですね。そこに関しても問題ありませんか?
海人 そうですね。チューチャイ戦からヒジ打ちなしの試合を2試合挟みましたが、それほど感覚が空いたわけではないですし、ヒジ打ちがあることでいつも以上に自由に戦える感覚があります。THE MATCHの試合以降、自分のことを応援してくれる方も増えたので、僕のヒジ打ちありの試合も見ていただいて、しっかり盛り上げた上で勝ちたいと思います。

――相手の土俵で戦い勝つ。まさに海人選手がこだわる戦い方ですね。
海人 誰がいるかは分かりませんが、世界にヒジ打ちありの70kgのトップクラスの選手がいるならヒジ打ち無しでやっても意味がありません。ONEにはヒジなしの世界強豪選手が揃っていますが、そこに出ている選手たちともやっていきたいですし、僕はヒジ打ちありルールでも世界最強を目指したいと思っているので、今回久々なのでかなり燃えています。

――現在13連勝中ですが、連勝にこだわりはあります?
海人 そこにこだわりはありませんが、自分は一回も負けたくないので毎回確実に自分が納得できる結果を積み重ねるだけです。自分が世界レベルの選手であること、自分が世界最強になる男だというのを次の試合で見せるので楽しみにして下さい。

▼70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者)
vs
ケンダル・カラクァート(ベルギー/トルコ/MAX MuayThai-76kg級王者)

大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/26099/


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